トラ 8年目の再発


トラ坊はブリーダー崩壊っ子

保護時には、ひと呼吸ごとにフガフガと呼吸音を鳴らし

鼻炎で一生治らないと診断されました。

この呼吸を続ければ、多臓器への負担がかかり寿命にも影響が出る。

我が子に迎えた後、当方のかかりつけに連れて行き

鼻炎ではなく、鼻腔膜性狭窄症と判った。

奇形、若しくは幼少期の環境や細菌感染の放置によるもの。


後鼻孔施術によって、通常の呼吸が出来るようにして戴きました。

※興奮した時や、イビキ音は大きいです



先生からは、薄膜が再生されれば再発の可能性はあり

鼻は顔面の神経が集中している場所なため手術は難しく

再発の場合は同じ施術なら可能と言われました。




あれから8年。

再発もなく身体に優しい時間を過ごせました。



しかし




呼吸音がおかしく、開口呼吸をするように(゚ロ゚;

トラは心臓の検査では正常でしたが

1年経過していましたので合わせて検査してきました。





その通院記録を記します・・・が

その前にサボっていた分から記します





【 2019年8月27日 】


この少し前に胃腸の動きが悪く入院しており

この日も体調が悪そうだったので通院。




腹部エコーでは、以前の問題は見られず

皮下筋肉注射と内服薬を戴き完治となりました。




【 2020年10月31日 】


トラは、尿結石が出来やすい体質もあり検査。

ph6.5/比重:1.034/潜血・結晶無し





【 2020年12月18日 】


体重 : 5.56kg

体温 : 37.7℃



『 血液検査 』





赤血球が多いだけで全て正常 (・ω・)b




『 心臓のエコー検査 』


FS-Avg : 62.8%(2018/1/13:59.3 / 2019/5/24:61.8 )

AO≒LA  : 1:1.2(2018/1/13:1.3 / 2019/5/24:1.41 )

厚み     : 5.2mm(2018/1/13:5.7 / 2019/5/24:4.8 )


TOTAL判断で正常(・ω・)b



『 腎臓のエコー検査 』




右腎:39mm




左腎:36.4mm



左右の差も少なく正常(・ω・)b




『 尿路系検査 』


ph6.5/潜血・結晶無し



『 腎臓の外部検査 』




SDMA(隠れ腎臓病検査)は 12 で正常 (*´Д`)=3ホッ







そして今回 (;-ω-A


【 2022年2月12日 】



開口呼吸はずっとではなく不安定。

全くもって正常な時もある状態ですが

始まってしまうと辛そう (T ^ T)

調子の悪い時には食も落ちる。

(病院で症状が出ない場合があるので動画を持参)



体重 : 5.48kg

体温 : 37.9℃



『 血液検査 』





グロブリンはギリ正常ですが全て問題なし。



『 レントゲン検査 』


問題なし





『 心臓のエコー検査 』


FS-Avg : 54.9%
(2018/1/13:59.3 / 2019/5/24:61.8 / 2020/12/18:62.8 )


AO≒LA  : 1:1.62
(2018/1/13:1.3 / 2019/5/24:1.41 / 2020/12/18:1.2 )


厚み     : 5.3mm
(2018/1/13:5.7 / 2019/5/24:4.8 / 2020/12/18:5.2 )


TOTAL判断で正常(・ω・)b





ゆえに・・・消去法で鼻腔膜性狭窄症の再発。

まだ身体に悪影響は出ていないもようです。



対処ですが

1.前回同様、薄膜を切り開き穴を広げる

2.バルーン手術を行う



8年経ち、選択肢が増えました

どちらにしても麻酔をかけます。

1の選択の場合、やはり薄膜の再生が起こり再発の可能性がある。

2の選択の場合、成功すれば 再発はない。



先生自身、バルーン手術は初めてのことらしい。

まずはバルーン手術に必要な器具を取り寄せ

トラには1と2のどちらが向いているかを

その時に判断することになりました。



しかしながら、コロナ禍のせいか

我が家より先にバルーン手術が決まった子の器具さえまだ届かない。

そのため、器具待ちです。





5にゃん部屋がお気に入りで

勝手にツカツカと入っていく




そして当然のように、こちらでも6ニャン(6兄妹)になろうとする。

みんにゃに愛されるキャラは自由なのだ(*ΦωΦ*)

苦しくない時には、こんな感じで過ごせています。



息苦しい時は、こんな感じ ↓



猫魂 トラくんの呼吸音 1(鼻腔膜性狭窄症)



まだヘソ天できるだけ 有り難い




猫魂 トラくんの呼吸音 2







この先、高齢になっていく中での麻酔も極力控えたいし

もうお鼻で悩みたくはないので

出来ることならバルーン手術をお願いしたいと思っています。




うん、先生なら きっと治してくださるよ (´―`*)

器具が届くまで・・・とらじろう(←最近の愛称)頑張れ!!









