蛇紋岩の記憶

ヤブーの成り立ちは蛇紋岩を調べれば分かりそうだ。岩洞ダムへ。

最新の空想は、海底火山から出来た島が陥没、岩洞ダムを囲む山並を作った。
リング状の島にはストロマトライトが生息し堆積層を形成した。
大陸が集まり火山活動が始まると海底火山から蛇紋岩マグマが噴出した。
島は隆起し現在に至る。

ロックフィルダムの向う端に火口壁を思わせる山がある。


タイトルは壁の下に転がっている岩でストロマトライト？　片麻岩？
ファーブルで見ると、（縦の方が縞模様が良く見えるので９０度回転）

左側の緑は微小球粒橄欖石。2倍の大きさで、

ストロマトライトは海に漂っている砂を固定するという。
当時の海には隕石由来の砂が漂っていたのかもしれない。

コンドライトの説明に
≪主にカンラン石や輝石からなる「コンドリュール」という球状の物質(直径数百μm - 数mm)が含まれる隕石。≫
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20130718/358457/?ST=labo&P=2

この石の上に蛇紋岩。

ストロマトライトを突き抜けた岩脈と思われる。

軽松沢川、

海底に吹き出したためか、すべて丸い石。
蛇紋岩


島は隆起し、これ以降、海に沈むことはなく火山活動はなかったと思われる。
岩洞から砂子沢方面まで噴出しなかった蛇紋岩が岩盤として残り、
後の火山活動で地上に現れたものと推理する。

では、蛇紋岩の岩盤を吹き飛ばした火山はいつのものか。

蛇紋岩を粉砕したのは石灰質な溶岩。
八幡平でも同じ溶岩を見ることが出来る。
2015-09-24「太古の八幡平」へ。
シンズークか。

この時のプルームを探しに出かけるとしよう。