水無月より

つれづれなるままにブログというものを書き綴ってみます。

今日から8月

2023-08-01 16:34:09 | 日記

 今日から8月です。 夏真っ盛りです。

真夜中に稲光で目が覚めました。かなり光っていましたが

そのうち雷雨になりました。おかげで朝方は比較的涼しかったです。

でも午後からは、やはり暑くなりました。今日も引きこもり継続中です。

だんだんネタ切れになりますね。

 8月にまつわる名字の話です。

「八月朔日」「八月一日」はなんと読むのでしょうか。

ともに「ほづみ」と読みます。

名字の由来は、穂積(ほづみ)と同じで、旧暦の8月1日に稲の穂の

刈取りが行われ、稲穂を積む(摘む)ことから「ほづみ」と読ませた

とのことです。

 

良く見かける雑草についてです。

ハキダメギク(掃溜菊)

ハキダメギクは熱帯アメリカ原産の一年草で、日本で初めて確認されたのが大正時代、

東京・世田谷の掃溜(ゴミ捨て場)でした。発見された場所がよくなかったおかげで、

残念な名前がつけられてしまいました。発見・命名者は朝ドラでもおなじみの日本植

物学の父、牧野富太郎博士です。 しかし、「牧野新日本植物図鑑」のハキダメギクの

図は、コゴメギクを描いたものです。 名が入れかわってしまったようで、現在のハキ

ダメギクは、北村四郎博士に従って名を当てられています。

 

イヌホオズキ

ワルナスビとイヌホオズキは同じナス科でよく似ているので、どちらだろうと思いました

が、茎に棘がないのでイヌホオズキでしょう。

バカナスともよばれ、ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから名付けられま

した。植物名における「イヌ」は,「(本物に比べて)役に立たない」という意味を持っ

そうです。これまた失礼な話です。

 似ているワルナスビですが、この命名者も牧野富太郎博士です。

牧野富太郎博士の「植物一日一題」にワルナスビ命名のいきさつが書かれているそうです。

茎や葉には鋭い刺が多数あり、うかつにさわると非常に痛い思いをします。さらに、繁殖

力が強く、ちぎれた地下茎や根が、ほんの数センチ残っただけですぐに復活するため、

一度侵入すると根絶は困難になります。そして葉や茎や実に毒性があります。ソラニンと

いうジャガイモの新芽に含まれている毒と一緒の成分が含まれています。

本当に厄介な「悪いナス」です。

 

コメント (4)
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