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ぽん太の誕生日(スーパーにゃんにゃんデー)



今日は2022年2月22日。

2(にゃん)が6つも並ぶ猫の日です!





こんな感じ?



次は200年後・・・

しかし、そんなに待たずとも

我が家は毎日にゃんにゃんデー♪♪




この特別感のある日よりも

もっともっと大事なのが

我が家の ぽん太くんの誕生日なのだ  (´―`*)




今日で12歳を迎えた ぽん太。


見た目は若く、みんにゃに優しい男の子。




今回はお春はんにベッタリなのですが

それには理由が・・・






お春はんのブラッシングをしようとブラシを出すと

スチャッとスタンバイし

採れた春毛を丸めた

『 春ぼーる 』が出来上がるのを待っている (^_^;)




ここには 『 春ぼーる 』 ファンの皆さんも集まり

頑張ったお春はん、そっちのけで

楽しい時間が始まります (*´∀`)ノノ



猫魂 大人気!春ボール



楽しかったかな?




そして優しい一面の様子はコチラ↓



猫魂 優しいぽん太



優しい先住さんで有り難い






ぽんちゃん、12歳のお誕生日おめでとう



推定1歳で私の元に辿り着いた ぽん太。

これまでのシニアの年齢は

人間同様、まだまだ若々しくいられる時間になるでしょう。

ずっとのんびり過ごせるように

楽しく暮らしていこうね(*゚ー゚*)












【 心温まる贈り物 】



昨日に続き、強風が吹き荒れていますが

店頭には、もうチューリップが並んでいますね。

色々と考えなければならない事が多い中




みんにゃが来られないエリアが出来た今、

つい、手が伸びてしまいます






過日、むぎの腫瘍再発のブログをあげた翌日




ニャンタさん より、むぎと私へのお守りを頂きました。

年初には用意してくれてあったそうなのですが

お会いする機会がなく、渡しそびれていたと

早々にお送り下さいました。

優しいお気持ちのお守り、そして私にまで。

大切にさせていただきます。

本当にありがとうございました (人-ω-)゚*。★。*゚







その翌日 『 レオ王子、ビビアン姫 』 の花音さん より




を頂きました。

コメント欄で 『 病気の子にはオススメだよ 』

とお話しくださっておられましたが

早々に、こんなに沢山お送りくださるなんて



腎臓病の子用、高エネルギーのもの、

タウリン入り、乳酸菌入りの種類があり

全体的に脂質が抑えられているようです。


初めて目にしましたし、持病持ちの子達に

これからも使って行けそうです。

優しいお気持ちに感謝です。

本当にありがとうございました 人(´д`;)




頑張ろうね (´ω`*)人(ΦдΦ)







みんにゃのお部屋(3分割仕切り)

楓のエリア・涼音一族のお部屋。

5部屋分を巡る日々。

そんな私に




ねぎらいの品でしょうか



忙しい日々の中、捨ててしまったのか?

ごはんと一緒に食べてしまったのか?

この子達からは貰えないのかと思っていましたが

生後5ヶ月でのプレゼントでした!





