今日は大豊方面の滝を訪れる予定だったが、結構天候がよさそうなので、行き先を変更し、安芸市の野良時計を見に行くことにする。中四国の花の名所を紹介した本に、「野良時計のハナショウブ」と紹介されていたのを見たせいでもある。調べてみると、年々植えられる花は違うようだが。
出発時には晴れていたと思っていたのに、法皇トンネルを抜けると今にも降り出しそうな感じ。そして南国ICを降りた途端に降り始め、間もなく本降りに。
安芸市に入る頃には小降りになっていた。野良時計横の駐車場に車を停めると、いきなり声をかけられた。地元の観光推進の方らしい。武家屋敷など付近の見どころを教えてもらった。
野良時計の建物は、それだけで風情のある建物だった。だが、その前景となるような花はなく、少し残念ではあるものの、来てみる価値はあったと思う。付近には武家屋敷や安芸城址があるが、こちらはそれなりということで。
安芸城跡やごめん・なはり線の高架の下で紫陽花が開花しているのを見て、香南市野市のあじさい野市を見に行くことにする。
ここは3年間に訪れているが、その時はピークを過ぎていて、個々の花の痛みが目についたと記録している。
着いて驚いたのは、紫陽花のある川が、溢れそうに増水していたこと。ここはホタルの名所でもあるはずだが、今年はダメだろうか?
紫陽花はピークまであと少しといった感じだが、これだけエリアで紫陽花が開くと壮観だ。
雨のせいか、まだ人出は少ない。ここの紫陽花は、UPもいいが小道や後ろの木々を入れた遠景が好みである。あじさいロードの端には噴水があるのだが、こちらはうまく取れていない。
晴天時もいいが、紫陽花の風情は雨の中にあるように思える。雨に濡れた紫陽花には、とても心惹かれるものがある。
Up、遠景取り交ぜて移しながらゆっくり回っていると、サイレンが鳴った。12時のサイレンだから、1時間を過ごしたことになる。車に戻り、昼食を取った後、この後の行動を考える。
もう、帰ってもいいかと思ったが、川の水量を見て,どこかの滝を見て帰らないと後悔しそうなので、当初訪問予定だった大豊町の猫滝を訪れる事にする。(続きます