浮世風呂

日本の垢を落としたい。浮き世の憂さを晴らしたい。そんな大袈裟なものじゃないけれど・・・

波紋呼んだ中国人の「尖閣はやっぱり日本のもの」主張

2012-08-29 05:20:54 | 資料

サーチナ 2012.8.28

  中国の女性企業家、広東捷盈電子科技・取締役副主席の林凡氏が24日、「尖閣諸島は日本のものだ」とツイートした。米国とオランダ、マレーシアとシンガポールの領土争いで国際法廷が示した判決や、中国共産党機関紙である人民日報のかつての「見解」などを根拠として、現在の中国政府の言い分を否定。「釣魚島はすでに日本のものであるし、将来も日本のものだ」と主張した。

(以下は核心部分の抜粋引用)

■日本は尖閣編入時、「微妙な問題」と認識していた

  これまでの(世界で発生した領土争い)の事例を見ると、地図の証拠能力は地図自身の性質と質に関係してきます。地図の証拠としての説得力は、しばしば極めて有限です。たとえば、パルマス島の事例では、国際法廷は地図を証拠として採用するにあたって、地図が正確であることを基本条件として求めました。

  米国側は世界各地から1000枚以上もの地図を探し出しました。それらの中で、(領有権争いの相手国である)オランダの主張を支持する地図は3枚しかありませんでした。しかし国際法廷はパルマス島を(実効支配を続けていた)オランダの領有と判断しました。

 振り返ってみれば、日本政府は19世紀の末から大きなエネルギーを使って釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)を調査し、清国政府が所管した痕跡がないことをつきとめました。ただし、日本側は中国が同島をすでに命名していたことには注目しました。

■ところが、日本人が統治しても中国は抗議しなかった

  (尖閣諸島が)清朝の勢力範囲に近いため、清国の領土であるという証拠はなかったのですが「万一の不測の事態が発生すれば、事態収拾が難しい」と懸念したわけです。

  日清戦争中の1895年に起こった海戦で清国に勝利すると、日本人の姿勢は強硬になりました。釣魚島を沖縄県の所管として、標識を立てたのです。<訳注:正式な標識を立てたのは1970年で、下記の尖閣諸島への入植よりも相当に遅れた>

  翌1896年には同島を古賀辰四郎に貸し与えたので事業が始まりました。1909年には、同島に移住する者が250人近くになりました。

  しかし清国政府は(尖閣諸島に対する)主権の宣言を発表することはなく、実際の統治も行いませんでした。さらにスゴイことに、1970年代に石油資源が発見されるまで、中国は70年以上も日本や米国の釣魚島統治に対して、何の異議も申し立てなかったのです。

■「清朝は釣魚島を自国領と認識していた」証拠は偽造だった

  1970年代になり、釣魚島の紛争が改めて発生してから、米国在住の「盛家の子孫」と自称する盛毓真という人物がおどり出ました。盛毓真は慈禧(西太后)から盛宣懐<訳注:清朝末期の政治家・実業家。1844-1916年>が賜ったとする書状を発表し、清朝政府が釣魚島について“電柱に小便をかけていなかったわけでもない”ことを証明したのです。

  (釣魚島の奪還を目指す)保釣派は欣喜雀躍しました。盛毓真は愛国の星とされ、台湾に行って人を騙して大いに飲み食いをしたのです。

  ただし、ウマイことは長続きしません。中国大陸及び台湾の学者が前後して、盛宣懐が発表した慈禧の書状には形式上の混乱があり、ありえない間違いがあることを発見したのです。例えば、盛宣懐の任官の年月日が事実よりも3年早かったり、慈禧の印が書状を書いた当時にはすでに使っていなかった、それより古い時期のものと判明したのです。結局、慈禧の書状は偽物と断定されました。

■下関条約と尖閣は関係なし、日清双方が確認済み

  この偽書以外にも、中国は釣魚島を「台湾と付属する島嶼(とうしょ)」の一部とみなして、馬関条約<訳注:日清戦争の講和条約。日本では下関条約と呼ぶ>にもとづき日本に割譲されたもので、清朝の領土であったのだから「カイロ宣言」及び「ポツダム宣言」の関連規定にもとづき、中国に返還されるべきと主張しています。