ちと偉そうな感じですが

みんにゃ、元気に成長しています。



今週末は涼音の避妊手術。

翌週は、うた。

その翌週は、わたげと続きます。


元気いっぱいの子達なので、気をつけて見守ります (=`ェ´=;)ゞ









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むぎ 腫瘍の再発



昨年の8月、口腔内の腫瘍を摘出した むぎくん。





摘出した腫瘍は外部検査に出され

宜しくない結果が出て来ました。


その結果から、むぎの性格を考えると

抗癌剤等はせずに穏やかな時間を選択することにしました。





のびのび暮らし

外部検査結果を疑うほどに元気で





あれから再発も体調不良もなく

半年が過ぎました。



毎日、気に掛けて見ていましたが

2月に入り、お口の横が汚れている日があり

口腔内のチェックをしました。

前回摘出した場所に歯肉炎程度の赤みはありましたが

異物があるようには見えず様子見。

1週間後、再度よだれで汚れていたので再チェック。

腫れが大きくなり、内側に広がって見えましたので通院。




《 2月12日 通院 》



体重:6.64kg

体温:39.3℃



『 血液検査 』






腫れからの白血球上昇がみられます。

診察でも、腫瘍の再発と診断されました。





はっきりと文字に起こしたくないため

遠回しに記しますが・・・


むぎは今現在、存命なのが不思議な状態。

先生からは、とてもレアなケース だと言われています。


そのこともあり、腫瘍を再度摘出するのはお勧めできず

分子標的療法の提案を受けました。



分子標的薬は抗癌剤ですが

従来の抗癌剤は正常な細胞をも傷つけてしまうけれど

分子標的薬は、癌細胞にだけ攻撃するお薬。

そのため副作用は少ないと言われています。



調べてみると副作用は分子標的薬の種類にもよるらしい。

症状もその子その子によりけりかと思います。




現在、お口の中の違和感からか

食事量が段々と減ってきています。

腫瘍が成長してしまえば食べられなくなる。





それでも今は高いところに登ったり





兄妹でぴったりとくっついて

可愛いおちりを見せてくれたり





こっそり覗くと照れくさそうなお顔をしたり。



猫魂 むぎふみ





ごきげんさんでフミフミしたり。

彼は まだまだ へこたれてはいません



何をどう選択しても、いつかは

あちらを選択していれば・・・と後悔するでしょう。



それでも大事なのは今。

大家族の中で兄妹と一緒に過ごしてきた むぎ。

通院時に2週間効果のある抗生物質と

ステロイドを接種していますので

この間に、この子にとって何が最善かを考えながら

選択、実行していけたらと思います。







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【 保存版 】 猫の肥大型心筋症と血栓





当ブログでは日常のように掲載される心臓の検査。

それでも一般的にはスルーされている方が殆どかと思います。


どこかで ” 自分の子は関係ない ” と思っていませんか?





肥大型心筋症が悪化すると

心臓内に血栓が形成される場合があります。

出来た血栓により心筋梗塞等を起こしたり

猫さんでは後肢の血流が阻害されることが多いとされ

麻痺などに繋がります。




そのため、検査結果によって

心臓の肥大を抑える投薬をしたり

抗凝固薬を服用し、血栓を防いでいきます。






しかし心臓を調べている最中

その悲劇が起こってしまいまった子がいます。





チャンプママさんの子、おはぎ君。



おはぎ君は、現在4歳。

3ヶ月に一度はエコーで 『 左心室壁厚(厚み) 』 を調べていたそうで

12月には6mmとの診断を受け、NT-proBNP検査を実施。

(隠れ腎臓病検査がSDMAなら、隠れ心臓病検査がNT-proBNP)



結果はMAX越えの 1,500以上という結果。

我が家のモカと一緒です (._.)





おはぎ君は、これまで

『 左心室壁厚(厚み) 』 の検査のみだったからなのか

もうひとつ別の外部検査を実施し

その結果をもって投薬をしましょうと 医師から提案を受けていました。




しかし、その外部検査結果が出てくる予定日に

血栓を発症し、猫さんに多い後肢に飛び

急に歩けなくなってしまいました。





左足の体温が下がっていくなか

心臓を疑ったママさんは急いで病院に。

体温保持と、輸液を流し続け

命を取り止めることができました。



後肢の体温は戻りましたが足は動かず

そして食も戻らない中ではありますが

家が一番だろうと、自宅で注射等の対応ができるようにし退院。





まだ足は動かない状態。

何とか食べて貰い心臓の投薬を始めなければならず

ご苦労をされましたが

少しずつ口に運んでくれるようになり

現在は心臓と血栓のケアが出来るように。


しかし





急に動かなくなった足に違和感があったのか

両足を舐め崩してしまい





現在はカラー生活。


それでも目には力があります (T ^ T)



そして現在。



猫魂 頑張れ おはぎ君! (心筋症と血栓)





麻痺のため、足の甲を使っていますが

自力で歩けるまでになっています。









チャンプママさんは当方のブログ啓発より

ふたりを迎えた頃から心臓にも気を配り、検査を行っていました

検査をしながらご自身で理解を深めていたからこそ

急に倒れた事態にも、血栓だと認識し

一刻をあらそう中、病院でも 早々に対応して頂けたと思います。

(何故、歩けなくなったかの調査時間が不要)

