老人会の日帰り旅行から4時に家に帰って来ると、体が急にだるい。
これはヤバイぞと横になる。
二時間ほど寝て、体温を計ると平熱より1度高い。
ますますヤバイぞと、昼間にたらふく食べているし、温泉にも充分に入っているので、夕食も風呂もパスして布団の中へ。
夜中に何度も目が覚める。
体温は1.5度高いが、頭も喉も痛くないし咳も出ない。
しかし、痛い・・・!
朝になると体温は平熱に戻っていたが、やはり痛い。
ちょうど、持病の薬をもらいに行く時期だったので、同級生の掛かり付け医へ。
症状を話すと、「ここしばらく無理したのとちゃうか?」
「落花生と里芋を売らなあかんし、玉ネギも植えなあかんし、体ガクガクや!」
「それは別の"持病"が出てきたんやがな。熱出るほどやからかなり痛いやろ?」
「かなり痛い! 夜も寝られへん!」
「ほな、前にも出した塗り薬と、今回は飲み薬も出しておくさかいに、しばらく様子をみて」
実は一週間ほど前から内の方でズキズキしていた。
それが、その日の夕方、飲み薬が効いたのか、突如として飛び出した。
今までの経験から飛び出した方が治しやすい。
薬を塗りたくって、痛み止めを飲んで寝る。
それでも何度も目が覚めて、体温は2度高い。
妊婦の生みの苦しみとはこういうものなのだろうと独り合点して無理やり眠る。
そんなのが三日ほど続いて、四日目あたりから少しずつ楽になってきた。
明日には普通になっているだろう。
こんな話、若ければ人に話せないが、年寄りだからいいだろう。
こんな話、読んでもおももしろくないが、これしかネタがないのだからいいだろう。
この間、雨が続いたので畑へも行:けなくてのんびり過ごした。
雨降って地固まる話である。
※光峨飯島明 [画]『旅日記』 国立国会図書館デジタルコレクション
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