8月に入ったが、まだ梅雨前線ががんばっていて岩手は梅雨明けしない。今朝もシトシト雨が降っている。昨日、軽米町の高常商店まで行って購入したソバの種(秋ソバ)を蒔くこともできないでいる。ソバには春に蒔いて夏に収穫するいわゆる春ソバと7月から8月初めにかけて蒔いて秋に収穫する秋ソバがあり、一度春ソバに挑戦したが、休耕田だったため地下水の水位が高いらしくほとんど収穫できないで終わった。今年は、ダイズやアズキを植えた残りの部分で、地下水の水位が高くないところを選んで蒔こうと思っている。雨がひどくなければ作業をしようと思うのだが、思うようにならない。
梅雨が明けなくても自然は夏だといっている。わが家の裏庭の花壇?に植わっているオオウバユリが花をつけた。オオウバユリは北海道と本州中部以北の産地の林下に生える多年草である。高さは1㍍~1.5㍍にもなる。花は純白ではなく緑白色。10個以上も茎から水平に着く。「オオウバ」とは何とも気の毒な名前がついているが、花が咲いたときに下の葉(歯にもじったといわれる)が欠けているので「姥」にたとえたという説があるらしい。この花はわが家の裏庭のものだが、後ろに共産党党洋野町委員会の宣伝カーの看板が移っているのが御愛嬌だ。