週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

薬研谷 H29

2017年05月04日 | 自然写真 季節の花

先日の奥工石山のアケボノは空振りだったが、アケボノの開花が遅いのならこちらはどうだろうと考えたのが薬研谷。一昨年のGWにはすでに終わっていたのだが、今年はいいタイミングかもしれない。

薬研谷に行くには大河原高原からだとそばまで車で行けるのだが、道に自信がないのと、歩くのも目的なので柴小屋からのルートをとる。7時半に柴小屋休憩所に着くと、曇り空と冷たい風。

ほぼ同時に着いた徳島ナンバーのT氏の存在が無かったら、ここで帰ったかもしれない。

柴小屋山を越えて最初の分岐でT氏と別れる。一昨年とは違う大道丸の尾根からのルートをとってみた。

8時45分 尾根上で今年最初のアケボノツツジに出会う。

下り続けると、時折淡いピンク色の花を見て心が躍る。ひときわ色の濃い群生を見つけるとそこは崖の上で、見下ろすと見覚えのある風景。

 空が青いともっと違う絵になるのだろうが、明るく淡いピンクの花のある風景はやはり美しい。

尾根を下り、小さな流れを越えて隣の尾根へ。一昨年来たのはここまでだった。

 急斜面を下り谷に下りると、別ルートをとったT氏の姿がある。見慣れぬ黄色い花があるというのでマクロレンズを使ってみた。後で調べるとヒカゲツツジのようだが・・・。

 T氏は私の来たルートを戻ってみるという。大道丸への尾根ルートは私がとったのとは別ルートがあるらしいが、途中のアケノボツツジが綺麗だったので,勧めてみるとその気になったらしい。

ここに来たらやはり撮っておきたくなる銚子の滝。

 薄い雲を通して陽が射してきた。陽を透かしたピンクの花びらが綺麗なので望遠で撮ってみる。もう一度戻って・・・はさすがにその気になれない。装備を片付け帰路につく。

 林道の木に貼ってあった注意書き。地元の人も気を使ってくれているようだ。

往路よりはずっとなだらかな尾根を登って戻ってくると、段々霧が濃くなっていく。この霧の中でアケボノを撮って見たかったかも。しかし霧が雨に変わったところで、今日の装備では無理をしなくてよかったと考え直した。

先日の奥工石山では、周辺の花に全く注意を払っていなかったが、今回は時々道花の花に目を向けてみる。

有名な花だが、自分で撮ってみるのは初めて。群生とまではいかないが、気をつけて見ると結構咲いているものだ。

車に戻った頃には結構雨が降っていた。T氏はまだ帰ってきていないが、我々より後から来たらしい数組が帰ってきた。道中で会わなかったので、やはり別ルートがあるのだろう。

今回の山歩きは、天候に恵まれなかったものの、見頃のアケボノツツジに出逢えて、実り多いお出かけだった。

コメント (2)
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