アイリス あいりす 

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横須賀に あのロナルドレーガン空母がやってくる また地震か?<2690>

2015-10-13 23:50:27 | 社会問題 日々雑感

♫ 東日本大震災のとき、友達作戦とか言って、すぐに駆けつけて私達国民を助けてくれました。東北の人達は、「ありがとう」と言って本当に喜んでいました。しかし、その後この空母が津波を起こす原子爆弾を海中に放ったのではないかと、言われているのです、その数は3発です。場所が違うことから、3か所からの大津波が東北を襲ったのです。想定外の津波と気象庁が叫んでいたのは、こういう事だったからです。津波は、地震が起こされたことに加えて、別に起こされた可能性が高いのです。その空母は、ドナルド・レーガンです。

また横須賀にやってくるというのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

http://www.rimpeace.or.jp 「追跡在日米軍」

http://www.rimpeace.or.jp/jrp/umi/yokosuka/151002protest.html より転載しました。

10月2日夜、横須賀基地の目の前の公園で開かれた抗議集会

レーガン入港の翌日、ヴェルニー公園で「原子力空母ロナルド・レーガン横須賀配備抗議!母港撤回を求める全国集会」が開催された。

集会アピールは「米国外で唯一の「空母の母港」が長期におよび、永続化しかねない状況にあります。この間、湾岸戦争、イラクやアフガンへの米軍の攻撃の中心には横須賀の「空母戦闘団」がいました。その空母随伴のイージス艦の追加配備も進行中です。不戦の憲法のもとで、米軍の前方展開戦力の拠点が存在し、強化されていく矛盾を放置するわけにはいきません」と訴える。

参加者は神奈川、関東各地、沖縄の代表等2800人。

 


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日米合作の原爆投下 原爆投下を握りつぶした大本営<2689>

2015-10-13 16:45:35 | 天皇まんざーい

♫ 先日アップした記事

 http://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/4ee9ab5e8a442055e8f33efcee3c9fa0 で湯川博士と森一久氏の子弟関係にもかかわらず、湯川博士から広島については、何も聞かされていなくて、森氏は母親と兄弟をなくしていました。湯川博士が同席していたと、証言されて、森氏はどう思ったでしょうね。森氏への金銭的な援助とは、湯川博士とは、ノーベル賞とは、と、いくつも謎をもつ話です。

そして、どうやら、原爆投下は日本の支配者層と科学者たちの一部は知り得ていた。そういうことのようです。ですから、原爆を落としたアメリカに対して訴訟を起こすなどという、話など、もし出たとしても、握り潰されたでしょうね。これは世紀の戦争犯罪ですよ。史上初の原爆投下をした、まぎれもない戦争犯罪です。

それが、日米の合作だということが、わかってきました。あまりにも、ひどいことです。国民を民草と呼んでいた、昭和天皇の心がわかりますね。

まるで、好々爺のように、笑顔をみせていました。すっかり騙されていました。広田弘毅首相が、「天皇まんざーい」と言って死刑になった話は、こういう事を彼は言いたかったのではないでしょうか?戦後70年の総括は、偽物政府はしようとせず、まだ逃げようとしています。それはなぜでしょう?自らが戦犯の家族であるからに相違ないです。そして天皇だけを守ろうとしているのです。

この話を読むと、ここまでひどい昭和天皇を、私達は崇拝していたのだと、実にばかばかしくなります。この酷さを知って、心が震えない人がいるでしょうか?目覚める人が増えてくれることを、祈ります。

人類の奴隷解放へ、日本人は目覚めよ!!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

長周新聞より転載しました。http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/nitibeigaltusakunogenbakutoukawokokuhatu.html

 

日米合作の原爆投下を告発
   関連書籍・資料にみる    2015年10月7日付

 原爆投下知り握り潰した大本営 予告聞いた被爆市民の経験

 藤原章生(ジャーナリスト)の近著『湯川博士、原爆投下を知っていたのですか』(新潮社)は湯川秀樹の「最後の弟子」で、「原子力ムラ内の批判派」といわれた故・森一久の半生をたどっている。森は広島で被爆しておりそれを知る湯川秀樹から生活上の配慮、世話を受けていた。著者は、森自身がその背景に湯川が戦時中に広島に原爆が投下されることを知っていたことがあるのではないかとの思いをめぐらせていた事情を明らかにしている。
 それによると、今も現役の水田泰次・大阪合金工業所会長が、京大工学部冶金教室に入学したばかりの1945年5月、西村秀雄主任教授から広島市内に住居がある学生として呼び出され、アメリカの原爆開発について情報を得たことを、森と同じ旧制・広島高校の同窓会誌に書いていた。

 第1回現地テストを広島で 米国学会から知らせ 

 水田青年はそこで、「米国の学会から秘密裡にニュースが先生に送られ、当時原爆製作を競争していた日本より先に、米国が成功し、その第1回現地テストを広島で行う予定が決まったから、出来るだけ早く親を疎開させなさい」といわれたこと、それを受けて「早速帰広し、特高警察等の関係のため、誰にも話すことが出来ないまま、父を無理矢理、理由も云わずに、廿日市まで大八車で、家財を積んで疎開させた」と証言していた。
 森が水田と直接会って確かめるなかで、「そのとき湯川博士が同席していた」ことを知らされ、大きな衝撃を受けたという。
 本書では、森がこの問題に自問自答しつつ結局解明されないまま他界したことを明らかにしつつ、著者自身もそのことの真相に迫れないままもどかしさを残して終えている。
 本書では明らかにされていないが、湯川博士とアメリカの原爆製造計画(マンハッタン計画)に携わった科学者との間で、戦前から学術的な連携関係があったことは事実である。また、アメリカでは原爆が投下される半年前に、「原爆使用反対」の声や「日本の都市に落とす前に警告を発すべきだ」などの要請が、原爆開発に携わった科学者の間から出されていた。湯川博士が、その中心となったシカゴ大学冶金研究所のコンプトン所長と親しい関係にあったことも知られている。
 だが、この問題はあらためて、広島、長崎への原爆投下について一部の人は事前に知らされており、さらに疎開して助かった者がいたことを考える機会を与えることになった。この種の証言はこれまでもいくつか活字でもなされてきた。

