山形交響楽団の年内の公演もすべて終わり、本日、恒例となった最後の締めは山形Qのリハーサルでした。
本日はまず弦楽器の下拵えを行うという目的で、弦の3人でJ.フィアラ、J.B.ヴァンハル、L.v.ベートーヴェンと一通り音を出してまいりました。
フィアラは、非常に素朴な感じがして、汚れを知らない無垢な小鳥さんの様。
ヴァンハル、ベートーヴェンと進むにつれ、内容が成熟・充実してゆくのがわかります。
こてこて古典派のプログラム、楽しくもあり、気を抜けないものでもあり、20年分の結束力を試されているかのようであります。
オーボエ四重奏曲の二作品については、ゲストの柴田さんの歌い回しがどの様に影響してくるのかが非常に興味深いところです。
今回どうしても音源の見つからなかったフィアラの作品について、リハーサル後、楽譜に記載された文言を手がかりに調べてゆくと、後の世の演奏家により補作・出版を行ったらしいことが判りました。
せめて、編曲者ご本人による音源の出版までされていれば、少し楽をできたのですが〜。。。
と考える一方、
あぁ、これは著作権料の支払いが面倒なパターンかも、という考えに思いが至ります。
ジャスラックさんが管理されていれば、簡単に支払いが済むのですが。。。
これから短いお正月休みにはいりますので、プログラムノートの執筆を進めてまいります。
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま21箇所
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