最近の冷え込みで、だるま朝日が期待できるかと思ったのだが、早朝の空は星が見えない。
取りあえず庵治町に向けて出発。頭上の空は雲が晴れていくようだが、全体にかすみがかかったような空模様で、水辺線付近は特に濃いようだ。篠尾漁港に到着はしたものの、状況を見てあきらめ、引き返す。当初の予定では、日の出を撮った後まんのう町に向かうつもりだったが、あまりに時間が早いので、先に今治方面を目指すことにする。
途中、府中SAで仮眠を取り、来島大橋の下、サンライズ糸山に着いたのは9時前。
ここに咲く河津桜は早咲きなのだが、先週からの冷え込みで開花が進んでいないようで、七分咲きくらいだろうか。すでに多くの人がカメラをもって桜を巡っている。
この桜を、橋と青空をバックに撮ってみたいと思うのだが、この時期の空は少しかすみがかってしまう。
ときおり、メジロの群れが桜の木々を渡っていく。超望遠レンズで狙っているカメラマンもいる。迷彩柄のあの望遠レンズは、例年大宝寺で会う人かもしれない。
少し待てば状況も変わるかと思ったが、相変わらず空はかすんだまま。
最後に道路から数枚撮って、次の場所に向かう。ここの開花状況では、明正桜もまだかも。