今年は剣山系でアケボノツツジを見たいと思い、薬研谷への訪問を計画したが、通行止めに阻まれて断念した。今日は逆方向、土須峠から西方向のスーパー林道でアケボノツツジを探すことにする。
6時出発、走り慣れたR193で吉野川市から那賀町へ、土須峠を越えたところからスーパー林道に入る。先に林道に入っていたオフロードバイクを何台か追い抜きながら、山腹にピンク色の花を探す。高城山を過ぎるくらいまで、ピンクの花を見つけて近づくとまだ残っている桜だった。
やっと遠目にピンクの花を見つけられるようになったが、アケボノツツジという木はどうやら崖っぷちにあるらしく、林道から近い場所にはない。
川成峠手前でやっと接近できる木を見つけた。
そこからは、ピンクの花が目につくようになり、そのたびに車を停めて撮影するので、オフロードバイクの集団を抜いては、また先に行かれたりの繰り返しだった。
8時にスーパー林道に進入したのに、頻繁に停まるので3時間で20km位しか進んでなかった。
スーパー林道のこのエリアを走るのは3度目の筈だが、見逃した景色が多いのに気づく。その一つが肉渕橋から見える滝。
この流れが板州木頭川に合流する場所にあるのがにくぶちの滝だろう。近づくとそれぞれの段差は大きくなかったが、久しぶりに滝を堪能した。滝前で昼食を取れたのもラッキーだった。
食事を終えて、林道を進むと、合流する沢で滝を見かける。先日来の雨による俄滝かもしれないが、これはこれで楽しい。
肉渕谷を越えたあたりからはアケボノツツジを目にすることもなくなったので、ひたすら林道を走る。法螺貝の滝入り口を越えたあたりからは滝もスルーして、一気に高の瀬峡まで走って国道に合流。R195から南国経由で帰宅。昼食後はほとんど走るだけだったのに、帰宅したのは4時半。
走行距離312km 10,295歩。アケボノツツジは結構堪能できたが、石鎚エリアのものと比べると、バックが寂しい気がする。来年の薬研谷に期待しよう。
道中、ピンク色の花を見るとすべてアケボノツツジだと思って撮っていたのだが、違う花もあったかもしれない。季節の花について、もっと勉強しなくては。