だからこそ、今おはぎ君が頑張れる時間を持てている。






血栓を発症してしまうと予後が悪く

生きられるのは半数と言われています。






チャンプママさんは、それを理解しながら

皆さんへの啓発になればと

お心も痛むなか

写真と動画を提供してくださいました。

本当にありがとうございます。






血栓発症から体重は減ってしまいましたが

段々と、ごはんを求める態度が増しているようです。

食べることは生きること。

今は食べたい物を優先して

ご家族の大きな愛と、おはぎくんの頑張りで

この先も 投薬維持できると嬉しい。






縁起が良く、長生きをしてくれそうな名ということで

『 おはぎ 』 と言う名は、私が贈った。


逆境に負けず、この先は穏やかに長生きできますようにと

心から願っています。














こんなに怖い事態になる病 『 肥大型心筋症 』はどうすれば判るのでしょうか。







以下は 2017年に掲載した記事ですが

現在情報を少々追記もしてみましたので再掲載致します。

丁寧に綴ったつもりですので長文となりますが

我が子を守るため、猫飼いさんにとって重要な内容ですので

是非、ご一読願います。


(説明不足があるかもしれません。大切な事ですのでご不明な点を残さず お尋ねくだされば幸いです)








2016年に行われた調査によれば


猫の死因


1位 『 慢性腎不全 』 / 2位 『 腫瘍 』 / 3位 『 循環器疾患 』



表記がまとめられているだけで、死因第3位なのです。

特に猫さんに多いのは 肥大型心筋症。



2021年の動物病院さんの記事には

健康な猫の15%で肥大型心筋症が認められたとあります。


検査以外の基本的な事について詳しく書かれておられますので

そちらもご参考に。








ではどうすれば心筋症かの判断ができるのでしょうか。




【 今すぐにでも出来る簡単チェック 】



・ 安静時の呼吸が1分間30回以上

・ 安静時でも呼吸が苦しそう

・ 歩くのがおっくうそうだ

・ 痩せてきた

・ 乾いた咳が出る

・ 歩くとふらつく

・ 口で息をする

・ 胸部や腹部のに膨らみを感じる(胸水・腹水)

・ 痙攣して失神する

・ 発作が起きチアノーゼになる

・ 後ろ足が立たない




上記のような事はありませんか?

こんな症状が出ていれば、もう中度以上かと思われます。


心筋症の怖いところは、軽度~中度では症状を感知することは難しく

上記の症状がなくとも、心筋症の場合があります。


現在が正常なのかを把握するには検査しかありません。

気づいた時には重篤化し、命の危険がある病気です。

突然死と言われる中には、きっとこの心筋症が含まれています。






【 心筋症の確認 】





《 聴診器での雑音確認 》




雑音が聞こえなくても心筋症の子はいるため

こちらはミニマムな簡易確認検査となります。





《 レントゲン検査(心臓の形や大きさを知る) 》





猫さんの正常な心臓の大きさは2-3肋間。

心臓が肋骨何本分の大きさかで見ます。





《 心臓エコー検査 》




心臓の 動き・比率・厚み 等を知ることが出来ます。



上記によって不安な部分があれば

心電図等他の検査も追加で検査していくと

より把握できるかと思われます。







【 好発猫種と発症年齢 】



・ スコティッシュフォールド

・ ラグドール

・ アメリカンショートヘア

・ メインクーン

・ ペルシャ

・ ヒマラヤン

・ ノルウェージャンフォレストキャット



※ 順不同であり、発症しやすい順ではありません。

※ 好発すると言われるだけで、この他の猫種も発症します。

※ 上記猫種は特に遺伝性(家族性)発症が多いとされています。

※ 発症年齢は、高齢が多いとも言われますが関係なく発症します。






【 心エコー検査で何を調べるか 】



《 AO(大動脈) / LA(左心房) 比率 》


左心房の大きさの判定。心臓が正常に動かず逆流を起こしていると

左心房の拡張が進行するため、重症度評価のひとつとなる

当方かかりつけ病院では、1 対 1.5以下が正常値。

(各病院や論文によって、正常値は前後します)





