幸 歩行困難に




幸はブリーダー崩壊から救出された子。

保護当時は超威嚇娘でしたが

現在は甘えん坊さんに大変身しています。

それは きっと、私達が幸の身体の状態を理解したから。




保護から私の子として迎え、検査したところ

『 変形性脊椎症のブリッジ 』 と判った。




この子の身体に負担の無いようにと

丁寧に過ごして参りましたが

あれから8年。

とうとう、その時が来たようです。







まずは未掲載分の通院記録からを綴ります。



【 2021年4月11日 】


爪切り・手足裏等の局所毛刈り




※ 幸の身体を考慮し、以降 出来うる限り自宅爪切りと毛刈りを実施




【 2021年9月25日 】


以前と同様、食欲減退。

食べた時に口腔内に痛みがあるのかクチャっとする。



体重:4.54kg

体温:37.8℃


《血液検査》







・歯のがたつきなどの問題は無し

・これまでと変化のない結果だが赤血球があまり作られていない

・抜歯時にコンベニアを打っている。

・前回からの回復はコンベニアの影響が考えられる





《 処置 》


コンベニア注射




※ この後もお口の違和感は感じながらも

食事量は回復してきました。








そして今







3月12日の朝から歩行に異変を感じる。

お昼くらいの歩行を見ると

腰から下が流れるような、おさまりのない歩行。




写真は左後ろ足。

座っている状態では、足が浮いたような感じです。





歩くのには支えがないと危険な様子だったため

ケージに居させることに。


しかし少しでもケージ内での生活を快適にするため




以前の家で使っていたケージを改良することに。

丸洗いした後、2つのケージをつなげる。




生活の広さは保つことができました。

そしてモカとゆず。

このふたりは、いつも幸の傍にいてくれるようになりました。




痛みからか食事量も減っていたので通院。



【 3月14日 通院 】



体重:4.12kg

体温:37.5℃


《 血液検査 》





食事量が減っていたためか

腎臓と肝臓の数値が悪い。

総白血球数は上がっていない。



歩く姿も見て頂きましたが

やはり変形性脊椎症からのものでした。




《 対応 》


痛みを取り除くため、ステロイド注射

BUNが高いため、200cc/週1回 輸液実施




次回:2週間後再診




ステロイドで痛みが取れると

治っていないのに歩き回り悪化させてしまう可能性があるため

先生からもケージでの対応を指示されました。




とぉさんが組み立ててくれたけれど




増築だと、どうしてもできる段差。

幸のためには フルフラットにしたい・・・






すると、丸ノコを借りてきてくれ

今の家を建てたときの端材を使って

(今回はフローリング端材)




ピッタリはまる台座を作ってくれました ヽ(。´∀`。)/




今は段差も解消し、可能な限りのバリアフリーです (・ω・)b


夜や目を離している時

外出先からも見られるカメラも設置してくれ




こんな感じで見守れるようになりました。


寝ているクッションは骨に優しい高反発。

滑らない生地が使われていますが

それでも後ろ足が滑ってしまうため

現在、千代丸ママさん(ちよよ)に

生地を渡してカバーをオーダーで作って貰っています。










威嚇娘から、心を許してくれた幸。

同じ環境で育ち、人間を憎んでいた希喜に

いつも優しく寄り添い、大丈夫だと教えてくれた。



身体に不自由があっても

私達を見かけると、ゆっくり歩いてきてくれて

毎日、おトイレ掃除に同行してくれていました。




とっても愛らしい子。



いつか来るかもしれないと心に留めておいた8年。

逆に、これまでよく身体がもってくれたと感じます。





これからは恩返しの時間。

今は自力で排泄も出来ていますが

この先も考えながら

幸が快適に、心穏やかに過ごせるように

お世話をしていきたいと思います。
















【 お ま け 】




我が家の朝のシンク♪




お水とごはん皿で60皿くらいを洗いまくります ┗(`・∀・´●)

(朝が一番多く、晩ご飯後、サプリ後と3回)




同じごはんを食べてくれたら どんなに楽かと思いますが

療法食・好みや食事量を考えながら

日々、ごはんのメニューが変わります ヽ(´o`;






今年は こども達の事でも色々とあり

この3月は、義母の骨折もあったりと

特に目まぐるしい日々ですが







寒の戻りや雨もあるなか




春は着実に訪れていて




幸の誕生日に植えたチューリップも

可愛らしく咲き誇ってくれています。




悲しかったり悩むことは勿論あるけれど

時間は待ってはくれない。




前をしっかり向いて

こども達と共にいられる大切な時間を

少しでも長く、そして笑顔でいられるように

気分転換を上手にしながら頑張って参ります (*`・ω・)ゞ












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むぎの分子標的治療




口腔内に腫瘍が発生し、手術によって摘出した むぎ。

2月に入り、異常を感じたため通院し

腫瘍の再発が認められました。



そこで提案された 『 分子標的薬療法 』

散々 悩みましたが、全ての状況を考慮し

治療を始めることにしました。




抗生物質(コンベニア)とステロイドを打った

2週間後の再診から綴ります。






【 2月26日 通院 】




体重:6.42kg(220g減)

