霧降高原・丸山に雪の絶景を撮りに行きました
12月18日、朝6時に起きると素晴らしいオレンジ色の朝焼け。
空には雲一つ無い。
「おおー!いいぞー!絶好の登山日和だぁ」
北千住7:21発の快速で日光へ。さあ、行きましょう!
走り始めて30分で富士山がクッキリと現れる。
空気は澄み切ってる。
「おおー!いいぞ!いいぞー!」
その後、浅間山、赤城山、筑波山が次々現れる。
「おー!おおー!おおおー!いいぞー!いいぞー!!」
トレントレン走っていっけートレントレンどこまでもー
東武日光駅09:20着。霧降高原行きバスは24分。急ぎましょう。
バス停に着いたら、
ゲッ!
冬は霧降高原方面のバスは運休!
別方向に行くってある。
ネットの時刻表にはそんなの無かったぞ。
簡略な路線図を見ると、霧降に向かう途中から別方向へ行くらしい。
「さて、どうしよう?」と迷ってる間にバスが来た。
「エェーイ!ままよッ!」
飛び乗ってしまった。
これがこれからの悲劇のプロローグ・・・・・・・・・・・。
運転手さんに聞くと、「丸美」という停留所から道が分かれるとの事。
「よしっ。そこから先は歩こう」と腹を決めた。
ところがドッコイ。わずか6分、三つ目で「丸美」に着いてしまった。
「エッ?エッ!」
ピンポーン!
「降りまーす。」
日光駅からわずか1kmで降りてしまった
霧降高原まであと9km。
その先丸山までさらに2~3km。丸山は標高1689m。
お手軽登山が、
標高差1000m超。行程20km超の壮大な山行になってしまった
「よ~し!やってやろうじゃないか」
9:30出発。
こんな退屈な道を、テクテクと登って行きます。
夜の内に雪が降ったようです。
丸山からは絶景が期待できそうです。
退屈を紛らわしてくれるのが、この高度標。
高度が上がっていくのだけが唯一の楽しみです。
霧降高原は1200mです。
右のまん丸が丸山。
あそこまで行きます。まだまだ先は長い
夕方になると、この道は、標高の高い所で
確実に凍結しそうです。下りの凍結はオッカナイ。
今日は滑り止めのチェーンは持ってない。
歩きながら時間の計算をします。
霧降高原まで9kmで2時間。11:30着。
丸山までの登りが休憩入れて2時間半。14:00着。
撮影20分。下り1時間(雪の下りは速いんです)15:20着。
「丸美」までの下りが1時間半。16:50着。(真っ暗だけど)
ヘッドランプは持ってるから、
「ヨシッ!ギリギリ行けるッ!」
どんどん進むと赤薙山が煙ってきた。
雪が降ってるようだ。
振り向くと筑波山。
ところが、この辺りから・・・
雲行きが怪しくなって来て。
そしてこの辺りで・・・・
降り出して来た
霧降高原着11:30。時間は計算通りなんだけど・・・・・・。
吹雪です・・・・・・・・
当然、山なんか・・・・・・・
な~んにも見えません・・・・・・・
ったく! なにしに来たんだか・・・・
少し上の休憩所で昼にして降ります。
ところがその休憩所が閉鎖されている
風と雪を避ける所がどこにも無い。
立ったまま、サンドウィッチを暖かいポタージュスープで
流し込みます。
雪ダルマになりながら・・・・
ウッウッ・・・寒い・・・寂しい・・・
泣きっ面にスズメ蜂だ
11:45こんな所に用は無いっ 降ります。
ズンズン降ります。
腹立たしさが足を速めます。
ズンズンズンズン降ります。
900m辺りで小降りになって、やがて止みました。
写真らしい写真を撮ってないので、
「霧降の滝」に寄って撮影します。
この辺りは降らなかったようです。
14:20「丸美」バス停。バスは30分後。
そのまま歩いて14:40東武日光駅着。
結局、標高差600m、往復19kmを歩いただけで
終わってしまった
バッカみたい
なにやってんだか
降りて来たら、日光市街も帰りの電車でも空は澄み切ってる。
やっぱり、女心と山の空
山登りオヤジ
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