証拠物件

マグマが急上昇すると針状結晶ができるそうだが、これは違うな。
針状カーボナード的、コマチアイトという溶岩らしい。
電気石のようにも見えるが、硬い。

薬師岳側物件

山は脆い花崗岩で出来ている。

この花崗岩、ヒーノカルデラ他、北上川沿いにある花崗岩とは異質です。
2014-09-19「南はヌーナ大陸」南中国・オーストラリアはヌーナ東岸に接していたという。
薬師岳花崗岩のファーブルは、2014-11-3「橋野高炉」へ。

古そうな地層。断崖の下にあって近づけない。

これだろうか、

カリウム質な砂が海に堆積したようだ、と思ったが。
黒い所の石をファーブルで見ると、

スーパープルームではないか。カリウム質岩盤を溶かしたのか。
コマチアイト、南部北上島の基盤岩とみてよさそうだ。
2016-12-27 「南北衝突」へ。

薬師川に一番多いのは花崗岩、続いて、緑色岩か、あるいは蛇紋岩。


早池峰側物件

衝突前の北部北上島のまわりの浅海に堆積した泥質縞状石灰岩。

吹き飛ばされているから、少数。

熱変性した泥質縞状石灰岩か。

御山川登山口の岩と同じ。

緑色岩。

蛇紋かな。

ちょと気になる地層。

右側、海底の泥か。左側は、泥質縞状石灰岩。

川を境に、北部北上島の泥質縞状石灰岩・緑色岩と
南部北上島の花崗岩・カリウム質岩石が衝突の痕跡を見せている。

メモ
氷河痕
http://ameblo.jp/torii-hoken-kensa/entry-11596177150.html

堆積岩
http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/ES_C_T2.html
≪始生代や原生代の石灰岩の多くは、ストロマトライト構造（stromatolite structure）をもっている
　ラン藻類などの分泌物が形成した縞状構造や同心円構造のこと。≫

衝突は原生代っか。