 敵国の放送聞いてはならぬ 市民の情報遮断し 

 たとえば、織井青吾著『原子爆弾は語り続ける―ヒロシマ六〇年』(2005年、社会評論社)は、当時14歳の織井氏が原爆投下の直前、陸軍通信隊(当時広島文理大に駐留)の兵士から次のような話を聞いたことを明らかにしている。
 「米軍の情報によるとね、明日6日、広島に新型爆弾を投下するから、非戦闘員、つまり坊やとか女子供、年寄りの人たちは、今夜から郊外に避難せよと通告している……それを知らせてあげようと思ってね……」「兄さんも避難したいが、兵隊だからそれは出来ない。しかし、坊やなら出来る」
 これは、「日本児童文学者協会・日本子どもを守る会」編『続・語りつぐ戦争体験一ーー原爆予告をきいた』(1983年、草土文化)に掲載された宮本広三氏の体験と重なるものである。宮本氏は当時25歳で、広島逓信局の監督課無線係として勤務していた。8月1日、受信調整をおこなうとき、サイパンから流されるアメリカの日本向けラジオ放送(「ボイス・オブ・アメリカ」)が「8月5日に、特殊爆弾で広島を攻撃するから、非戦闘員は広島から逃げて行きなさい」と数回くり返したのを聞いた。
 宮本氏は、「敵国の放送は聞いてはならない」と厳命を受けていた。しかし、これまでときおり聞こえたこの放送局からのニュースや空爆の予告が、実際に起こった空爆と合致していたことから係長にこのことを報告する。だが、「敵性放送を聞くとはなにごとだ、デマをもらしてはいけんから、おまえは家に帰さん!」と叱り飛ばされた。
 5日には何事もなかったかのように見えたが、翌朝、警戒警報が解除されて係長が出勤し「やっぱりなにもなかったじゃないか」と話したときに、原爆の直撃を受けた。
 黒木雄司著『原爆投下は予告されていた!』(1992年、光文社)も著者が中国戦線の航空情報連隊情報室に勤務していたとき、インドのニューディリー放送による広島・長崎への原爆投下の予告を傍受した体験を克明に記録したものである。
 著者はその「まえがき」で次のように書いている。「このニューディリー放送では原爆に関連して、まず昭和20年6月1日、スチムソン委員会が全会一致で日本に原子爆弾投下を米国大統領に勧告したこと。次に7月15日、世界で初めての原子爆弾爆発の実験成功のこと。さらに8月三3日、原子爆弾第1号として8月6日広島に投下することが決定し、投下後どうなるか詳しい予告を3日はもちろん、4日も5日も毎日続けて朝と昼と晩の3回延べ9回の予告放送をし、長崎原爆投下も2日前から同様に毎日3回ずつ原爆投下とその影響などを予告してきた」
 「この一連のニューディリー放送にもとづいて第5航空情報連隊情報室長・芦田大尉は第5航空情報連隊長に6月1日以降そのつど、詳細に報告され、連隊長もさらに上部に上部にと報告されていた模様だったが、どうも大本営まで報告されていなかったのではないだろうか。どこかのところで握りつぶされたのだろう。だれが握りつぶしたのか腹が立ってならぬ」

 爆心地に市民集め大虐殺 天皇、支配層の延命条件に

 これらのアメリカからの情報が、大本営、天皇とその周辺に伝わっていたことはいうまでもない。『広島原爆戦災誌 第一巻』(広島市役所編)によると、すでに8月3日には大本営から「8月4日から7日にかけて、アメリカ空軍の特殊攻撃がある。十分注意を怠らず。対戦処置をとるべし」という暗号電報が広島の各部隊に入っていたのである。だが、それは箝口令のもと、広島市民にはまったく知らされなかった。そればかりか、原爆搭載機の侵入を手助けする形で警戒警報を解除し、広島市民がもっとも街頭で活動する午前8時15分、アメリカが史上もっとも残虐な兵器を投下できるよう犬馬の労をとったのである。それは長崎でも同じであった。
 大本営は広島市内に、警戒を発した8月3日から連日、学校関係者が口をそろえて危険な作業に極力反対したにもかかわらず、広島市内に義勇隊約3万人、女子学生・中学生の学徒隊1万5000人を動員させた。こうして、「小銃を渡すこともない編制中の玉砕予定部隊の老兵」「竹槍の女子挺身隊員」「女子学生や中学1、2年生」ら、中学生以上の市民を爆心地周辺に集めて被害を拡大させることまでやってのけた。
 古川愛哲著『原爆投下は予告されていたーー 国民を見殺しにした帝国陸海軍の犯罪』(2011年、講談社)は、「本土防衛を任務」とすることを掲げて広島に置かれた第2総軍司令部が、原爆が投下されることを知りながら市民に緊急警報や退避命令を出さなかったこと、それどころか箝口令を敷いて、原爆で広島市街が焼かれるのを待ったことを怒りを込めて暴露している。
 この著者も、アメリカが短波、中波のラジオ放送を使って原爆投下の日時、目標地を日本の支配層に向けて知らせていたこと、日本の支配層もそれを傍受して対応していたこと、アメリカ政府や軍の通信の傍受、空からまかれた宣伝ビラ(伝単)、さらに捕虜の供述などから大本営はもとより一般市民の間でも原爆が投下されることはささやかれる状況にあったことを浮き彫りにしている。
 第2総軍司令部は広島、長崎に向かうB29原爆投下機の動向については当日も、レーダーや無線ではっきりととらえ追跡していた。だが広島では高射砲でエノラゲイに照準を合わせていながら、「撃て」の命令は出されなかった。長崎でも、大村航空隊で迎撃の態勢をとっていたにもかかわらず、出撃命令が出されなかった。
 著者は、このような異常な状況が生まれた根拠、その背景について、海軍の極秘裏の敗戦工作、とくにアメリカとの「国体」の護持をめぐる取引がからんでいたことを強調している。
 広島、長崎への原爆投下はイギリスと情報を共有して進められた。チャーチルはすでに45年7月24日、原爆実験の成功を聞いた直後に「8月5日に爆弾が投下され、15日に日本は降伏するだろう」と語っていた。著者はそこから、「広島と長崎の原爆投下の日付をOWI(米戦時情報局)のボイス・オブ・アメリカがアメリカ標準時の日付で放送する。ただし、日本海軍は原爆投下の妨害をしない」という取引がなされたと、推測している。
 とくに、ライシャワー(戦後の駐日大使)の具申によって、VOA(ボイス・オブ・アメリカ)や中国からの短波放送、日本の支配層や日本語に通じたザカリアス大佐による中波のサイパン放送などを通して、グルー国務長官(元駐日大使)やザカリアスと公私とも親密な関係にあった米内光政・海相らに働きかけ、日本側のアメリカ向け短波の逆発信によるやりとりがあったことについてくわしく論じている。
 また、原爆投下がなされたのちも、被爆市民に原子爆弾とは知らせずに、「新型爆弾」「調査中」という情報隠ぺいによって、放射能被曝に意図的にさらし、ますます市民を被爆させたことを糾弾している。
 著者は長崎についてもアメリカのドキュメンタリー映画が、原爆投下直後の1945年8月9日、連合軍捕虜を救出するために米軍が空母機動部隊による救出作戦で長崎に上陸したことを描いている事実を明らかにしている。そのとき、小舟で長崎に上陸したが、その水先案内を日本側が務めたという証言がやられていた。日米共同の救出作戦が秘密裡におこなわれていたというものである。
 当時長崎市内では「米軍が上陸してくる」という噂が流れ、多くの市民が山の方に避難したという幾多の証言にふれて、また捕虜収容所の被爆や避難状況、捕虜収容数の記録のあいまいさ、被爆市民が見た捕虜の様子などから、その「噂」は根拠がないものではなかったと見ている。
 著者は、諸外国と比べて「日本国内では政治家や官僚、高級軍人の多くが生き残った」という第2次世界大戦の異様さへの疑問からこのテーマに挑んだこと、そこで判明した厳然たる事実は「近代的な軍の本土防衛とは、本土の国民を守ること」だとされる常識は成り立たず、「国体護持」つまり天皇の支配の延命のために、国民の生命を差し出し見殺しにしたことを告発している。
 アメリカの広島、長崎への原爆投下でとった日本の支配層の対応は、東京をはじめとする都市空襲、沖縄戦、さらには外地で320万人もの国民を無惨に殺りくした戦争全般に通じるものである。被爆70年の現実は、それが、アメリカが日本を単独占領し戦犯をそのまま支配層につけて属国支配する必要から、国民がみずから主人公となる社会を築く力をはく奪するためのものであったことを教えている。

