7月22日 黒滝訪問の続きです。
黒滝正面にたどり着いたとき、雨が降り出した。最初は滝の飛沫かと思ったが、明らかに空から落ちてくる。木々の陰で雨宿りしようと思ったら、右岸側に岩でできたトンネルがある。これ幸いと潜り込もうとしたら。ロープが垂れ下がっており、奥へ進めるらしい。もしやと思い、岩をくぐって裏側に出ると、上に向かう道がある。そして大きな岩を回り込んだ先に、黒滝が全景をあらわした!
ここでは大岩が頭上に覆いかぶさり、雨を遮ってくれる。とりあえず昼食をと思い、ザックをおろして座り込むと、今度は滝に陽の光があたってくる。急いでカメラをカメラを取り出し、三脚をセットして撮影。陽がかげる、また当たる繰り返すので、食事を後にしてまず撮影タイムに。
左岸側からは岩が邪魔なので、右岸からの絵しか取れない。それでも、上段を撮ったり、少し上って見下ろし気味にしてみたりすると、いろいろな表情があって楽しい。また、部分的にアップしても面白い。
しばらく撮影の後、いつものように滝前でのおむすびで昼食。そして撮影再開。
今回はND-16のフィルターを使ってスローシャッター撮影を行っている。持ってきたレンズは28-300mmとワイコン付18-55mm。これだとフィルター径が同じなので便利である。
撮影時の画面確認では、スローシャッターでの出来があまり良くなかったのだが、帰って確認すると割といい出来なので、もっとスローにこだわってもよかったかと反省。
1時間以上を過ごして、黒滝を後にする。このころ再び雨が降り出した。雨の後の下りは滑りやすいので怖い。実際2度ほど滑って斜面を転がりかけてしまった。往路より踏み跡がわかりやすく感じたが、やはり時々迷いながら1時間35分、休憩なしで車まで戻ってこられた。
時間は14時20分。シャツもズボンも汗や雨でぬれて泥だらけ。急いで着替える。当初の予定では、八間滝か日浦谷を訪れるつもりだったが、気力を使い果たしてしまった。まっすぐ帰ることにする。その前に、林道沿いの民家に咲いていたアジサイがきれいだったので、数枚撮らせてもらった。
銅山川沿いに出て、今度は四国中央市に向かって東進。アジサイロードにはまだ紫陽花が残っており、気分よく快走。金砂湖から山越えをする際、八ケ滝・水ケ滝がほとんど落ちていなかったのが残念。
三島川之江から高速を使って、16時帰宅。走行距離221km 3,777歩は、斜面ばかりで距離を歩いていないせいだろう。念願の黒滝を制覇して、満足度120%の遠征だった。
(これを書いている24日現在、まだ筋肉痛で呻いていることを除けば・・・)