タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

麒麟山・遠雷

2024年04月27日 | 食いしん坊バンザイ

ボクが今までの人生の中でもっともたくさん飲んだ日本酒は、おそらく「吉乃川・厳選辛口」か「麒麟山・伝統辛口」です。いわゆる通称「厳辛(げんから)」と「伝辛(でんから)」ね。地元長岡の「吉乃川」と阿賀町単身赴任時代に出会った「麒麟山」は、買い求めやすい価格と口当たりの良い呑み口で、ボクの嗜好に実によくマッチしています。「この味と香りでこの値段!」と、誰にでも勧めたくなる新潟銘酒です(高くて美味い日本酒はいくらでもありますがね)。

その双璧の「麒麟山」に、「遠雷」というお酒があるのを初めて知りました。限定流通ってことなので、スーパーや一般の酒屋さんには卸していないのかもしれません。ラベルも黒と黄色を基調にし、通常の「麒麟山」とは一味違います。

山に降る雨の音と稲を揺らす風。遠い夜の底から響いてくる雷のように、ほのかに香り立つ、キリッとひきしまったお酒です。

いやぁ〜美味い!淡麗辛口の麒麟山の中では香りの主張がやや控えめな印象ですが、飲んでみるとほのかな香りが少しづつ口の中に広がってきて、とても美味しくいただけました。「ぬる燗でもぜひ」ということなので、今度少し温めていただきたいな…と思います。う〜ん!さすが麒麟山!

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