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翁長知事 辺野古埋め立て承認取り消し会見(録画)<2688>

2015-10-13 14:14:00 | 社会問題 日々雑感

翁長知事 辺野古埋め立て承認取り消し会見(録画)

ハフィントンポストより転載しました。

http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/12/onaga-cancelled-landmill-of-henoko_n_8283004.html?utm_hp_ref=japan

沖縄県の翁長雄志知事は10月13日、アメリカ軍普天間飛行場の移設先となっている名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消した。沖縄タイムスなどが伝えた。

2014年に翁長知事が当選してから、辺野古移設を巡って続いてきた安倍政権と沖縄県との対立は、決定的な局面を迎えた。

県は工事主体となる日本政府の防衛施設局に、承認取り消しの通知書を渡した。朝日新聞デジタルによると、「普天間飛行場が他の都道府県に移転したとしても、沖縄には依然として米軍基地や自衛隊基地があり、抑止力が許容できない程度まで低下することはない」「県内移設の理由として地理的優位性などが挙げられているが、根拠が示されていない」などが理由となっている。

午前10時から記者会見した翁長知事は、埋め立てを承認した仲井真弘多・前知事の手続きは法的に瑕疵(欠陥)があるとしたほか、仲井真氏が2010年の知事選で普天間の県外移設を掲げながら、2013年に辺野古埋め立て承認へと転換したことを「容認できなかった」と批判。次のように述べた。

就任から10カ月3日目。閣僚との対話や1カ月間の集中協議でも溝が埋まらなかったと強調した。その上で「沖縄の考え方、思い、今日までのいろんなことに理解をいただけることはなかった。裁判を意識し、法律的にも、政治的な意味でも県民、国民に理解いただけるよう、(新たに)出発していこうという気持ちである」と話した。


翁長知事「承認取り消しが相当」 決断の背景に基地の過重負担 | 沖縄タイムス+プラスより 2015/10/13 11:15)

 
 

一方、中谷元・防衛相は13日の閣議後会見で、前知事の承認は「何ら瑕疵(かし)はなく、翁長知事の取消処分は違法」と批判。14日以降に承認取り消しの無効確認を求め、国土交通相に審査請求と、その裁決が出るまでの承認取り消し執行停止を求める考えを示した。沖縄県側も法的な対抗措置を執るとみられ、国と沖縄県の対立は法廷闘争に持ち込まれる可能性が大きい。

 

twitterより転載しました。

琉球新報【号外】「辺野古承認取り消し 知事、新基地建設を阻止。知事は13日午前10時前知事による埋め立て承認を取り消したと発表。辺野古新基地建設に対して県が法的権限を行使した阻止行動に踏み切るのは初めて。埋め立て承認の取り消しで、政府の新基地建設作業は法的根拠を失う異例の事態」

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♫ まだまだ長い道のようです。偽物政府はこれからも沖縄への嫌がらせをするのでしょうか?沖縄の人達が、独立を言うのも、時間の問題だと思います。火をつけるのは、偽物政府ですから。

米軍は沖縄から撤去すべき!!!


