みるく(ボス)七七日忌
2023年12月19日
午前10時56分
みるく は 虹の橋へ旅立ちました
19年2ヶ月と10日(7,010日)
我が家の 揺るがないボスの座を
見事に勤め上げてくれました、
と同時に
彼と過ごした日々は 色んなことを体験し
教えて貰うかけがえのない
宝物となりました。
みるくを保護したのは
2004年12月8日の夕刻。
生後約1ヶ月程度でしたが
健康に長生きして貰おうと
親の特権で10月10日を誕生日と定めました。
病気ひとつなく成長し
最初は頼りない 年長者 という肩書きの みるくも
立派なボスとなってくれました。
ボス・・・と言っても
牛耳る ・ 統治する ・ 制圧する
などの言葉は全く似つかわしくなく
みるくは ただただ優しい子で
愛を振りまき、伝える
【 優しさの塊 】
でした。
奥様の いちごさんを大切にし
出もしない母乳を一生懸命与えるほど
子煩悩なパパでもありました。
外猫さんの保護をするようになり
迎えた沢山の子達。
結果的に自分よりも身体が大きく成長した
うみ君にも
むぎ君にも甘えられ
ダンボールに入れられ捨てられた
5兄妹達との合流の際にも
怖くないよと
優しく迎えてくれました。
ブリーダー崩壊が起こり
一気に6ニャンが増えても
これまでの苦労を労うように見守り
皆に優しく
心の拠り所となり
安心させ
信頼され
愛され
彼の前には いつも順番待ちの子達で溢れ
温かな雰囲気が漂いました。
元気いっぱいの仔猫 お春とクルミが来ても
チョイチョイと触らせてあげ
可愛がってくれました。
さすらいの仔猫 しじみを迎えても
穏やかなボスに安心しきり。
これまで みるくの愛を受けてきた子達も
同じように新しい家族に優しく接してくれる
愛の循環方式が自然とできあがり
大家族でありながら、穏やかな日々を過ごせました。
( 勿論、ここに掲載がない子達もです (´―`*) )
私には・・・
階段を降りる際にも 一段一段
『 来てる? 』 と振り返り
待っていてくれたり
就寝時にはボスの顔を捨て
仔猫サンに戻る とても愛らしい子でした。
笑われるかもしれませんが
みるくは何処かの星の王子様が
姿を変えて来たのではないかと思うほど
人間らしさもあったり
他者を思える心は美しささえ感じました。
彼が居なくなって七七日となりますが
晩年、彼がお気に入りで過ごしたベッドは
そのままにしておいても
まだ 皆が
“ 帰ってくる ”
とでも思っているかのように
この場所で寛ぐ子はいません。
家族全員にとって、特別な子でした。
今は虹の橋で
先に行った家族にモテモテになりながら
地上の我が家を見守ってくれていると思います。
これまで多くの みるくへの応援
本当にありがとうございました。
心より御礼を申し上げます。
とても不思議なことなのですが・・・
冬とはいえ
枕花としての お見送りの際のお花が
四十九日を迎えた本日
この一輪だけ見事に咲いてくれています。
カーネーションは花持ちの良いお花ですが
ここまで保ってくれていると
ずっと そばに居てくれているような気持ちにもなります。
完全に犬派だった私を変えるほどの
君の素晴らしさの元に集まった
大切な子達の猫生を一生懸命守っていくよ。
みるく
私の元に来てくれて
沢山の優しさと愛をありがとう
これまでも
そしてこれからも
ずっとずっと大好きだよ