まだまだ暑さが続いているが、自然の世界では秋が確実にやってきている。昨日、農作業の帰りに気が付くつとツリフネソウが咲いていた。ツリフネソウは沖縄を除く日本の各地に生える一年草で、ツリフネソウ科の植物。茎はやや赤みを帯び、高さは50~80㌢。花は紅紫色で、後部に細く突き出た距があるのが特徴。花の名前の由来は、花の形が吊り下げた帆掛け船によく似ているからという。同じツリフネソウの仲間に、キツリフネがありこちらは花の色が黄色。
キツリフネの方がツリフネソウより少し花の時期が早いようだが、私の田んぼの周辺では今そろって咲いている。山野草のガイドブックでもこれらの花は、「秋の花」にくくられており、暑くてセミがわんわんないている中でも秋はすぐそこまで来ている。そういえば、気象予報の中でも「秋雨前線」の話が出ていた。