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ウクライナ問題とシリアのISの共通点を見出すNATO事務総長<2687>

2015-10-13 13:32:26 | 社会問題 日々雑感

スプートニク日本より転載しました。


【NATO、「イスラム国」、ウクライナのナショナリズム―3つの頭をもつモンスター】

先日ウクライナをストルテンベルグNATO事務総長が訪れた。中東の軍事紛争が非常に緊迫している中でNATOという軍事ブロックのリーダーがダマスカスでもアンカラでもバグダッドでもなくキエフを訪れたことは、一見奇妙に見えるかもしれない。イスラム系のテロ組織が公然とキリスト教世界全体に対して敵対的な力を蓄えているのは、他ならぬ中東地域なのだから。

 

MIA「ロシア・セヴォードニャ」の専門家で哲学者のウラジーミル・レペヒン氏は、NATO事務総長がウクライナを訪問する目的は、「イスラム国」と実は同一の本性をもった政権を支持することだ、と見ている。両者の違いはわずかに次の点にしか見出されない。すなわち、ウクライナのウルトラナショナリストらはクリスチャンを装い、「イスラム国」はムスリムを装っているということ。どちらにせよNATOには、身内の存在だ。
一見、このような思考は世迷いごとだと見えるかもしれない。不健全な空想の産物に過ぎない、と。しかし、この思考においては、実は全てが非常に論理だっているのである。

ここ何週間か、EUの対ウクライナ関係は明らかに冷え込んだ。難民問題のおかげでEUはキエフに対する義務から逃れるチャンスを手に入れた。そうして欧州大陸の南の境界に注意を向けかえた。

 

キエフとNATOの間には、これとは異なるタイプの相互関係が打ち立てられている。NATOにはEUとは異なる優先順位がある。欧州の社会的危機を、NATOは問題にしない。NATOにとっての最優先は、「ヴァーチャルな」敵との永遠の闘争である。NATOの目には、ロシアという敵がいる。NATOの役人たちは、あらゆる機会をつかまえて、「文明」世界にとっての脅威は南ではなく、キエフより東のどこかにある、と証明しようとしている。NATOはシリアに部隊を派遣し、「イスラム国」と本当の戦争を遂行することには消極的だ。第一、本当のところNATOの戦略的同盟相手であるような「敵」なるものと、どうやって戦えばいいというのだ?-ウラジーミル・レペヒン氏は自問自答する。
こうした次第でNATOのウクライナにおける活動がここ何週間か急激に活発化しているのだ。キエフの臨時政府は本能的に感じ取っている。EUの役人らにとっては、とうの昔から、ルソフォビア(ロシア嫌い)こそが最重要の価値観になっているのだ、と。ウクライナとしては、これを利用しない手はない。ルソフォビアにおいて西欧に優越し、どんなに疑わしい場合でも主人に絶対的に奉仕するとの心構えを示し、そして懇願し、懇願し、懇願することが、ウクライナには必要なのである。

このような陋劣な方法で、キエフ政権は欧州に這い込もうとしているのである。EUがだめなら、NATOに。侵入するには潤滑油が要る。潤滑油の役を果たしうるのは、欧州存続にとっての脅威だけである。脅威はどこからくるか?もちろんロシアから!ここにおいてNATOとキエフの利害関係は素晴らしく一致するのだ。

 

ウクライナのポロシェンコ大統領はNATO事務総長の訪問を最大限に利用しようとした。ストルテンベルグ氏との懇談の際、ポロシェンコ大統領は記者団に対し、キエフがクリミアを取り戻すためにはクリミアを包囲することが有効だ、と語った。そして再度、あけすけに、ドンバスにはロシア軍が駐留している、と述べた。ポロシェンコ大統領の目的は、人々が真実を知りたいと願うポイントに、偽りの言葉で煙幕をめぐらせることだ。
本当のことを言えば、キエフ政権は血に飢えている。ミンスク合意を遵守する必要性に縛られて、血をあさりに行けないでいるのも今のところのことに過ぎない。状況が変われば、地方選挙後すぐにでもキエフはドンバスに攻め入るかも知れない。

MIA「ロシア・セヴォードニャ」の専門家、ウラジーミル・レペヒン氏は、しめくくりの言葉として、次のように語っている。実はNATOと「イスラム国」、ウクライナのウルトラナショナリズムは、3つの頭をもつ、血に飢えたモンスターなのだ。NATOは東に拡大する。そしていずれの方向にも拡大する。拡大はNATOに組み込まれたプログラムなのだ。同じ理由で、「イスラム国」は「正しくない者」どもとの戦争を、最後の一兵に至るまで戦い抜く。同じ理由で、キエフ政権はドンバス問題を再び力で解決しようとする。



続きを読む http://jp.sputniknews.com/opinion/20150925/951836.html#ixzz3oPqiUyPG

~~~~~~~~~~~~~~~~~

♫ やっと知性と常識の考えで、世界を正しい方向へ向かわようとする動きがEUからもでてきました。

政府や組織の重鎮が悪魔崇拝者から、脱退してきている証拠ではないでしょうか?

これらは、アメリカの衰退が勿論一番ですが、ロス茶の力も、別の顔をして来ているのかもしれないですね。まだ、NWOをあきらめてはいないと思いますから、安心はできませんけれど。良い方向へ行っていることは、確かですね。

日本の悪魔政権もつぶれてほしい!!

 


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ウォールストリートジャーナル「アメリカはテロリストに支援してきた」<2686>

2015-10-13 13:22:43 | 社会問題 日々雑感

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/58843-アメリカ紙、「アメリカはシリアでテロリストを支援」

イランラジオより転載しました。


アメリカ紙、「アメリカはシリアでテロリストを支援」


2015/10/12(月曜) 22:41 

アメリカの新聞ウォールストリート・ジャーナルが、「アメリカは、シリアとイラクで、テログループを支援している」と語りました。

 

ウォールストリート・ジャーナルは最近、報告の中で、アメリカの政府関係者の話として、「ロシア軍の戦闘機は、アメリカの諜報機関CIAの支援を受けているテロ組織の拠点を爆撃した」と報じました。

また、グローバル・リサーチのインターネットサイトも、これについて、「2013年からシリアのアサド政権の打倒と新政権の樹立を目的に訓練された、ヌスラ戦線といった、アルカイダと関係のあるテロ組織に対するCIAの支援は、ウォールストリートジャーナルの報告では取り上げられていない問題である」と報じています。

最近、アメリカ国防総省は、ヌスラ戦線といったアルカイダと関係のある組織への支援を明確に宣言し、これらのテロリストの拠点に対するロシア軍の空爆に対し、遺憾の意を表明しました。

~~~~~~~~~~~~~~~
♫ アメリカの国防総省は、ロシアのシリアISへの空爆を批判していましたが。ウォールストリートジャーナルでは、アメリカこそがテロリストを支援してきたことを、記事にしたようです。今までとは、180度変わってきた、アメリカ紙ですね。日本ではこのことは、報道されるでしょうか?
 
