8月5日オフ会 高瀑行 第三部です。
高瀑下の滝はいつもスルーしていたので、三脚を据えてまともに撮影したのは初めてだった。無名なのが本当に残念に思えるほど、美しい滝であることを実感した。
登山道を戻り、いつものように丸渕で休憩。往路でたっぶり撮影したので、今度は三脚を出さず、おいわさん風に岩の上にカメラを乗せて、リモコンでシャッターを切る。さすがに遊び気分だったせいで、いい絵は撮れなかった。
撮影中のおいわさんと私を、まっすーさんが撮ってくれており、写真を送ってくれた。手前が私だが、すっかりおっさんである。
小休止の後、次の目標であるのぞきの滝へ。スルーする時もあるが、今回は初参加のまっすーさんの為に、斜面を下る。とはいえ、前回訪問時にはまともな絵が撮れていないので、今回は私も少々気合が入る。個人的な感想としては、、この滝は上から見下ろすほうが大きく見えて好きなのだが、美しく撮ろうと思ったら滝前に降りなきゃ駄目である。
のぞきの滝を堪能したら、後は帰るだけ。なのだが、登山口入口(出口?)手前にある「赤のべら」にちょっと寄り道。いつもより水の色が美しく感じる。
車まで戻ったのは16時半。昨年訪問の際は、15時前に帰りついていたので、いかにゆっくりしていたかわかる。
ザックをおろして車に積み込む際に、新たな発見。まっすーさんのザックも私と同じハクバのGodwin NEOだった。三脚をセンターにセットするタイプだったので似ているとは思っていたが、色違いで全く同じ型だった。
帰り道、おいわさんがかって道が崩壊していた場所をまっすーさんに説明している。私も崩壊場所は写真でしか知らないのだが、2004年の豪雨はあちこちに爪痕を残している。
途中寄り道したのは「御来迎の滝」。こちらは完全に名前負けの滝である。この滝のすぐ下流、「御来迎橋」の下にも滝があるのだが、こちらのほうがずっと迫力があるにもかかわらず、名前はないらしい。
諏訪神社に戻ったのは17時35分。
おいわさんとはここでお別れだが、秋の計画もよろしくとお願いしておく。御来光の滝への訪瀑は、おいわさんと一緒でなければ、無理と決めている。
帰りの車中、まっすーさんに今日の感想を聞くと、即座に楽しかったとの答え。おいわさんのガイドは初訪瀑でも楽しめると思っていたが、再確認できた。
お互いの装備や、今日の撮影での考え方を情報交換していると、帰路はあっという間だった。
朝とは反対側のバス停でまっすーさんとお別れ。帰宅したのは19時25分。高瀑訪瀑としては最も遅い帰宅だった。
走行距離271km 12,738歩。天候には恵まれなかったが、同行者には恵まれ、今日も楽しい訪瀑だった。
<おまけ>
この時期、高瀑を訪問する理由の一つがこの黄色い花。他の場所ではこの花を見るためのツアーもあると聞くが、この場所を訪れる人は少ない。荒れた林道と、ハードな登山道のおかげである。おいわさんがこの花の名と咲く場所を意図的にあいまいにしているようなので、私もそれに倣うことにする。
今年は対象を絞り切れなかったりして、絵としては不満足。ゆえに来年の再訪を期してもいるのである。