5月3日のお出かけ記録です。
今年は暖かいので花の咲く時期が早まっている。ゆっくり計画を立てる余裕もないので、定番の岩黒山へむかう。
出発時の高松は曇りだったので少し不安になるが、日の出の後はどんどん晴れ間が広がり、道沿いに明るい花が見えてきて期待が高まる。
瓶ケ森林道を走っているときから木々に雪が残っているのに気づいていたが、岩黒山は登山道入り口から雪の中となる。
登山者は多いようだがほとんどは石鎚に向かうようで、こちらにはほとんど足跡もない。
最初のアケボノポイントでは雪を被ったピンクの花に出会う。これだけでも来た価値があった。
ここで初めてほかの登山者に合う。女性一人、いいタイミングでしたねと声を交わして、先に進んでいく。
先行していた組や、後から来た組とあいさつを交わしながら、アケボノのポイントを巡っていく。気になるのは定番ポイントの一つでアケボノが見られなかったこと。弱っているように感じていたが、もしかして枯死したのだろうか。
日当たりのいい場所では雪は解けている。アケボノは散り始めているようだ。
岩黒山頂上を経て、丸滝山方面へと降りていく。下り始めてすぐのところで最初にあった女性登山者が戻ってくるのに出会う。聞くと道を見失ったので不安になって戻ってきたとのこと。先行してほしいというので、気楽に引き受けて・・・迷いかけた! 通行止めであったらしい横棒が落ちていたために、道をそれる場所を間違えらしい。少し戻ってそれが確認できたので、無事登山道に戻って下っていく。
女性は高知風の喋り方だったので高知の方かと思ったが、西条からだという。普段はツァーイベント等に参加しており、ソロの経験は少ないという。野草や野鳥の話をしながら楽しく下山することができた。
土小屋まで戻ってくると、駐車場はあふれるほど一杯。この人数が石鎚に行ったっとしたら頂上は大変だろうなと思う。
帰路も林道を戻る。伊予富士下の定番ポイントでは、花が寂しいがこれも散りかけているのだろう。
少し戻った斜面で鮮やかに咲いているのを撮って、今日はおしまい。
晴天の下で雪を被ったアケボノツツジを見ることができ、ラッキーな休日だった。