7月21日登って来ました、丹沢・塔の岳。
足立区綾瀬を6時に出て、千代田線、小田急線で秦野下車。
バスを乗り継いで出発地の「ヤビツ峠」に8:50着。
キンキンに冷房の効いたバスを降りるとえらい熱さです
満員の乗客は全員登山者。
準備を整えて出発9:10
「富士見橋」の登山口まで車道を下ります。
9:35 まず「二の塔」(1140m)を目指して登り始めます。
階段です。 けっこう高さのある階段です。
嫌いです。
時々山道になるけど・・・ 階段です。
ビルの階段は踊り場があって息が抜けるけど、
この道には踊り場が在りません。
息抜き無しの登る一方です。
急坂のうえ、えらい暑さ おまけに遠景は霞んでいます。
汗がドシャ降り状態
かなわん
10:45 ヨッコラショッって感じで「二の塔」(1140m)着。
並の山ならこれで「はいっ!ご苦労様」で後は降りるんだけど、
今日はここが玄関に入ったところ。
次は、後ろの「三の塔」に向かいます。
10分休憩して出発。 10:55
急降下です。 「三の塔」があんなに高くなってしまった
降りた分、急坂をヒーヒーと登り返します。
そして、高原的な坂を登ると、
11:15「三の塔」頂上です(1204m)。
広い山頂で眺めが良いです。
ここが目標で、引き返す人も結構います。
東側には、この前登った「大山」。
登った時は霧で何も分からなかったけど、大きな山です。
西側は、これから歩く道筋。
左のピーク「烏尾山」に降りて、右奥に続く尾根を歩きます。
少し降りると道筋がもっと良く分かりました。
左端の「烏尾山」から尾根道を行って、右奥の「新大日」へ、
「塔の岳」はさらに左へ、雲で霞んでいるあたり。
先は長い。
今日は残念ながら霞んでいるけど、空気の澄んでいる秋・冬は
素晴らしいだろうなあ!
特に雪の時は。
折角登ったのにまた降ります。
こんな悪路を。
で、また登ります。 メルヘンチックなトンネルを抜けると、
「烏尾山」(1136m)です。
今降りた道を振り返ると、女性2人が悪戦苦闘してます。
また降りてまた登ります。
こういうのが、ズット続きます。
このアップダウンの連続が、ボディーブローの様に体力を
奪って行きます。
あと3km・・・まだ3kmもある。
途中に見えた、大好きな高度感。
こんな小さなピークを、
ドッコイショと登って、 ストンと降ります。
さて、次は「行者ヶ岳」。
「根気良く 歩けば着ける 山の上」
12:40「行者ヶ岳」(1209m)です。
とっくに昼を過ぎてるのに、腹が空きません。
学生時代、陸上部の練習でバテて、夕飯が食べられなかった
時と同じ状態。
いつもの行動食「一口あんドーナツ」も、妙にパサついて
うまく喉を通りません。
ゼリー状の栄養食をチュパチュパと吸います。
来た道を振り返ります。
左奥が「三の塔」。ずいぶん歩きました。
でもまだまだ先は長い
今日の命の綱
2リットルのポカリスエットを凍らせて、タオルに包んで、ビニール袋に
入れて持って来ました。
クラッと来る前に、ゴクンと飲んだ後、額や首筋を冷やして、胸を冷やして。
さらに人が居ないのを確かめて、パンツの中に突っ込んで体温を下げました
鎖に摑まって急降下です。
急降下した後は、お決まりの急上昇
登り切ったら次の道が見えました。
「アラマー!凄い事」
入り口の橋は「オー!スリリング」
慎重に渡ると・・・・ 「あ~!ご勘弁」
橋の途中からの景色。
「ヒーヒーハーハーゼーゼー」と階段を登ったのに
まだ許してくれない。
「ヒッヒーハッハーゼッゼー」
目指す「塔の岳」は右のピークじゃないんです。
頂上は、さらに進んで左の雲の中
セルフタイマーで、元気溌剌を演出したハズなのにこの状態
「お~い。オヤジー!大丈夫かぁ~」
そろそろ字数制限の一万字になります。
道はまだまだ彼方に続きます。
果たしてオヤジは無事に帰って来れるのか!
後半を乞う御期待
後編はこちら
山登りオヤジ
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