 
さらに、地中海の空母撤退と、アメリカの経済不況について。アメリカの衰退がはっきりと
してきましたね。これはもう誰にも止められないようですね。
 
~~~~~~~~~~~~~~
 japanese.irib.ir/news/latest-news/item/58746 

アメリカ軍が、航空母艦セオドア・ルーズベルトがペルシャ湾から撤退させました。

 

イルナー通信がNBCニュースの報道として、9日金曜、伝えたところによりますと、アメリカ軍は、財政赤字により、8日木曜夜、乗組員およそ5000人、戦闘機65機と共に、セオドア・ルーズベルトをペルシャ湾から撤退させました。

この報告によりますと、ロシアによるシリアへの軍事介入が拡大したことで、アメリカのペルシャ湾駐留の役割が縮小したということです。

セオドア・ルーズベルトのペルシャ湾からの撤退により、アメリカの航空母艦がペルシャ湾に不在となるのは、2007年以来のことになります。

 

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/58847-アメリカが再び経済不況に突入する可能性が浮上

ある世論調査の結果から、アメリカが2013年以来最大規模の経済不況に再び突入する可能性が浮上していることが分かっています。

 

アメリカの金融情報サイトブルームバーグが、今月の2日から7日にわたり行った世論調査の結果、現在アメリカではこの1年以内に再び経済不況に突入する確率が15%上昇しているということです。

この報告によりますと、中国の経済状況や、その他国に対する潜在的な影響への懸念により、経済評論家は今年の第3四半期のアメリカの経済成長率の予測を、従来の3%から2%に下方修正しました。

この数ヶ月間のアメリカの経済状況に影響を及ぼしてきたもう1つの問題は、同国における利率の上昇の遅延が続いていることであり、これによりアメリカの経済活動家は長期間足止めされた状態となっています。

アメリカの投資ファンド、カーライルグループの専門家、デイビッド・ルーベンシュタイン共同創業者兼共同最高経営責任者によりますと、今後1年から3年以内に、アメリカが経済不況に突入する可能性があるということです。

 

 
 

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IS 悪運の強いバクダディは負傷して病院にいる <2685>

2015-10-13 12:34:24 | 社会問題 日々雑感

スプートニク日本より転載しました。

【IS指導者バグダディ容疑者は爆撃を受けて負傷し、病院にいる】


テロ組織「IS(イスラム国)」の指導者アブ・バクル・アル・バグダディ容疑者は、実際に負傷し、イラクのアンバル州にある病院にいる。現地の消息筋が通信社「スプートニク」に伝えた。

消息筋は、「バグダーディは負傷し、アンバル州カイムの病院にいる。病院は、ISの戦闘員によって全面包囲されている」と語った。カイムは、シリアと国境を接するイラク北西部にある。

 先にマスコミは、アンバル州でイラク空軍がアル=バグダーディー容疑者の車列を爆撃し、容疑者が負傷したと報じた。なおイラク軍は、容疑者と一緒にいたISの司令官2人は死亡したと伝えた。

バグダディ容疑者は、自分をISの「カリフ」と呼んでおり、容疑者はISの指導者と考えられている。


続きを読む http://jp.sputniknews.com/middle_east/20151012/1023488.html#ixzz3oPmvr600

~~~~~~~~~~~~

♫ まるで映画のようですが、バクダディが負傷して生き残っていますから、今後どのように

なるのかまだわかりません、地上戦で逮捕される可能性があるでしょうね。

そしてアメリカの背後の者達との関係を暴露して証拠としてほしいです。政局が変わると彼らも、暗殺される危機に陥ることも、考えられます。

 


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世界のパノラマ風景 <2684>

2015-10-13 12:24:50 | 社会問題 日々雑感

 

世界の綺麗なパノラマ風景が見られます。

カメラの感度も素晴らしいものですね。

http://www.airpano.ru/files/Wayag-Raja-Ampat-Indonesia/2-2

地球の素晴らしさ。

人類の本当の知性だけをもってすれば、この地球をもっと素敵にすることが

出来ると思いますね。

闇や悪はいらないです。


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公の場の装い<2683>

2015-10-13 10:27:01 | 日記

 スプートニク日本より転載しました。

 

スペイン王妃の装いをめぐってスキャンダル勃発

 

スペインの国王フェリペ6世の妻・レティシア王妃(43)をめぐるスキャンダルが勃発した。王妃は、ジャーナリズム賞「ルイスカランデルアワード」の授与式に、白いミニドレスに黒のストッキングといういでたちで登場した。

 

大勢の来客やマスコミ関係者は、王妃の装いを、あまりにも下品だと評価した。

複数のファッションジャーナリストは、「膝上ドレスで公式行事に出席するのは、王妃としてはあまりにも挑戦的だった」と指摘し、このような場合は、肌色のストッキングが基本だとの見解を表した。

フェリペ6世は38歳だった2004年に、当時31歳だったジャーナリストのレティシア・オルティスさんと結婚した。レティシア・オルティスさんは、スペインで民間人として初めて王室に入った。



続きを読む http://jp.sputniknews.com/life/20151013/1024455.html#ixzz3oOvsRWpQ

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♫ 最近は洋服にも、着物にもうるさく言う人がいなくなりましたし、ファッション雑誌もそれをよしとしてきたようにも、思います。どんな場所でもどんな服装でもいいというものではないことを、私も社会へ出て、先輩から教えられたものでした。

特に公の場の結婚葬祭に関しては、本当に気遣いをしないように、型にはまったものを、着るようにしました。最近では、デパートなどの、売り場でも、「最近は皆さん、気にしませんから、このぐらいは着られますよ」と言われて、びっくりすることも多いです。

 

この問題の服装ですが、この黒のストッキングはダメということは、若い人にはピンとこないでしょう。普段から着ているからですね。白い服に合わせているので、これはだめなのです。黒いストッキングを黒の服以外に合わせるのは、もともとは、ちょっと下品な組み合わせだったのです。性的な衝撃を生む色合わせです。

昔から、網タイツなども、ショーガールが来て、舞台で踊ったものが、一般化したものです。

時代が変わっても、そのように下品さをアピールするような服装に見えるのです。私も若いときに網タイツを履いた時の親の顔を、思い出します。

普段の服装とは違い、このように公の場に出る時は、やはり一般の人も、気をつけたほうがいいと、私は思います。

失敗は誰にでもあるという、いい見本ではないでしょうか?

