河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

ちょっといっぷく49 ご利益

2023年03月28日 | よもやま話

一昨日の雨で畑はまだ濡れている。草抜きくらいしかできない。
ほんでもって、昼から、「花見に行こか!」と車で南へ。千早街道に入って、ふと「今日は何日や?」、「28日!」。
「ほなら不動さんにでもお詣りしょ!」と、「でも」付の滝谷不動尊参拝。
日本三不動の一つで「目の神様」「芽の出る不動様」などと呼ばれる。

どっちもご利益にあやかりたい。
「おい、賽銭おくれ」、「あっ、一円しかない」。

「仏説 摩訶 般若波羅蜜多心経・・・」と般若心経を一巻唱えたつもりで、お賽銭の一円。
チャリーンではなくニャラリーンと乾いた音。どうもご利益に与(あずか)りそうにない。
露店をひやかそうと境内を出たが、店がない。昔は駅まで露店が並んでいたのに・・・。
しかたなく、帰ろうとすると、下の駐車場に15店ほどが開店していた。
乾物屋があって、干しエビを500円で売っっていたので、買おうかどうかまよっていると。
店の大将が「おいしいで!」と、シラス干しを一つかみして、私と相棒に試食させてくれる。
それを食べながら買おうかどうかまよっていると、店の奥さんが唐突に「1000円!」。
「1000円? 高いやろ!」
「三つで1000円!」
「それを早よ言わんかい!」
というので、干しエビ2つとシラス干しを購入。

ちょっと得した気分。滝谷不動の仏さんは、賽銭一円のまよえる人間にも平等にご利益をくださる。
気分よく、近くの富田林のサバ―ファームの前の「にこにこ市場」へ。
桜は満開!

コメント
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