2017年の5月に日本海沿岸の自転車旅行を終え、しばらく静かに余韻を楽しんでいたが、そうだ、この11月には「喜寿」を迎える年になるのだと気付き、さいわい、心身とも健康なので、それでは何か一生の思い出になる事を実行しようと、考えた挙句、ではユーラシア大陸を横断する旅に出ようと、無謀な計画に着手、ネット上で情報を集めて、何とか9月に出発する段取りができました。
この旅行記はすでにYouTube/ブログに投稿済みですが、改めてハイライト編をスライド写真で再編集して投稿します。
上のGoogl Earth上の赤い線が概略移動ルート、上海が起点で、北京、ウランバートル、バイカル湖(イルクーツク、ロシア)、モスクワ、サンクト・ペテルブルグ、フィンランドのヘルシンキまでは陸路で、そこから海路でタリン(リトアニア)、ストックホルム(スエーデン)、空路でウィーン(オーストリア)、また陸路でザルツブルグ、ミュウヘン(ドイツ)、空路リスボン(ポルトガル)、そして大陸最西端のロカ岬まで、ざっと15,000キロ、4週間の旅です。
2017年9月3日、中国東方航空MU524便で成田空港13:50発で上海を目指します。飛び立って1時間半、五島列島を過ぎるころから徐々に高度を下げ始めます。そして約3時間半で上海浦東(プトン)飛行場に到着です。CIQ手続きもスムースに済み、無事入国、そして最初のチャレンジはドイツ製リニアモーターカーで市内まで移動です。
噂には聞いてましたが、とにかく早い、約8分で市内の龍陽路駅に着きます。ここからさらに、予約したホテルまでは地下鉄かタクシーで移動するのですが、荷物があるのでタクシーで移動にしましたが、これは失敗、何と、ホテルまで一時間もかかりました。地下鉄なら20分、料金も10の一で済みます。
Radison ホテルに投宿してすぐに観て歩きに出ます。ここ南京東路を黄浦江方向に歩いていきますと、河岸のプロムナードから有名な浦東のスカイスクレーパーが一望で来ます。日曜日とあってすごい人出でした。中国では何処に行っても、この人の波、迫力があります。
あくる日、ホテルの前から地下鉄で虹橋駅(高速列車専用駅)まで行き、ここから高速列車で北京まで行きます。約5時間で着きます。中国の高速列車は日本の新幹線の形式が多いのですが、この車両は欧州スタイルのものでした。
高速列車専用の北京南駅到着。ここからまた地下鉄に乗り換えて予約したホテルへ。北京駅から徒歩で行けるロケーションなのですが、自動車専用道路の向こう側に位置しているので陸橋をスーツケースを持って渡るの一苦労。翌日、橋のたもとに荷物運びがいたので、その人に上げ下ろしを頼んだのですが、外国人と観て、料金をふっかけてきたので、そこでひと悶着、まぁ、中国では良くあることです。
投宿後、早速観て歩き。王府井まで歩いていきました。ここは北京の中心地ですが、その一角に夜市があります。観ているだけで楽しく、食事も美味しく、安く食べられます。大変な混みようです。
客寄せのサソリの串焼きです。
このサソリ生きてます。手足がまだ動いてます。見せ物で食べてる人はみかけませんでした。このほか北京には観光するところは天安門を始め、それは沢山
あるのですが、今回は省略。明日、北京駅から国際列車でウランバートルに向かいます。