今日は午前11時過ぎから田んぼに出かけ、水の管理と刈り払っておいた土手の草の始末をした。田んぼの中にまだ1本ヒエが残っていたので、抜きに入っていくと、稲に穂が出ているのを発見した。田植えをしてから2ヵ月と10日余り、7月後半から8月の頭は雨が続いて「低温注意報」も出されるなど、少し不順であったので心配していたが、無事、出穂にこぎつけた。さらに見回ると、一番上のもち米(カグヤモチ)も出穂をしていた。次の作業は穂揃い期(約9割の稲に穂が出た状況)にカメムシ対策の農薬を散布しないとならない。斑点米をつくるカメムシ防除の為である。とにかく、休耕田が増え、転作で牧草を植えたりしているので、斑点米を引き起こすカメムシ類が増えている。自分の田の草をきれいに刈っただけでは防げないというのが改良普及センターの説明だった。私も最低限の農薬は使わざるを得ないというのが今の結論だ。
すでにダイオウイカの話は当ブログにあげておいた。今回の富士山行きでは、5日は6時台の「はやぶさ1号」で帰るつもりだった。ラッシュが始まる前に東京駅まで行って新幹線に乗ってしまうというのがいつものやり方なのだが、農作業をしながらNHKの「電話子供科学相談」を聞いていると、東京の国立科学博物館で「深海展」をやっているとのことで、連れ合いに相談すると興味を示したので、切符を10時台の「はやて号」に変更した。かなり混んでいて、座席は別々のものになったが仕方がない。
8時に上北沢の長男のマンションを出て、新宿駅まで行き新宿で山手線に乗り換え上野駅に着く。月曜日なので他の施設(上野動物園を含め)は休館だが、国立科学博物館は特別展のために8月は休みがないとのこと。子供連れが向かっていく姿が目立つ。会場入り口には行列が出来ていた。
深海展は、深海の環境やら生物やら調査研究の内容やらを展示している。写真は、「しんかい」という潜水調査船である。子供たちは深海の生物の標本などを興味深そうに眺めていた。まじめにノートに記入している子供もある。夏休みの自由研究にでもするのであろう。
新幹線までの時間が1時間余りなので、あまりじっくり見学できなかったが、大変意義のある展示なので機会があったらお出かけになるといいと思う。
ちなみに、一般の入場料は1,500円だった。