山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌78-vol.13(倉田記)

2021-01-21 23:59:59 | 練習日誌

 ほんの少しだけ寒さがやわらいだ日中に、リハーサル。

 本日から川上一道氏参加。

 たった一人、単旋律の楽器が加わっただけで、アンサンブルの難しさが倍増します。弦楽器だけのアンサンブルと管楽器が加わってのアンサンブルは、(もう何度もやっていますが、)息継ぎの事もありますが、やはり難しいです。今回は、特に現代曲と近代ロマン派の2曲を川上氏と演奏する予定で、攻める川上氏と守る弦楽器集団とのせめぎ合いが実に面白く練習できました。

 最初、弦楽器だけで練習始めて設定していたテンポより、川上氏の演奏したいテンポはほぼ全曲速くて、弦楽器だけで練習していた感覚とは随分変化が生まれました。今日のリハーサルでテンポを設定し直したので、また家に帰りメトロノームと二人三脚になりそうです。

 以前ならゲストに来ていただいた方々のやりたい音楽におんぶにだっこでしたが、最近はちゃんと意見を出し合って、より良い音楽になるように話し合いも持つ練習になってきました。私は良い傾向だと思います。

 川上氏と茂木氏が帰宅後に、B.マルティヌーの3つのマドリガルを中島氏と合わせ。

 だいぶ音楽が流れてきましたが、細部にまだほころびが出てしまうので、再度努力です(私がです!!)。

 近代の曲を演奏する場合、ヴィオラ奏者の話として、ト音記号とハ音記号の頻繁な切り替えに、頭がついて行かなくなる事があります。と言うことは、まだ楽譜を読んでいる状態なんですよね。音楽を奏でていないわけです。暗譜するつもりで繰り返し練習します。演奏すればするほど良い曲に思えてきます!!

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま10箇所


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