経済産業省の「第1回二酸化炭素地中貯留技術研究開発及び低品位廃熱を利用する二酸化炭素分離回収技術開発プロジェクトに関する評価検討会」を傍聴した。
有識者の委員5名、事務局数名、説明者数名、合計12~3名の会議の傍聴者がおよそ40~50名。2時間ぴったりの会議であった。
新潟県長岡市の帝国石油㈱南長岡鉱山 岩野原基地で、平成12年度から始まった地下貯留実証実験で、すでに一万トン以上のCO2を地下貯留し、圧力・温度検査をはじめ、弾性波速度実験や灰長石溶解速度測定など種々の測定を行い、結果を出しているとの報告に感心した。
すでに商業ベースでCO2地下貯留を進めている米国やカナダに大きく水をあけられて、わが国は竹槍並みの「ハチドリ作戦」にのみ熱中しているかと絶望的な思いでいたのだが(12月29日のブログ「経済合理性」参照)、やや愁眉を開く一日であった。
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(今日のお弁当)
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(今日の夕食)
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