《 左室内径短絡率 : FS 》



心臓の拡張時と、収縮時にかけて何パーセント収縮したかを知る数値。

心臓が正常に収縮し動いているか、逆流が起きていないかの確認。

当方かかりつけ病院では、35-65%以下が正常値。

(各病院や論文によって、正常値は前後します)





《 左心室壁厚(厚み)》


心臓の内部壁が厚くなると内部空間が狭くなり

血液の流れを妨害し1回で送り出す血量が減り

血栓も出来やすくなります。

血流が悪くなると、ふらつき・失神を起こすこともあります。

当方かかりつけ病院では、4-6mmが正常。

(各病院や論文によって、正常値は前後します)






【 心エコー検査の方法について 】



通常、エコー検査にて身体に負担のかかるような事はありません。

動物病院によっては、猫のエコー検査は

『 鎮静(全身麻酔)や 毛刈り(機器を当てる部分の毛を刈る)等を

しなければ出来ないため、猫に負担がかかる 』

と仰る獣医さんもおられます。



こんな状態ですね (;-ω-A




保定がしっかり出来る飼い主さんや看護士さんのもとなら

鎮静は必要ありません。鎮静自体が身体に負担をかけるのです。

(我が家の威嚇娘も、鎮静無しで行なっています)



2022年の今では

鎮静・毛刈り無しで診て下さる獣医さんも増えています。

鎮静をかけるのが当然では無いこと

これこそが危険だということを、飼い主は知っておくべきです。

(鎮静無しで検査してくださる獣医さんを探しましょう)






【 心筋症と麻酔(鎮静)】


心筋症と知らず、手術等で全身麻酔をかけると戻ってこない場合もあります。

サマーカット等で鎮静をかける場合も、同様です。


前項にも記しましたが、逆を言えば、

心筋症かどうかを知りたいために

” 検査で鎮静をかける ” というのは、本末転倒なのです。







【 血液による心筋症検査 】



心筋症かを確認する手段として

もうひとつの確認方法が血液による検査

NT-proBNP検査
というもの。



検査の方法は


かかりつけ病院にて血液を採取



外部機関にて検査



結果の用紙と共に報告が届く



結果の見方は





検査機関HP



検査結果が100未満なら心筋症の可能性が低く

現時点では正常とされる。



我が家の参考資料としましては






モカがMAXを超えて計測不能。

モカは保護時にバレンタインハートと診断されるほど

(バレンタインハート:肥大しずぎて多臓器の圧迫を受け心臓が変形)

心臓が非常に悪い状態でした。


それでも発覚からの投薬で、現在も穏やかに暮らせています。






エコー検査が苦手な獣医さんもいらっしゃるかもしれません。

この検査なら、鎮静・毛刈り無しで心筋症検査が出来ますので

NT-proBNP検査だけでも行うと安心です。





【 検査の流れ 】



ここまで記した検査についての流れを説明します。



《 通常 》



聴診器 (雑音があるか確認)



レントゲン検査 (心臓の大きさを写真で見る)



エコー検査 (比率・短絡率・厚み : 一度に3つの検査をする)



上記検査を総合判断し、投薬を決める



検査は人間が行うため誤差も生じますので

確認のためや、現在どれだけ悪いのかを知るために

NT-proBNP検査をする







《 エコー検査が出来ない場合 》




NT-proBNP検査をする(隠れ心臓病検査として)









【 抱き上げ方 】


心臓の悪い子は、普段も勿論ですが

慌てている 発作中や発作後・病院へ連れていく際にも

仰向けにさせず、猫さんの自然の体勢を維持して抱き上げてください。

普段、自分からヘソ天をする分には全く構いません (*゚ー゚*)