体温:39.4℃(前回39.3℃)



《 血液検査 》





ヘマトが高いのが気になります。

白血球は少々下がってきており

触診でも、前回腫れていたリンパは治まってきていました。






そして分子標的治療を開始することに。




副作用は少ないと言われるものの

抗癌剤のため、吐瀉物を食べてしまう子を

通常時間、別のエリアに移動させたり

別エリアにお引越させたり。

排泄物を他の子に触らせないように対応したり

涼音一族の入隊は、むぎが安定してからと

治療開始を悩んでいた時間に色々と決めました。





そして治療開始。




まずは2週間の治療サイクル。

1クール目となります。

心配していた副作用は的中し

食欲減退に繋がっておりますが




ぴっちや、兄妹の ひなに励まされ

甘えん坊が更に甘えん坊になって

気持ちは穏やかに過ごせていました。





そして2週間後の再診。





【 3月12日 通院 】



体重:6.10(320g減)

体温:39.9℃(前回39.4℃)



《 血液検査 》





またまたヘマトが高くなってしまっていますが

総白血球数は正常値に入り



なんと!!

腫瘍が小さくなっていました (´;∀;`)






副作用が出てしまう子なので

身体を酷使させてしまい

体重もどんどん減ってきてしまっていますが

先生曰わく

『 今がタタキ時。上手くいけば腫瘍が消えるかも 』 ということで

再度2週間、投薬を継続することになりました。




お口の中に ぷよっ としていた腫瘍は

とても小さくなっています。

しかしながら、リンパの辺りに

石のように固い塊ができました。

これが段々と無くなってくれたらと願います。








応援して下さる皆様に

早々にお伝えしたかったのですが




2クール目に入り

食事量が減っていく日々に

何とかならないかと考えたり対応したり。

記すのが怖い日々が続いていましたが

昨日の夜分のごはんを沢山食べてくれたので

今日は少し(*´Д`)=3ホッ として綴っています。



体重測定、検温、輸液、血圧測定をしながら

日々を過ごしています。




ありがとう。




腫瘍消滅は夢のまた夢。

それでも希望を持って対応していきます。

まずは、元のサイズより

腫瘍が はるかに小さくなったことをお伝えします。




応援、ありがとうございます!!




日々 記録している食事量データを

備忘録(無くさないように)アップします。





腫瘍再発前は 1食30g/1日60gを食べていました。



あまりに食事量が下がると投薬も怖くなります。

先生にも了解を取り、食べてくれることを大前提に

治療を進めていくことにしています。
















【 お ま け 】


庭のシンボルツリー、染井さん(桜)。

庭木なので初めての剪定をしましたが

剪定した枝を捨ててしまうのが忍びない・・・


染井さんは特に剪定に弱い種類ですが

ダメ元で花瓶にさしてみました。

それから1ヶ月後の3月。




新芽が出て来ました (゚ロ゚;


桜は花が先、葉は後なので切り枝ではこれが精一杯なんだろうと

思っていたところ




桃の節句が過ぎた3月4日。

室内で見事に咲いてくれました ヽ(。´∀`。)/




そして不思議なことに

庭に沢山の てんとう虫が!!

(数えたら15匹もいました




幸運を運んでくれているんでしょうね。

その幸運を活かせるように

こども達のサポートを頑張って参ります (*`・ω・)ゞ











トラの鼻腔膜性狭窄症のバルーン手術ですが

一度の手術では治らないことが判り

検討の結果、以前と同じ施術をして戴くことにしました。

手術は今月末。

成功して、また以前のような呼吸に戻ってくれると嬉しいです。







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綿毛の避妊手術




唄の避妊手術の翌週

今度は姉妹の 綿毛(わたげ)ちゃんの避妊手術でした。




すっかり猫さん風味に成長しました(´―`*)








【 2022年3月12日 】



体重 : 2.40kg

体温 : 39.1℃




『 血液検査 』





仔猫さんなので少しの高低値が気にはなりますが

健康的には問題なし(・ω・)b








『 心臓のエコー検査 』



FS-Avg : 58.8%

AO≒LA  : 1:1.63

厚み     : 5.0mm




TOTAL的には、まずまず正常なのですが

仔猫にしては数値が高すぎとのことで

今後心臓に注意をしていくことにします。







綿毛さんも無事に手術が終わり

翌日の午前中にはお迎えにあがりました。




涼音、唄、綿毛の3避妊手術のなかで

帰宅後に一番元気いっぱいだったのが綿毛。



そこは安心しつつ




気にしている様子が心配 (;-ω-A トルナヨ


私 『 わたげしゃん、気にしないようにね~ 』





・・・ほんとかよ ヽ(´o`; ← 信じてない




ねっこさん (´;∀;`)  頼んだよ!


