JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

上の風

2013-07-18 22:28:58 | 昔々
2012年9月7日「風」の続きです。

昨年は、風圧によって侵入した匂いが部屋の中で濃縮される現象について説明しました。
解決法は風下の窓を開ける、でしたが、風下は負圧になりますから室内も負圧になります。
室内が負圧になると余計に侵入が増え、濃縮はなくなるものの匂いを消すことは出来ませんでした。

負圧にならないように、何処から空気を取り入れる必要があります。
何か無いかと見回して、ありました。煙突です。
早速、煙突を開け、換気扇を回したところ良い結果がえられました。

それならと、ストーブの扉を開け、吸気用パイプファンPanasonic製を取り付けました。
窓は全て閉めてありますから、室内は正圧になっています。
紙フィルターは外し、風量は弱で十分なようです。
煙突は屋根上50センチ、地上10メートルの風を吸い込みます。

煙突吸気・換気扇排気では煙突以外からの吸気もあるらしく汚れが溜まる場所がありました。
吸気ファンを用いる方法では室内が正圧になりますから家中万遍なく快適です。

風は通常、下向きに拡散しながら横に流れます。
屋根の上、十分に高いところの空気は汚れていません。
壁からの吸気では汚れを吸い込む事になります。
特に夜間は無風で空気が淀みますので、高いところからの吸気は効果大です。

想定外の効果
地表は太陽で熱せられ暑くなります。
地上10メートル、さほど変わらないだろうと思っていましたが、
予想以上に温度が低いようです。
なかなかの涼風、節電にもなり、絶対のお勧めです。
蚊取り線香不要も助かる。

大気汚染は今後増大する方向にあることは間違いありません。
新築を予定しているようでしたら、煙突吸気、吸気タワーなど考えてみてはどうでしょう。
地下街用の吸気塔はあるようですが、住宅用、作ったら幾らくらいになるかなぁ。
新しい商品だから、頼まれる業者も困るでしょうね。
困らないか。ストーブなしの煙突工事だけだし。

我が家も吸気タワー、考えるか。冬には本来の使い方に戻さねば。

昨夜は、ワンコも私も、くしゃみで起こされた。もう少し高さが欲しい。

ひと夏が過ぎ、平均的な屋根の高さプラス1メートルあれば完璧かな。

12月13日
冬になって、風が北西に変わった。吸気ファンをオフにしたが、問題無し。
南西方向には市街地、田舎の空気も都市化したか。

1年後5月末
早くも最高気温が30度に達したという。
昔、30度を越えるのはせいぜい2週間くらいだったのに。
市街地からの西風が大きな分子を運んで来ている。
暑くなると始まるこの現象、喘息の原因になるので辛い。

下の風
煙突の高さでは防げなくなった。
諦めて、床下からの吸気に変えた。
Panasonicの住宅に採用されている。
埃っぽい床下から吸気して問題ないのか心配だったが、
土臭かったのは最初だけ、キレイな涼風が吹き上がってくる。

2015年の結論
上の方がキレイなのは間違いないが、高さのは限界がある。
防げなかった分はエアコンで清浄化する。
エアコンの風量を手動・一定の風にすると清浄器としての効果が期待できる。

沢の風で避暑、これが壱番。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蛇紋岩とダイヤ | トップ | 久々の晴れ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

昔々」カテゴリの最新記事