河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

茶話108 / 爪

2024年01月22日 | よもやま話

もう三週間ほど、畑作業は冬休み状態。
土をいじっていると、手袋をしていても爪の中に土が入る。
タワシや歯ブラシでゴシゴシするが、今はその必要がない。一年で最も爪が綺麗な時期だ。
そのせいか、あるいは歳のせいか、爪がよく伸びる。
一般的には、一日で 約 0.1mm、一ヵ月で約 3.0~4.0mm ほど成長するらしいが、その倍以上の速さで伸びているように感じる>

苦髪楽爪(くがみらくづめ)」という言葉がある。
苦労しているときには頭髪がよく伸び、楽をしているときには爪がよく伸びるという意味。
やはり、楽をしているから爪が速く伸びるのか・・・、いや、それにしても髪が伸びない。
逆の「苦爪楽髪(くづめらくがみ)」という言葉もある。
苦労が多い時は爪がよく伸び、楽な時は髪の毛がよく伸びるという意味。
しかし、これもあてはまらない。
つまりは、爪と髪には相関関係が無く、ましてや我が頭髪を基準に考えてはならないということなのか?

爪に縦線やでこぼこが出てくるように、健康状態も爪の伸び方に影響する。
ところが、病気で入院している人の爪は、健康な人の爪よりもずつと速く伸びるのだという。
新陳代謝が悪いのだから伸びないはずだが、どうやら睡眠時間に関係しているらしい。
睡眠が充分だとよく伸び、睡眠不足だと爪の伸びが遅いということなのか?
なるほど、畑作業もな無いので、夜の9時に寝て、朝は7時に起きている。
よく寝入っているから爪が速く伸びるのだ!
そうか! だから英語で「nail」というのか!


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