http://www.cnn.co.jp/fringe/35083161-2.html より転載
(CNN) 米オレゴン州ポートランドで急激に容体が悪化して安楽死させられる寸前だった飼い犬が、インターン獣医師のおかげで原因を突き止められ、無事回復する出来事があった。
命を取り留めたのは10歳のオスのシェトランド・シープドッグ「オリー」。急激に容体が悪化して食べることも飲むことも自力で排せつすることもできなくなり、ほぼ全身まひ状態に陥っていた。
何度検査しても治療法が見つからず、飼い主のアル・メテニーさん夫妻は、オリーの苦痛を取り除くためには安楽死させるしかないと判断したという。
アダム・ストーン医師と学生インターンのニーナ・ゴールデンさんは安楽死の準備に入った。しかしオリーを安心させようとしていたゴールデンさんが、耳の後ろの厚い被毛の中にできた塊に気付く。
オリーの容体を悪化させる原因となったダニだった。
オリーの症状は、特定種のダニの唾液(だえき)を通じて強い毒が血中に流れ込む「ダニまひ症」と呼ばれる珍しい疾患に起因していた。
ダニを駆除すると、オリーは10時間ほどで元通りに元気を取り戻したという。
ストーン医師は「ダニまひ症の症例は見たことがなかった。学校でざっと学んだ程度で、プレゼン用スライドの1枚にあった」と打ち明ける。
飼い主によると、オリーをキャンプに連れて行った際に、ダニよけ用の首輪をしていたにもかかわらず、ダニが付いてしまったらしい。
オリーを救ったゴールデンさんは「ダニまひ症の症例を経験するのは私のキャリアの中でこの1度だけかもしれない。助けることができてよかった」と話している。
We recently saw an amazing recovery in one of our patients! Ollie, a sheltie from SE Portland, became paralyzed shortly after a camping trip. Hardly able to eat or move, he was evaluated at his regular vet but the tests turned up no solutions. It seemed like there were few options left as Ollie's condition steadily worsened ... until our staff made an unusual discovery that would ultimately save Ollie's life. Read the full story! http://bit.ly/27EinNO