ママが見ていてくれるとほんと楽。




ひとりでできるんだもんね、わかってるよヾ(´∀`*)






あんなに ちんまかったのに

少しずつお姉ちゃんになっていくんでしょうね。



この子は、ごはんが大好きなので

この状況を守っていけたらと思います。

心臓に気をつけながら、成長を見守ります。










3月に入り、目が回るほど色んな事が起きています。

お伝えしたいことも、記録しておきたいことも沢山あるのですが

まだルーティーンに慣れず、時間が取れない状態です。

記事によってコメント欄を 開けたり閉じたりしますので

どうか気長に 応援、見守って下さると嬉しいです (人-ω-)












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唄の避妊手術




涼音の避妊手術の翌週

今度は娘の 唄(うた)ちゃんの避妊手術でした。






謎の不調も乗り越え、元気いっぱい。








【 2022年3月6日 】


体重 : 2.20kg

体温 : 38.5℃



『 血液検査 』





完璧ですね(・ω・)b

この先も、この数値をずーっと維持したいな~





『 心臓のエコー検査 』



FS-Avg : 45.1%

AO≒LA  : 1:1.21

厚み     : 4.7mm




正常です (*゚ー゚*)




そして避妊手術が行われ

夕方にはお見舞い




瞬膜が出まくりの覚醒したばかり。

頑張ったね (´;∀;`)



この子も翌日の午前中にお迎えにあがりました。

自宅での室温にも気をつけていたため

膀胱炎もなし




唄は、チビなのに ごはんに執着しない子。

ごはんで元気を伺うのが難しいのですが

よーく観察していきます。




現在の 唄さんは・・・

以前、しじみのためにと

hanasaku さんから戴いたバスが大好きで




涼音教官の指導を受け




お客さんも乗せている毎日です (´―`*)



抜糸は3週間後。

なるべーく大人しく過ごしてほしいものです( ´-∀-`)ムリムリ












3月に入り、目が回るほど色んな事が起きています。

お伝えしたいことも、記録しておきたいことも沢山あるのですが

まだルーティーンに慣れず、時間が取れない状態です。

記事により コメント欄を 開けたり閉じたりしますので

どうか気長に 応援、見守って下さると嬉しいです (人-ω-)












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涼音の 避妊手術 と 拡張型心筋症



涼音は1月15日に抜歯手術を受けました。




1週間後の1月23日の再診では

まだ腫れが残っていたため3週間の投薬継続。

2月6日の再診でも腫れが残っていたので

2週間投薬量を増やして対応し、腫れはひきました(*´Д`)=3ホッ

(ごはんは食べられていました)







そして迎えた、避妊手術の日。






【 2022年2月28日 】


体重 : 4.04kg

体温 : 38.1℃



『 血液検査 』





ずっと高値を示していたグロブリンも

抜歯手術によって下がってきています(・ω・)b

(下がっていなければ再エイズ検査予定でした)







『 心臓のエコー検査 』



FS-Avg : 33.9%

AO≒LA  : 1:1.49

厚み     : 4.0mm






兎に角、動きが悪い。

放置していれば・・・というほどでした。

診断は 拡張型心筋症


拡張型心筋症はタウリン不足での発症が多いので

完全に野良ちゃんだったことも確定。



呼吸や咳に注意しつつ

タウリンを1日2回 / 0.4-0.5g(1回)で対応していきます。


(これまで当家では、ぴっち&くぅ が拡張型。タウリン投与で安定(予防的に現在も投与中)








心臓の状態を理解しながらの避妊手術も無事に終わり

お見舞い




涼音 (´;∀;`) がんばったね

少し発情も来ていたところだったようです。




まだ完全に麻酔から醒めていない状態でした。






翌日、午前中早々にお迎えにあがり

現在の涼音さんは




元気にのんびり過ごしています。

もう当分、痛い思いはしないからね。







今回の手術での反省点がありました。


※ 抜歯手術の際に心臓の検査をしなかったこと


※ 避妊手術帰宅時に膀胱炎だったこと


※ 仔猫さん達に注意しないママだと思っていましたが

涼音の留守中の部屋の荒し方から、しっかりママ業をしていてくれていた事に気づく







膀胱炎は手持ちのお薬で対応し、完治。

反省は、我が家が仔猫用室温で温かすぎだったこと。

そのため、少しずつ温度を下げ

この後の 唄、綿毛の手術に備えました。

甘やかしもほどほどにしなくちゃですね ^-^;





涼音は 緑内障が少し進んでしまっています(専門医)

そして、今回判明した 拡張型心筋症。


今後の猫生を 穏やかに快適に過ごせるように サポートしていきます。










3月に入り、目が回るほど色んな事が起きています。

お伝えしたいことも、記録しておきたいことも沢山あるのですが

まだルーティーンに慣れず、時間が取れない状態です。

コメント欄を 開けたり閉じたりしますので

どうか気長に 応援、見守って下さると嬉しいです (人-ω-)










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