山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

穂を下げ始めたイネ

2013-08-27 07:19:34 | 農作業

 昨日も斑点米カメムシ防除の農薬散布。残り1枚にかかっていたら、雨が降ってきて中断。今日も最後の作業をしなければならないことになった。散粉機をかかえてまだ水の入っている田んぼを歩くのはかなり重労働で、昨日の5時間余りの作業でも少しへばってしまった。今日の分は2時間もみておけばいいので、何とか終わらせることができるだろう。

 ところで5月20日に田植えをして3か月ちょっと。わが家の田んぼのイネは穂を下げ始めた。水の取り入れ口(ふつう水口という)付近は最近穂が出たばかりで、まだまっすぐ立っているが、8割方で写真のように穂が下がってきている。後は水を落とすタイミングと、刈り取り時期の確定を残すだけだ。台風の直撃などということがなければ、まず平年作であろうと思われる。

 一昨日、イナワラと交換に牛堆肥をもらっている農家が、状況を見にやってきたとき「良いイネだ」といってほめてくれた。幾分自信をもっているのだが、プロの農家からほめられればやはりうれしい。


秋ソバの花が咲く

2013-08-27 07:19:34 | 農作業

 祭りの終わりに腰を痛め、20日から予定していた斑点米をつくるカメムシの防除の作業を延期していたが、幾分痛みが和らいだので、26日から作業を開始した。少し身体を休めていたので、2㌔位体重が増えてしまって身体が重い。前に抱える方式の手回し散粉機で田の中を歩きながら粉末の殺虫剤を蒔いていく。背負い紐の具合が悪かったり、途中で粉剤が詰まったりで午前中やって20㌃分しかできなかった。久しぶりの農作業でもあり、まだ少し腰が痛いので昼で作業をやめたが、天気が良いのにもったいなかった。

 作業を終わって、休耕田(といっても田んぼに戻す予定はない)を覗いてみると、7月の終わりに蒔いておいたソバ(秋ソバ)が白い花をつけていた。一度春ソバを試してみたが、蒔いた場所の地下水の水位が高かったのと雑草に負けてしまった。秋ソバは、雑草の生育期を過ぎてから蒔いたことや、地下水の水位が低い場所に蒔いたことなどによって、何となくうまく実りそうな気がする。ソバの隣では、アズキがもう鞘を太らせていた。

 私としては、まだ耕せる場所はかなりあるので、家で消費する農産物は可能な限り自給できるようにしたいと思っている。今日は妻も別の畑にダイコンを蒔きたいなどといっていた。