山越木工房Blog

木楽(気楽)な日記

伐採作業 2020

2020-06-30 16:08:04 | 日記・エッセイ・コラム
みなさんこんにちは。

今回は弊社 裏山の伐採作業のお話。

弊社工場が大自然に囲まれているのは、お越しになったお客様ならご存じのはず。

この山々は森林監督署(国)によって計画的に管理・運営されています。



でこの山々も伐採の時期にもなり、また 昨年の台風19号の風雨被害(当地は特に突風の被害)も有り、危険な立ち木も有るということで今回の伐採が始まりました。

専門業者さんが重機を搬入し 本当にあっと言う間に傾斜面に作業道を通し 弊社工場敷地にどんどんと伐採された木々が運ばれてきます。





もう重機とチェーンソー捌きを見ていると神業に近く、狙ったところに「スパッ」と倒すところを見ているとカンドーの域です。

また重機のオペレーターさんも、自分の手と腕のように巧みに操作をしているのを見ていると、自然と「スゲー」と言葉を発してしまいます。



年輪を見ると40~45年くらいの樹齢ですが、担当の方にお聞きすると大径木は建築材に

小径のモノは燃料や木質系の材料へと利用されるそうです。

長い年月を経て育った木材が伐採され 針葉樹の香りに包まれると、材料を無駄にしないようにと心引き締まります。

木材は再生可能な資源なるので、日本の国土を有効活用して次世代に残していきたいものです。