山越木工房Blog

木楽(気楽)な日記

SP-10R用 ベースボードの制作 2019編

2019-12-16 21:06:36 | オーディオ

みなさんこんばんは。

今回はテクニクスSP-10R(アナログターンテーブル)用のベースボードを制作させて頂きました。

お客様は 大阪府/I様

長年の夢を実現したいと弊社にお電話頂き、FAXやお電話で詳細をお聞きしていくと、

ダブルトーンアーム仕様にしたい事と、木質感を上手く出したいとのリクエストを頂きました。

使用するトーンアームは SAEC社製 WE-4700とオルフォトン AS-309Sとの事。

型番に詳しい方なら、こちらのシステム総額がどれくらいになるかお察し頂けるかと。

今回製作に入るにあたって思い入れが有るとの事で、弊社もご提案できるアイディアを何度も打ち合わせさせて頂きました。

で木部の仕様は、芯材となる部分は弊社バーチ合板の天面に鬼胡桃(オニグルミ)材の柾目突板を天板面に貼りこみ

回りには同じく 鬼グルミの無垢材を4面に袴のように貼りこみ ウレタンクリアー半艶にて仕上げました。

※鬼胡桃材の質感

サイズは W 585mm D 500mm H 130mm 

※背面のケーブル口も拘ってみました。


クルミ材の柔らかい表情と金属機材の素材のコントラストが相まってお互いの質感を上手く出せれば。をテーマに制作してみました。

見ているだけで所有感を出せる感じにも。

有難いお仕事を有難うございました。

 

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