タケ・タケ・エヴリバディ!

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いのちの車窓から(星野源)

2024年11月22日 | 読みました!見ました!

役者でありミュージシャンでもある星野源のエッセイ集「いのちの車窓から」を読了しました。実は先日のこと、新聞の書評欄に最新刊「いのちの車窓から2」について紹介されており、これも図書館に予約したのですが、「『2』を読む前に『1』を読んでおこうかな?」ってことでこちらも予約したのですよ。ボクの思惑通り、『1』を先に読むことができました。

雑誌『ダ・ヴィンチ』2014年12月号よりスタートした星野源のエッセイ連載「いのちの車窓から」。 その連載をまとめて2017年に刊行されたのがこの本で、累計発行部数45万部突破(電子書籍含む)の大ヒットを記録したのだそうです。

この頃の星野源は、NHKの大河ドラマ「真田丸」に出演し、さらに『逃げるは恥だが役に立つ』『恋』の大ヒットで大注目を浴びていた頃です。 関係者が呆気にとられるほどの大反響を受け、自分を取り巻く環境が変わっていく……と、その渦中にいた星野源は自身のことを書の中で書いています。

「嬉しいことばかりだった」 という反面、「2017年から、私はおかしくなっていった」「仕事では楽しく笑顔でいられていても、家に帰ってひとりになると無気力になり、気が付けば虚無感と頭を抱え、何をしても悲しいなとしか感じず、ぼんやり虚空を見つめる様になった」とも記述しています。なるほどねぇ。そうだったのね。

そんな星野源が書いた一編一編のエッセイには、彼の優れた感性や唯一無二の価値観が光り輝いており、ゲームなどを始めとする私生活の話も抜群に面白かったです。特に印象に残ったのは、共演した大泉洋(真田丸)や新垣結衣(逃げ恥)について書いた章です。

「逃げ恥」はドラマの収録とこのエッセイの執筆が同時期なので、ドラマのストーリーを思い出しニヤニヤしながら読んでしまいました。もちろん、このエッセイが書かれてしばらくしてから星野源と新垣結衣は結婚するわけで、「この頃はどうなのかな?」「もう付き合っていたのかな?」なんて思いながら楽しませてもらいました。

「逃げ恥」って、ドラマのラストに出演者がダンスを踊るシーンがあったじゃないですか?ダンスも随分流行しました。ちょうどこの頃にボクの勤務している職場の同僚にお祝いごとがあって、職場のみんなでこのダンスを練習してビデオレター風の「お祝い映像」を贈ったことを思い出しました。懐かしいな。

本の中で描かれているイラスト(すしお作)も味があり、とてもヨカッタです。図書館で予約した「いのちの車窓から2」の順番が回ってくるのを楽しみに待ちたいと思います。あぁ面白かった!

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