JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

八面体を彫る

2014-08-27 08:28:57 | ダイヤモンド
ダイヤモンド砥石の角を使うと直線的な溝が彫れます。
石目?を良く見て、溝を彫り、タガネでドン。
うまく割れれば、八面体。
包丁で切ったようには割れませんね。

八面体まで、あと2面。これがうまく割れない。
ダイヤモンドカッターで溝を掘ったが、自由自在、いかん、グラファイトじゃ。
相転移しても幾らか固さを残すのでしょうか。

以降、もしかすればの参考。

おっと、見逃すところでした。溝の中です。

表面は黒ですが、溝の深いところは白です。
おそらくこれは透明です。
多結晶の結晶粒が小さいと黒になりますが、大きいと透明になります。
細粒カーボナードからは黒が、粗粒カーボナードからは透明が出る。
粗粒を探せ。

生原石は、すりガラスの様だという。
白も黒もカーボナード・コーテッドなのだ。
違いはカーボナードの粒の大きさだ。決まり。

写真は、光共振が吸収になるか反射になるかの境界を示している。

石目?・・・正しい表現ではありません。
多結晶と単結晶の間には柔らかいところがあって、ダイヤモンドカッターの歯が楽に入ります。
写真の白い部分には粉が見えています。柔らかい理由かもしれません。
割れやすい部分でもあり、ここを叩くと綺麗に割れます。

この相転移したグラファイト、均質ですから、おもしろい素材です。
ダイヤモンドのカッターとヤスリを使い何か作るかな。

http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/30448
≪地球マントルの最深部にあるメルトの一部がどのように生成されたかを明らかにする実験的研究の結果が、RohrbachとSchmidtによって報告され、カーボナタイトメルトは約250キロメートルよりも深部で再循環されると、還元されて流動性の低いダイヤモンドになることが示された。このような炭素に富んだマントル不均質部分が上昇マントルの一部となると、ダイヤモンドが必然的にFe3+と反応して、深さ約660キロメートルから250キロメートルでカーボナタイトの「酸化還元融解」が起こり、地球マントルの深部に存在するメルトが形成されると、彼らは推測している。≫

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