先週の国見山に続き、寒峰のスノーハイクに出る。お目当ては福寿草。2年前の今日はまだ一部しか開花していなかった。今年の様子はどうだろうか。
今回は上の登山口まで車で昇る。すでにかなりの登山者が登っているようで、車を停める場所に苦労した。
約30分程で福寿草の群生地に着くが、撮影は陽が高くなる帰りにするつもりで、先へ進む。尾根に出てからは急な坂が続くが、雪のせいか前回ほど苦労を感じなかった。
足の遅い私でも約2時間半で頂上に到着。頂上付近にはざっと見ても20名以上の登山者がいる。昼食の準備をしながら、山頂からの風景を楽しむ。
空は真っ青だが、周辺の山々が霞んで見える。サングラスをしているとくっきり見えるのだが、眼鏡をはずすと青くかすんだ風景が見える。
山頂を見上げると、雪が稜線からせり出し、雪庇ができているのがわかる。
食事を終えて一息つくとすぐ下山開始。
寒峰峠から見上げる山頂は、青空を背景にして、いい感じの絵になる。
適度に踏み固められた雪は歩きやすい。いいペースで降りていくと、途中で何人も追い抜いてしまった。いつもは追い抜かれるばかりなのだが、今日の登山者は初心が多いのかも。後で聞いた会話では、頂上まで登らなかったパーティーもいたようだ。それに今日会った登山者は女性の方が多かったように思う。
福寿草群生地まで戻ってきた。一面が雪なのでまだ花は少ないが、雪の切れた場所では美しい姿を見せてくれていた。
今日は人が多かったのと、福寿草がまだ寂しかったせいもあるが、撮影のための時間をあまりとらず、スノーハイクを楽しんだ。快晴の下、気分良く楽しめたのだが、先週に続くスノーハイクで初春の雪山の経験を積めたことも成果だと思っている。