  問題は、日本は馬関条約の3カ月前に釣魚島を沖縄の所管に組み込んでいたことです。馬関条約締結時、清朝政府は日本が“魔手”を伸ばし、福建省沿岸の島嶼も「台湾に付属する島嶼」として自分のものとしようとすることを恐れました。そこで清朝側の要求により、双方は地図の形で(日清戦争の講和条件として)日本に割譲する島嶼を確認したのです。日本側が示した地図に釣魚島は入っていませんでした。

  そして、双方は「台湾接収文書」に署名しました。すべてが「双方いずれにとっても明確」なのです。<訳注:筆者は、日本は下関条約以前に尖閣諸島を領土に組み込んでおり、日清戦争の講和条約の結果として中国領である尖閣諸島が日本に引き渡されたのではないと指摘>

■論じていて気分が悪いが、事実は事実

  ここまで論じてきて、実に気分が悪いのです。しかし、話はまだ続きます。日本側には、もうひとつの主張があります。つまり、魚釣島は琉球諸島の一部分であり、理屈から行っても日本に属するということです。

  中国側は何としても、この日本側の主張は絶対に違うと証明せねばなりません。中日双方の古文書の記載からして、古琉球時代に釣魚島が琉球に属していなかったことは確実です。しかし日本が1895年に釣魚島を琉球に編入してから、日本と米国だけでなく、さらに致命的なことに、中国もが釣魚島は琉球に属すると言いはじめたのです。

■人民日報も「尖閣は琉球に属する」と明記

  1920年に、中華民国の駐長崎領事は日本政府にあてた感謝状で「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」と書いているのです。さらに“殺傷力”が大きいのは、1953年に「人民日報」が発表した文章です。

  最初の部分には「尖閣諸島を含む琉球群島」と書いてあり、最後の部分では「琉球は日本人民が独立、民主、平和を勝ち取る闘争と、切り分けることができない」と描いているのです。

  実際には、現在も一部の「保釣派」の理論は「釣魚島は琉球に属する。琉球は中国に属する。したがって釣魚島は中国に属する」です。これに対しては彼らに、痴れ者の妄想はおやめなさいというのみです。

■日本にMAOのような人物が出れば、戻ってくるかも

  琉球が現在、日本に属するということは変えようがない事実です。日本人に琉球を吐き出させようとすれば、彼らの国家に、たとえばMAOのような領土を糞まみれの土地のように扱う神のような偉人が出現することを期待するしかありません。<訳注:MAOは毛沢東を指すと考えてよい>

  これまでの記述を総合し、台湾の保釣運動の熱血青年に馬英九総統が比較的遠まわしな言い方で「釣魚台(尖閣諸島の台湾側通称)を争う場合、国際法は台湾にとって不利」と言っていることもあわせてみれば、私は国際法廷に訴えた場合、(釣魚島を取り戻せるという)中国側の勝算はほとんどゼロと考えます。これが残酷な現実です。

■武力による奪取は、どう考えても不可能

  最後に、武力による解決を考えてみましょう。

  現在、インターネット上には中日海空軍力比較が大量に存在します(陸軍は尖閣問題で使えないからです)。日本側がやや有利という説もあれば、中国側が勝つとの主張もあります。この種の比較は実際には、まったく無意味です。「日米安保条約」が存在するからです。

  法律上の義務、同盟国としての道義、あるいは自国のための戦略的利益からみても、米国は必ず日本を支持します。ヒラリー・クリントン米国務省長官も「私は明確に申し上げたい。尖閣諸島は安保条約第5条の範囲内であり、われわれは日本国民の義務を保護することを重視します」と表明しました。

  これまでの釣魚島を巡る紛争のとき、軍の側の原因があったわけではありません。しかし、頭がおかしいのでなければ、中国と米国の軍事力の差は、1段階や2段階の問題ではないと、だれでも分かるはずです。

