週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

谷で見つけた氷の自然美

2012年02月06日 | 風景写真

 2月5日 神通滝の続きです。

 神通滝を訪れたカメラマンは、滝本体だけでなく、周りの氷を撮影していた。
よくみると、氷の塊にもいろいろと表情がある。
Object01

Object03 滝のしぶきが凍りついたもの。
長く伸びる氷柱。
溶け始めて、氷柱の表面を水が伝う。
氷の上に落ちた水が、又凍りつく。
氷の下に水が流れる。

そばで見ると、これはもう芸術である。
氷の裏側を、流れ落ちる水のせいで脈動しているようにも見えてくる。
目の前で、変化していく氷の芸術。

氷の撮影は、AUTOのままでは綺麗に撮れない。いろいろ設定を変えて、撮るたびにプレビューで確認して・・・。
実際に撮影に費やした時間は、滝よりもこちらの方が多かったかも。

Object02

Object04  次は母衣暮露の滝に向かう途中に見つけた面白いオブジェクト。
 散水用のホースが裂け、噴出した水が枯れ枝にかかり、凍りついたもの。周辺には全く氷がなかっただけに、とても目立っていた。
更には近づいてみて、自然の不思議を感じてしまった。

 最後は、コンクリートの壁に付いた苔(?)が凍りついたもの。自然にできたものだが、何かの意思が働いているようにさえ思えてくる。

 私は風景を写したくて、どちらかというと遠望撮影が多かった。滝に近づくにつれ、広角を使う機会が増えた。さらに最近は、マクロレンズを使ったりして、身近なものをUPにする楽しさを覚えてきた。

 こんなシーンに巡り合う度、写真をやっていたよかったと思う。


201202051134_116_2  氷瀑を撮影に来て、違うものに魅せられてしまったが、こんなものを写せるようになった自分が嬉しくもある。

コメント (2)
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