80年代ラジキチオヤジの郷愁を誘うモデルですね~。
海外みたくシュガーウォーターやカーペットでがっつりグリップさせて楽しむという
概念もなければグリップ剤もなかった時代。
当時における日本ならではの環境から生まれた名車っす。
ところでお気付きでしょうか?
なんとオプションのウイングが装着されているではあ~りませんか!
ピットでお見かけしたのですが、たまらず記念パチリ!
(本家サイトにも装着例が見当たらないので貴重かも!?)
スリッピーでバンピーな路面当たり前な当時の環境では、
四輪駆動といえどもいざというときのために必要なアイテムだったんです。
ゴールドアルマイトパーツもシビレますなぁ。
ピアノ線の曲げ方は上手くないと走行中に抜けたり、
逆に取れなくなったりするんですよ~。
最盛期は決勝のほとんどがファントムというレースも珍しくありませんでしたが、
それほど画期的だった4WDシステムもメリットばかりではありませんでした。
バッテリーが1200mAhという容量しかなかった当時、
8分間持たせるにはかなりのテクが必要だったからです。
調子ブッこいて飛ばしすぎると、7分で激ダレの貴公子になるのでした。
RWDによるドラマチックな逆転劇も日本全国で見られたでしょうね。
他にもAYKクワトロ、ABCコブラ、カワダウルフ、ヒロボー阿修羅など、
4WD旋風が吹き荒れたのも懐かしい思い出です。
なお無限ワークスが'86年の駒沢に電撃で持ち込んできたコスミック改は
いまだに激おこですがw
それから駆動時のチェーンは下側が張るからバッテリーの擦る面にテフロンシールを
って、ああ~昔話が止まらねぇ・・