タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

倒木と落下

2022年12月21日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

昨日コロナワクチンを打ったボクは、「副反応で苦しむ可能性があるな」と考え、今日は予め溜まっていた振休を取得しました。副反応は昨日の夜のうちに身体に若干の違和感を感じる程度で済んだので、今日は女房は仕事でいないし、ちょっと家の前の除雪をしたらまったりと過ごせるかなぁ…と気楽に構えていたんですよ。

そしたら午前中に、ボクのスマホに町内会長から電話が入りました。町内某所で雪のために倒木があり、電線に掛かっているというのです。「八百政さんの家の方なんです。現地に行けますか?」「ちょうど今日は仕事が休みなんですよ」「じゃぁすぐにお願いします」

現地はこんなでした。雪で倒れた雑木が完全に電線に掛かって、電線も撓(たわ)んで切れそうです。当初は「近所の人達の協力を得てチェーンソーで切ればいいか?」なんて安易に考えていましたが、とてもそんな素人が対応できる代物ではないことがわかりました。すぐに東北電力のサービスセンターに電話したり、近くにある森林組合に作業が可能かどうか問い合わせたり、近所の皆さんに対応の状況を連絡したり、町内会長に報告したり、慌ただしく過ごしていたら昼過ぎになっちゃいました。まぁやれることは全部したつもりですが、未だ問題はまったく解決していません(雪のため市内で倒木が相次いでいるそうです)。東北電力(委託業者)の倒木処理作業が1日も早く終わってほしいと思います。

お昼を食べて、「ちょっと家の前の除雪をしておくか…」とスノーダンプを持って車庫を出たら、向こうの方から「ガシャーン!」と音がしました。引き続いて「誰かいませんか!」「誰か来てください!」の声。わが家から10mほど離れている隣家の小屋の前にかけつけると、隣のAさんのお父さん(70代半ば)がハシゴの近くに倒れ、近くにいる若い男の人が救急車を要請しているところでした。

Aさんが小屋の屋根の雪下ろしをしようとしてハシゴから転落したのです。若い男性は、ちょうどAさんの奥さんの在宅リハビリの訪問に来た理学療法士さんでした。Aさんは最初は意識もなく呼びかけにも応じなかったのですが、救急車の到着までには意識も戻り、救急隊員の質問にも答えることができるようになりました。

かけつけた近所のBさんご夫妻とボク、それに理学療法士さんの4人で、足の不自由なAさんの奥さんに知らせたり、勤めに出ている息子さんに連絡を取ったり、救急隊員に状況を説明したりして対応し、救急車が病院に向かって出発するのを見送りました。

診断の結果、Aさんは骨にも脳波にも異常はなく、先ほどご本人から「心配をおかけしました」「ありがとうございました」と連絡がありました。いや、ほんとヨカッタです。と同時に、「屋根の雪下ろしは1人でやっちゃいけないな」と再認識しました。

コメント
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