  あるいは「戦争の勝敗を決定する鍵は、双方の武器装備の優劣ではない。精神と意志の力の違いだ」と言う人がいるかもしれません。

■尖閣海域に派遣される中国の監視船は哀れだ

  確かに、「冷たい兵器の時代」でも「熱い兵器の近距離作戦の時代」でも<訳注:「冷たい兵器」とは、火薬類を使わない古代の兵器を指す。「熱い兵器の近距離作戦」とは、通信網やミサイルなどを使わない火砲による攻防を指す>、精神力や意志の力は戦争の勝敗を決める重要な要素です。

  ただし、現在の情報化・非接触式作戦の時代に、精神の力を強調するということは、それは精神力を淫するということです。もちろん、“愛国賊”らの圧力に対応するために、共産党も国も「強硬」な表現をします。

  そして党・政府は監視船数隻を派遣します。われわれの監視船が日本の軍艦と対峙することに対して、心がぞっとして同情の気持ちが出てきます。(日本側に阻止された時点で)釣魚島まではまだ数十海里もあり、そしてまた、傷ついた心で戻らねばならないのです。こんなつら汚しの小細工で、釣魚島を奪還できるとでも言うのでしょうか。

■尖閣はすでに日本のもの、将来も日本のもの

結論:
  釣魚島は日本人が出兵して占領したものではありません。われわれがぼろ布のように捨てたものです。日本人は宝物のようにそれを拾いました。われわれは異議を唱えませんでした。1968年に釣魚島海域で石油が発見されたから、釣魚島は一晩にして突然、「神聖にして不可分」な領土になったとでも言うのでしょうか。

  そして、泰山のように崇拝されている周恩来も、日本人に対してあいまいに「われわれはここで、あの(釣魚島)のために、論争をすべきでありません。いずれにせよ、地図の上で探しにくいほどの小さな点にすぎません。なんで問題になるかと言えば、石油が見つかったからにすぎません」と発言しています。これが、一国の指導者の領土問題に対する姿勢でしょうか。

  したがって、法律面、国際政治、実力を比較検討しても、釣魚島はすでに、そして将来にわたって日本のものでありつづけるのです。あなたは怒るかもしれない、あせるかもしれない、悲しむかもしれない。しかしこれが事実であり、真相なのです。(完結)(編集担当:如月隼人)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0828&f=politics_0828_028.shtml


ロシア宇宙軍

2012-08-29 00:33:34 | 資料
【ロシア宇宙軍】

  • 第3独立ミサイル宇宙防衛軍
    • 第1ミサイル攻撃警戒師団
      • 独立電波技術拠点×9
    • 第45宇宙空間管制師団
    • 第9対ミサイル防衛師団
      • 指揮・計算所
      • 対ミサイル発射陣地×7
      • 独立電波技術拠点×3
  • G.S.チトフ名称宇宙手段試験・統制総合試験センター
    • 試験センター(複)
    • 指揮・測定複合体(複)
    • 測定所
  • プレセツク国家試験宇宙基地
  • バイコヌール国家試験宇宙基地
  • スヴォボードヌイ国家試験宇宙基地
  • ミサイル宇宙防衛手段導入局
  • A.F.モジャイスキー名称宇宙軍アカデミー: サンクトペテルブルク市
    • 分校:プーシキン市
  • モスクワ無線電子工学軍事大学: クビンカ市
  • ピョートル大帝宇宙軍幼年学校: サンクトペテルブルク市
 
 
ロシア宇宙軍は現地時間2008年7月26日、ソユーズ2.1bロケットによって新型の「ペルソナ」型偵察衛星を打ち上げることに成功した。ロシアはコスモス2441、NASAは2008-037Aという識別番号を付与している。

今回打ち上げられた「ペルソナ」は、電子光学パッケージ17V317を改良した17V321が搭載されている。細かな改良点やスペックは不明だが、サブメートル級のリアルタイム偵察能力を持つことは間違いないだろう。『コメルサント』紙によると30cm級の分解能力を持つという。

 
 
  
 

ロシア国防省とロシア連邦宇宙局はモスクワ時間2009年11月20日13時44分(日本時間19時44分)、ロシアの軍事偵察衛星「コスモス2455」を載せたソユーズUロケットを、プレセツク宇宙基地から打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約9分後、「コスモス2455」が所定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。