スペイン王妃

 


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TPPと多極化と、日本の官僚独裁体制【田中宇の国際ニュース解説<2682>

2015-10-13 04:02:54 | 社会問題 日々雑感

TPPと多極化と、日本の官僚独裁体制【米国・ロシア・中国・シリア・プーチン・環太平洋パートナーシップ協定・オバマ】田中宇の国際ニュース解説

♫ 早口ですので、気になる方は枠の下にある、歯車のマークを押して0.5の速度に

すると聞きやすくなります。年を取ると、早口には、追いつかなくなります。


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岸信介とアヘンとアメリカ<2681>

2015-10-13 03:58:28 | 社会問題 日々雑感

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52117621.html より転載しました。

2015年10月12日

 

岸信介のCIA傘下は50年代半ば?<本澤二郎の「日本の風景」(2142)

<米国務次官補の記録発覚>
 1960年の日米安保強行時の米国務次官補の未刊行の自伝が、ジョージタウン大学図書館で見つかった。彼グラハム・パーソンズの記録では「戦犯だった岸を50年代半ばに、大使館の我々によって傘下に納めた」という手柄話である。西日本新聞が報道したが、これは事実なのかどうか。岸がワシントンの犬になったのが、保守合同前後というのだが、これは彼の手柄話に重点を置いた記録であって、真実にほど遠い。


<A級戦犯釈放以前から、が真実>
 岸は、満州国総務庁次長としてアヘン利権にも関与して蓄財している。商工官僚として財閥の代理人として戦争内閣の商工大臣、そのほか武器弾薬メーカーのための軍需次官も歴任している。
 文句なしの戦争責任者・A級戦犯として巣鴨プリズンに収監された。本人も「覚悟した」と記している。それでいて釈放された。なぜか?
 米軍の傘下、CIAの手先になる条件で、彼は無罪放免となったものだ。当時、吉田内閣の鉄道官僚だった実弟の佐藤栄作が、必死で救済にむけての裏工作が容易に想定される。
 佐藤は、いうところの吉田学校の優等生である。吉田は議員歴のない佐藤を、官房長官に起用しているほどだ。要するに、吉田内閣あげての岸救済運動が功を奏したものである。
<巣鴨プリズンから官房長官公邸へ直行>
 CIAの手先になることで処刑を免れた岸である。1948年12月24日、A級戦犯7人が処刑された翌日、岸は釈放され、その足で官房長官公邸に現れている。
 真っ先に命を助けてもらった実弟に対するお礼のあいさつで、これの記録写真が今も残っている。佐藤は直前に官房長官に就任していた。官邸による救済運動と、同時並行した「CIAの手先になる」という条件を率先して受け入れた成果である。
 この場面で、岸は占領軍・ワシントンに寝返ったことになる。50年代半ば云々は、事実認識に欠けた回想であろう。
<安倍の侵略戦争否定は祖父の遺言>
 岸回想録は、侵略戦争を否定している。聖戦・自衛戦争という認識をしているが、これが孫に影響を与えている。極右・日本会議もこの立場である。岸内閣はCIAが作り上げた売国奴政権である。
2015年10月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員) 

jlj001 at 12:32 この記事をクリップ!
 
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♫ 侵略戦争はアヘンで儲けた人が侵略でないと言うこと自体がおかしいですよね。
儲けたお金を軍資金にあて、自分の懐も温め、莫大な財産を得ているということです。また噂ですが、スイス銀行にもあずけてあるという話すらあります。
東条英機も金銭面で、援助を受けたようですから。
彼も何も言えなくなったはずです。
 
国民には、最低の仕打ちをさせて、戦争奴隷として使いました。それは今も変わりありません。国民は彼らにとっては、奴隷なのです。目覚めると、この奴隷ということが、本当にわかるのです。
最初から、私もこの奴隷という言葉を使ったわけではありません。最初はこの奴隷に、違和感がありました。それが、多くの記事を目にして、本を読み、心底国民を愚ろうしてきた、支配者たちを知り、まさしく彼らにとって国民は奴隷そのものであることが、わかったのです。
違和感を感じる方もいると思います。それは、まだ入り口に立っているからです。もっと深く知るようになれば、この奴隷という言葉の意味が、解ると思います。
自由を与えておけば、奴隷は自分が奴隷であることすら、わからない。というのが、彼らの本心でした。鎖など、無くても逃げない。操作するだけで、国民は策の中に入るのです。
 
私達は羊と同じ扱いをうけてきました。有り余るほどの財産を得ていても、彼らには足りないのです。それは愛を知らないから、充足を得ることがないのです。
お金だけが、彼らの本質を表しています。
 
愛を知らない人達がこの国の支配者たちです。彼らの愛だと思っているのは、本当の愛ではないです。野望の為の愛の幻です。
 
 
 

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「東京が壊滅する日 ふくしまと日本の運命」出版の中身 <2680>

2015-10-13 03:22:37 | 社会問題 日々雑感

http://diamond.jp/articles/-/79227  より転載しました。

歴代ワースト総理・安倍晋三が犯す
日本史上最大の犯罪
――担当編集による著者インタビュー【中篇】

 