【 治  療 】


投薬で維持していきます。

胸水が溜まってしまう場合には利尿剤や

ドレーンの設置を行う場合もあります。

ストレスを与えず、激しい運動を避けるのも

治療のひとつになります。







【 その他 】



心筋症は完治が難しいとされ、幸運で完治。良くて維持。

そのため早期発見が一番です。

また当家の経験から、猫の心臓の大きさや、大動脈/左心房比率等は

猫の体格との関連もあるような気がします。


心臓病には、この肥大型心筋症の他

拡張型心筋症・拘束型心筋症・僧帽弁閉鎖不全症など

病気の種類もさまざま。




我が家では


肥大型心筋症: モカ・ゆず・さすけ・ちゃたろう

拡張型心筋症: ぴっち・くぅ


となっており

モカ・ゆずは、毎日心臓薬の投薬。

さすけ・ちゃたろうは、心壁が厚いため 予防的に3日に1回のアスピリンのみ。

ぴっち・くぅは、現在は快復しましたが、再発予防として

タウリン(栄養素)を毎日服用しています。






心筋症には遺伝的な要素もあり

ブリーダー崩壊っ子達の親御さんにも呼び掛けて参りました。

強制は出来ないため、呼び掛け・情報提供ですが

今現在も定期的に調べて対応下さっている里親さま達。

いつも経過報告をありがとうございます。

ご苦労、ご負担をお掛けしておりますが

大切に思って下さっていることに感謝申し上げます。







そして、元気だから関係ないのではなく

目に見えずに潜んでいる場合も多くあります。

MIX猫さん だから安心ということも無い。

まずは一度、ご自身の子の検査をされることをお勧めします。

まずは調べてみて(- o -)ほっ・・・と出来るといいですね。

そして、年に一度でも定期的に調べることをお勧めします。











~ 余 談 ~


過日 『 投薬出来ない子 』 について相談がありました。


※ 錠剤を飲んでくれない

※ 粉にしてウェットごはんに混ぜてもバレてしまう

※ 元々、オヤツ類を食べない子

※ お口周りを触られるのを嫌がる子

※ お客様が来た途端に隠れてしまう子


との事でした。


私が行って・・・とも提案しましたが上記の理由で無理




そのため、ご相談の結論は 『 注射 』 で対応

しかありませんでした。



今回は抗生物質でしたから、注射で対応出来ましたが

先を考えると投薬できる事は必須です。

上記のような子と共に暮らしている親御さま。

健康なうちに、徐々に徐々に慣れて貰ってください。








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にゃんの呼吸 壱ノ型




鬼殺隊   癸(みずのと)  新隊員の初仕事!







和(なごみ)くんが 鬼  を祓うと


すかさず










涼音ママが福を呼び込む (・ω・)b




あっ、泣いているように見えますが

点眼後です。

結構喜んでやってくれ・・・・・











 そっ、そんな心の声があったのねっ





っと言うことで

頑張らずとも家族確定している 涼音さんですが

全く嫌がらずにやってくれるので

『 がんばれ!ねっこ

とだけ言っておきます





まぁ、イベント時は誰でもかり出されるのが我が家。

しかも新隊員の初仕事なので仕方ありません





しかし仔猫さん達が

スムーズに撮影させてくれるハズもなく




こんなんだったり





すんごい大事な行事なんだよ~と言い聞かせたり





素直さにホッコリしてみたり ( ´艸`) イイコ



初めてのことにドキドキしながら(お面を壊されないか

楽しく過ごせました♪♪





良い鬼と悪い鬼の区別が出来なくては

炭治郎に怒られますが

今日は節分

厄を招く鬼は悪い鬼  





っということで

今回はチビ男子に頑張って頂きましたヽ(。´∀`。)/


ねっこさんもお疲れさまね♪♪





明日は立春

まだまだ寒い日は続きますが

暦の上では春




季節の変わり目には

人間も猫さんも体調を崩しやすいもの。

(既にみるくがクシュクシュいってます



邪気を祓い家族全員で

この一年も健康を維持できるよう過ごしていきたいと思います (*`・ω・)ゞ
















【 季節を感じる贈り物 】




チャンプママさんより、今年も






新鮮でコリコリ感があって

お刺身から、色んなお料理まで

沢山楽しめそう(・ω・)b



そしてそして





沢山だな~と思ったら

丁度28本

全員で楽しめるようにしてくれたのかな?

更に





キーホルダーやマグネットも。

かわいい (*ΦωΦ*)



お菓子は




つい、パクパクと頂いてしまいました






そのうえ





あったかそう


ザ・猫好きが猫好きに贈るプレゼント って感じで

ひとつひとつニマニマしながら眺めています。

沢山、ありがとう ヽ(。´∀`。)/







新鮮な貝柱を頂いたので

早速 アコヤ貝柱を調理





バター醤油で頂くのは本当に美味しく

これに七味をかけるのも美味。

そして





かき揚げにもしてみました。

贅沢ごはん! 



まだまだ沢山あるので

楽しませていただきます。



チャンプママさんは今、大変な時期。

そんな中、お気遣いをいただき恐縮です


有り難く頂戴致しました。

いつもありがとうございます(人-ω-)゚*。★。*゚









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