
LEDランプ用のテストピースが焼きあがった。今回は釉薬というより化粧土に近いものを施す考え。いくつかの中で使えそうなのが写真のピース。素焼きの上に下地処理として、水で溶いた酸化物を刷毛塗りした後、ある程度乾いてから拭き取り、更に乾かしてから化粧土を刷毛塗りした。各々の配合は以下の通り。土は、「精土」の信楽赤1(わずか鉄分を含む)で弱めの還元焼成。
下地 :二酸化マンガン2、弁柄1(10×20cmの板に計3g)
化粧土(上):九谷磁土66、鼠石灰33、酸化チタン5、酸化銅1
(中):九谷磁土66、鼠石灰33、酸化チタン3、鬼板3
(下):九谷磁土66、鼠石灰33、鬼板6
思ったより下地の影響が出ていた。酸化銅によるうっすらした緑が良い感じ。
この辺を組み合わせて使って見ようと、いまの所考えている。
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