今回の打ち上げについて、ロシア軍のアレクセイ・ゾロツーヒン(Alexei Zolotukhin)中佐は「軍の監視下、打ち上げは正常に実施された」と述べた。

軍事衛星であるため、「コスモス2455」の詳細は公開されていないが、偵察衛星とみられる。なお、今回はロシア側の2009年5回目の軍事衛星打ち上げである。

 
 

ロシア国防省とロシア連邦宇宙局はモスクワ時間2010年1月28日3時18分(日本時間9時18分)、軍事衛星を載せたプロトンロケット(プロトン・ブリーズM)を、バイコヌール宇宙基地から打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約9時間後に、衛星が所定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。

今回の打ち上げについて、ロシア軍のアレクセイ・ゾロツーヒン(Alexei Zolotukhin)中佐は「国防のため、本日バイコヌール宇宙基地からプロトンロケットが順調に打ち上げられた」と述べた。

なお、今回打ち上げられた軍事衛星の詳細については公開されていないが、「ラデューガ(Raduga)」シリーズの通信衛星だと推測されている。ラデューガ通信衛星は静止軌道で、ロシア軍同士の通信に利用されているという。

http://www.roscosmos.ru/main.php?id=2&nid=9103

 アリアンスペース・ソユーズロケットは、米国東部標準時間12月16日午後9時03分(UTC協定世界標準時12月17日午前2時03分、日本時間同日午前11時03分)、CNES(French national space agency) の高解像度地球観測衛星「Pleiades-HR-1(プレイアデス1)」とチリ政府のリモートセンシング光学高解像度地球観測衛星「SSOT(Sistema satelital para Observación de la Tierra)」とDGA(France EADS Astrium)の電子情報衛星「ELISA(エリサ)」4基を搭載したソユーズロケットを、南米フランス領ギアナのクールー基地から打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約1時間後に「Pleiades-HR-1(プレイアデス1)」と「ELISA(エリサ)」4基を所定の軌道に投入、打ち上げから約3時間27分後には「SSOT」を所定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。
ギアナ宇宙センターからロシアのソユーズロケットが打ち上げられたのは今回が二度目。

 

Pleiades-HR-1は,EADS-Astrium社が開発製造した超高分解能地球観測衛星で、質量970kg、発電能力1500W、設計寿命5年,高度695kmの太陽同期軌道に投入され、70cm分解能画像や処理後50cm分解能画像を提供する事になっている。

 

ELISAは,EADS-Astriums社及びThales-Alenia-Space社が開発製造した4基の電子情報衛星で、各質量120kg、衛星バスMyriade、設計寿命3年以上、高度700kmの太陽同期軌道に投入され、地球全体に渡りレーダー送信機のマッピング及びその特性決定の実証試験が行われる。

 

「Pleiades-HR-1(プレイアデス1)」はベルギー、スウェーデン、スペインとオーストリアが部分的に資金を提供し、フランスの「Helios-2(ヘリオス政府偵察衛星 system)」と組み合わせ、一連の商業目的な航空機地上画像を補う予定となっている。

ロシアの打ち上げた衛星

http://www.russianspaceweb.com/spacecraft_military.html

ロシアの軍事衛星

早期警戒衛星 地表面での発射や飛行中の弾道ミサイルを探知するための衛星

  • Oko早期警戒衛星
  • Prognoz早期警戒衛星
画像偵察衛星 地表の画像を光学や電波により撮影するための衛星
情報偵察衛星 地表の軍事施設や移動体からの電波情報を受信する(シギント)ための衛星
 
 

支那の人民解放軍が購入したロシア製ソユーズ・ブースターロケット

 宇宙の軍事防衛面でペンタゴンにとって最大の脅威となるのは、この対衛星ミサイルで軍事用サテライトを撃ち落とされた場合である。米軍の誇る超高水準の地上標的計測が不可能になり、攻撃用ロケットミサイルの使用ができなくなるからである。つまり世界に冠たる米軍の攻撃用施設が「Paper Tiger:張り子の虎」と化してしまう、無防備な「恐怖の地球防衛システム」が出現するわけである。