『原子炉時限爆弾』で、福島第一原発事故を半年前に予言した、ノンフィクション作家の広瀬隆氏。
壮大な史実とデータで暴かれる戦後70年の不都合な真実を描いた『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』が増刷を重ね、第5刷となった。
本連載シリーズ記事も累計216万ページビュー(サイトの閲覧数)を突破し、大きな話題となっている。
このたび、新著で「タイムリミットはあと1年しかない」とおそるべき予言をした著者に、担当編集者が直撃インタビュー。
8月11日の川内原発再稼働後、豪雨による鬼怒川決壊、東京で震度5弱、阿蘇山噴火、南米チリ沖マグニチュード8.3地震による津波余波など、日本列島を襲う自然災害が続出している。
これを受け、10月23日(金)に、広瀬隆氏の「緊急特別講演会」を開催することになった(先着100名様限定)。
今の日本列島、何かおかしくないか?
そんな不安を抱いた担当編集が著者の広瀬隆氏に、「今、最もコワイこと」を聞いた。

「歴代ワースト総理」の
あまりにも貧困な知性

広瀬 隆
(Takashi Hirose)
1943年生まれ。早稲田大学理工学部卒。公刊された数々の資料、図書館データをもとに、世界中の地下人脈を紡ぎ、系図的で衝撃な事実を提供し続ける。メーカーの技術者、医学書の翻訳者を経てノンフィクション作家に。『東京に原発を!』『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』『クラウゼヴィッツの暗号文』『億万長者はハリウッドを殺す』『危険な話』『赤い楯――ロスチャイルドの謎』『私物国家』『アメリカの経済支配者たち』『アメリカの巨大軍需産業』『世界石油戦争』『世界金融戦争』『アメリカの保守本流』『資本主義崩壊の首謀者たち』『原子炉時限爆弾』『福島原発メルトダウン』などベストセラー多数。

広瀬 最近は、「クレージー」を通り越して「マッド」になった安倍晋三が、世論が強く反対している秘密保護法、集団的自衛権、安保関連の戦争法、沖縄基地問題、そして原発再稼働強行と、次々に愚策をくり出してくるので、私もこのまま死ぬに死にきれません。
 武器輸出と原発輸出によって、世界中に大悲劇と混乱を引き起こそうとしているのが、安倍晋三という稀代の犯罪者です。
 孫の世代までこの問題を引き継いでは絶対ダメ! という決意で書いた本が『東京が壊滅する日』です。 

 私はこの原発問題に取り組み、30年以上、「反原発」を主張しつづけ、『私物国家』(1997年、光文社)などでも歴代総理を固有名詞で断罪してきましたが、その中でも、最も知性がないのが安倍晋三です。

編集 歴代内閣総理大臣ワースト1位ですか!? 

広瀬 誰が見てもそうでしょう。
 A級戦犯となった近衛文磨と岸信介がいます。それぞれを祖父に持つ細川護熙さんと安倍晋三。この2人の違いが何か、わかりますか?

編集 うーん。何でしょう……。

広瀬 細川さんは東日本大震災を見て、一から考え直し、小泉純一郎元首相とともに、精力的に「原発反対」を訴えています。細川さんが理事長として進めている津波防止のための「森の長城プロジェクト」は、江戸時代の浜口梧陵を思い起こさせる偉業です。

 ペリー提督が来航した翌年、1854年に梧陵の郷里・和歌山県広村を安政南海地震が襲い、紀伊半島一帯を大津波が襲ったのですが、彼が津波の前に広村の村民を山に導いて救済したのです。

 そのあと彼は、数年がかりで高さ5メートル、長さ650メートルにもおよぶ防波堤を完成させ、松林の植林で堤防を強化しました。この堤防は、ほぼ90年後の1946年に再び広村を襲った昭和南海地震の津波の被害を防ぐのに大いに役立ちました。細川さんがなさっていることは、同じです。

 対する安倍晋三は、思考力ゼロですから、祖父の岸信介が日米安全保障条約を強引に締結して全国民の怒りを買って退陣した時代からまったく進歩がなく、変わらない! こいつは人間以下だ。猿にも劣る。

 過去の過ちを真摯に反省して、明日への光を見出そうとする細川さんや小泉さんの姿を見ていると、「人間は変わることができる!」という人間の可能性と、希望をひしひしと感じることができます。人間は、失敗をしたら、そこから大きく変化することが大切なのです。フクシマ原発事故で、初めて原発のおそろしさに気づいた人こそ貴重なのです。

編集 なかでも、小泉元首相は、「(原発再稼働は)間違っている。日本は直ちに原発ゼロでやっていける/原発がCO2より危険なものを生み出しているのは明らかで、ぜんぜんクリーンじゃない。原発は環境汚染産業なんです」(「朝日新聞」2015年9月13日付)とか、9月16日の伊方原発の当地・愛媛県での講演でも、
「伊方原発であろうがどこであろうが、再稼働すべきではない」
「政府は『世界一厳しい新規制基準だから大丈夫』と言っているが、どうして世界一と言えるのか。どこの国とも比べていないのに世界一と言うのはおかしい」

 と、かなり激しくほえておられます。当分、小泉節はおさまりそうにありませんね。

広瀬 1966年7月25日、わが国最初の商業用原子炉・東海発電所が茨城県で運転を開始し、安倍晋三が尊敬する祖父・岸信介が1959年に決定したこの東海村原子炉によって、現在まで続く原子力発電の時代に突入したのです。
 安倍晋三は「世界で最も厳しい原子力規制委員会の基準に基づく審査をパスしたから安全」と言っていますが、本連載第15回の田中三彦氏との対談でも明らかになったとおり、それはデタラメです。『東京が壊滅する日』の102~104ページに「長州藩歴代犯罪の系譜」を紹介したので、ぜひ読んでください。

編集 日露戦争を開戦し、特高警察を設置した桂太郎から、秘密保護法を成立させた安倍晋三まで、広瀬さんの最も強みと言える「人物の系図」は衝撃的ですね。

 

編集 私が『東京が壊滅する日』の原稿を最初に読んで驚いたのが、冒頭のキーワードとも言える「220km」です。
 アメリカの西部三州で起こった悲劇です。ネバダの核実験(1951~57年)が行われ、そこから「220km」の田舎町、セント・ジョージで大量にガン患者が発生した史実と、福島第一原発~東京駅の「220km」の対比には「おお!」と身を乗り出しました。

