山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌60-vol.6(中島記)

2016-06-06 22:25:56 | 練習日誌
 先日の洗心庵公演でも感じた事ですが、弦楽四重奏の名曲はどれも難しい。頑張って練習してようやく一度や二度、人前で弾いたぐらいでは、ものになりません。「この曲はレパートリーです」と胸を張って言えるようになるためには、日頃から慣れ親しんでいないとダメです。

 ということで、演奏会の直後の練習は、目先の曲ではなくレパートリーにしたい名曲を次々に取り出して、ひたすら弾くというエクセサイズをやっています。

 …遊んでいるだけ

とも言えないこともないのですが、これがなかなかためになる。「素」の状態でどうなるか、というのがクァルテットの真の実力を知ることにもなります。

 メンバーおのおのの、癖や弱点、または以前と比べて伸びたところも如実にわかり、怖くも面白い。

 前回の第59回を終えた時にはもう洗心庵の練習を始めていたので、今日はをその機会にあてました。

 弦楽四重奏作品における「2大B」、ベートーヴェンとバルトークを時間の許す限り弾くという贅沢企画。バルトークが「2番」だけなのは残念ですが、ベートーヴェンは後期から。特に「ご無沙汰もの」を中心に。

 個人練習をほとんどしないで「15番」が通る、というだけでも永年積み重ねた「たまもの」と言えるでしょう。

 楽しく合わせたところで、次回から第60回の練習に入ります。

~チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動しています。~
 ただいま5箇所

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