今年もKENさんにお願いして冬の瓶ヶ森へ。1月に予定していたが、暖かくて雪がないので延期。今回は寒波の影響で期待できそう・・・?
2月8日 7時半に寺川集落にてKENさんと合流。ここまで全く雪を見なかったのだが、ここにきて少し雪が舞い始める。白猪谷登山口についた時にはあまりに寒くて、手袋のインナーやフェイスマスクを装備する。これでも例年よりは暖かいのだろうが、最近の温かさに慣れてしまっているようだ。
歩き始めると暑くなるので、ジャケットの前を開け、手袋のインナーを外す。ゆっくりと登ったので、林道まで約3時間で到達。まだ雪は少ないが、ガスが濃くて、霧氷がしっかりついている。
子持権現下のショートカットから瓶ヶ森到着。ここからはコンデジから一眼での撮影。しっかりと冬景色である。
まずは避難小屋まで進んで昼食。天候が悪いのであまり期待できないといいながら、カメラを持ち出す。
笹の原は雪が少ないが、吹き付ける風のせいで樹には厚く雪がついている。
風が強くてガスが流れているので、風景が変わることを期待して、男山経由で女山へと進む。
結局石鎚を見ることはかなわず、避難小屋まで帰ってきた。
途中、雪の重みで垂れ下がった枝を避ける際に、お気に入りのNIKONの帽子と、レンズキャップを落としたらしい。すでに風で飛ばされてしまっただろう。惜しいが仕方ない。
もう一つの失敗。持参したJETBOILのボンベが途中で空になったこと。容量を十分に計算して、予備を持つようにしなくては。
明日の朝に期待して、早々に就寝。
時折目を覚ますと、大きな音が聞こえる。凍った雪が落ちる音だろうか。
翌朝、5時に起きた時には吹雪いており、これはダメだとシュラフに潜り込む。次に起きたのは8時近かったろうか。ゆっくりと食事をとり、荷物をまとめると避難小屋を簡単に掃除。
出発したのは10時過ぎだった。
相変わらずのガスだが、午後には回復の予報だし、風があるので見通しがきくときがあるかも。
時折ガスを通して太陽の日が差し込む。さらに下山していると、青空が見えるときも。
下山にかかった時間は3時間弱。車にも雪が積もった跡があり、林道には雪が残っている。昨夜は結構な雪だったのだろう。けれど明日以降、とどまることなく融けてしまうのだろう。
今年の瓶ヶ森行きは、いい条件とはいえなかったが、自然の気まぐれを体感できたのだから、いい撮影行だっと思う。