広瀬 「フクシマ原発事故はもう終わった」と思い込んでいる東京都民が、実はいちばんアブナイのです。
『東京が壊滅する日』のオビには「タイムリミットはあと1年しかない」とありますが、2011年3月のフクシマ原発事故から4年半が経過し、すでに福島県の子どもの甲状腺癌の発生率は平常時の72.6倍です。もうすでに起こっていることですよ。その原因である放射性ヨウ素が、ここ東京にも、大量に襲いかかったのです。

 東京都文京区にある順天堂大学付属順天堂病院・血液内科の「外来新規患者数およびその内訳」の表を見ると、2011年に比べて、2013年には明らかに疾患が激増しています。

 首都圏の病院における骨髄異形成症候群による入院患者数を見ても、フクシマ原発事故前の2010年に比べて、2012年~2013年には血液関連の癌が急増しています。

 なぜ、東京かって?
 大汚染地帯のフクシマ原発事故現場の脇を通る国道6号線と常磐自動車道を、大量の乗用車とトラックが走っていますが、ほとんどが東京に向かってくるので、その車体がすさまじい汚染物を首都圏に運びこんでいる状態です。
 放射線の影響と思われる白内障や眼科疾患も、2012年末以降に東京で急増しています。

 ほとんど注目されていませんが、宮城県仙台市およびその周辺でも白内障や眼科疾患が急激に増えており、東北労災病院眼科の患者統計では、白内障手術数は、事故前の2010年から事故後の2012年までにおよそ2倍になっています。

 いいですか。アメリカ西海岸のカリフォルニア州では、フクシマ原発3号機が爆発して10日後に、アメリカ環境保護局が大量のプルトニウム239を検出して、下に示すグラフを公表していたのですよ。

 東京には高層ビルが林立しているので、そこに放射性物質の雲がぶつかって落ちた結果、東京の人間は、ほかの地域の人より、はるかに大量のプルトニウムを吸いこんだのです。
  このホットパーティクルが体内で癌を爆発的に増やすのは、もう時間の問題です。

  来年、2016年3月11日で、原発事故から5年が経過します。ネバダの核実験やチェルノブイリ原発事故の教訓は、まちがいなく「事故の5年後から癌や心筋梗塞の患者が激増する」ということです。
 フクシマの原発事故でコワイのは、広島・長崎原爆のような閃光や爆風での被害ではなく、200種以上の放射性物質がガス化して“見えない状況”で日本中に飛散したことです。放射性物質の8割が海に落ちたとしても、2割は山中や平地に落ち、河川を通じて関東平野や日本海側にも放射性物質が流出しています。

 その地上に落ちた量は、ネバダの核実験よりフクシマ原発事故のほうが「2割」多いという計算の根拠を、『東京が壊滅する日』に詳細に書いたので、ぜひお読みください。

編集 読者の方々からいただいた手紙にも「この数字に驚いた」とありましたが、「2割多い」というのは、かなり衝撃的ですね。

(中略)

 

 

このたび、『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』を緊急出版した。

 現在、福島県内の子どもの甲状腺ガン発生率は平常時の70倍超
 2011年3~6月の放射性セシウムの月間降下物総量は「新宿が盛岡の6倍」、甲状腺癌を起こす放射性ヨウ素の月間降下物総量は「新宿が盛岡の100倍超」(文部科学省2011年11月25日公表値)という驚くべき数値になっている。

 東京を含む東日本地域住民の内部被曝は極めて深刻だ。
 映画俳優ジョン・ウェインの死を招いたアメリカのネバダ核実験(1951~57年で計97回)や、チェルノブイリ事故でも「事故後5年」から癌患者が急増。フクシマ原発事故から4年余りが経過した今、『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』で描いたおそるべき史実とデータに向き合っておかねばならない。

 1951~57年に計97回行われたアメリカのネバダ大気中核実験では、核実験場から220キロ離れたセント・ジョージで大規模な癌発生事件が続出した。220キロといえば、福島第一原発~東京駅、福島第一原発~釜石と同じ距離だ。

 核実験と原発事故は違うのでは? と思われがちだが、中身は同じ200種以上の放射性物質。福島第一原発の場合、3号機から猛毒物プルトニウムを含む放射性ガスが放出されている。これがセシウムよりはるかに危険度が高い。

 3.11で地上に降った放射能総量は、ネバダ核実験場で大気中に放出されたそれより「2割」多いからだ。

 不気味な火山活動&地震発生の今、「残された時間」が本当にない。
 子どもたちを見殺しにしたまま、大人たちはこの事態を静観していいはずがない

 最大の汚染となった阿武隈川の河口は宮城県にあり、大量の汚染物が流れこんできた河川の終点の1つが、東京オリンピックで「トライアスロン」を予定する東京湾。世界人口の2割を占める中国も、東京を含む10都県の全食品を輸入停止し、数々の身体異常と白血病を含む癌の大量発生が日本人の体内で進んでいる今、オリンピックは本当に開けるのか?

 同時に、日本の原発から出るプルトニウムで核兵器がつくられている現実をイラン、イラク、トルコ、イスラエル、パキスタン、印中台韓、北朝鮮の最新事情にはじめて触れた。

 51の【系図・図表と写真のリスト】をはじめとする壮大な史実とデータをぜひご覧いただきたい。

 「世界中の地下人脈」「驚くべき史実と科学的データ」がおしみないタッチで迫ってくる戦後70年の不都合な真実

 よろしければご一読いただけると幸いです。

~~~~~~~~~~~~~~^

♫ 都内の病院での患者数の多さにもめを見張るものがありますね。

加えて311以降の火葬場の込み具合が、酷いことが犬HKでも報道されていました。

私の友人は、都内で親族を亡くしていますが、神奈川県の親戚のいるところで、葬儀を

する羽目になったと、こぼしていました。

日本の今置かれている現状を、少しも報道しない、テレビ新聞です。

不安をことさら煽ることは、したくありませんが、現実を早く知ることが今、もっとも大切な

ことだと思います。決断は自分で下すことです。誰もやってくれません。早く逃げることです。

東電の幹部は家族もろとも、逃げているのを見ても、危ないから逃げているのです。

 

 


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