百万の精鋭、辺塞(へんさい)を守り、シーザーの宮殿に弦声高くして驍勇(ぎょうゆう)恩賞にほこりし時、神はその子をベツレヘムの丘上、牛羊、槽中にその食をさぐるところに降したまいて、人類救済の道を開きたまえり。
革新の世に臨むや常にかくのごとし。
世のこぞってこれを帝王と軍隊とに待ち望む時に、神は貧児を茅屋(ぼうおく)のもとに降して、世に新紀元を開きたもう。
今やふたたび革新の声高し。われらをして東方の博士にならい、われらの救い主を求めんがためにロマに行かずしてベツレヘムに詣(いた)らしめよ。 (内村鑑三)
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(今日のお弁当)
魚の野菜あんかけ
ひじきの煮物
もやしの中華風
白玉あずき
(今日の夕食)
[肉の料理]
[野菜類は昼食と同じ]
(以上、樹)