昨冬は暖冬であまり冬の風景を楽しめなかったが、今年は早々に寒波到来。年末休暇を利用して久しぶりに山登り。
香川県内では雪は見られなかったが、徳島に入ると山が白い!。さすがに国道上に雪はないが、大歩危駅は雪で真っ白。数年前、雪で登山口まで登れなかったことを思い出したが、今回はあの時ほどではないようだ。それでも県道に入ると雪が目立ち始め、祖谷から山道に入ると道は完全に雪に覆われていた。何とか上の登山口にたどり着いたとき、ドアを開けるのに障害があるほどの積雪だった。
今日は最初からアイゼンとスパッツをつけて出発。新しい雪なので、踏み跡がない真っ白な道を進む。雪が深いので、緩やかな登りでもペースが遅い。雪で道の段差がわかないので、深く沈み込んだり浅かったりでかなり体力を消耗し、休み休み進むことになる。
今日は早い段階で樹氷がみられる。ホワイトバランスを曇りにすると、セピアみたいな感じになってしまった。青空が見えないのでそのままで撮り続ける。
誰も通っていない雪の道はこんな感じ。
頂上まで2時間かかった。雪道で普段使わない筋肉を使ったのか脹脛に軽い痛みが出ていた。
頂上はガスの中。ここでは薄につく氷が楽しみ。
下りではいくつかのパーティーとすれ違う。ソロの人もいれば10人位のパーティーもいた。足跡を見ると皆アイゼンはつけていないようだ。これだけ雪が深くて、凍っていないのでアイゼンなしでよかったかも。
下りも慎重に歩いたので、登山口に戻ったのは昼頃。まだ雪がそのままなので、慎重に下っていく。祖谷トンネル手前にある冬咲きの桜(百日桜?)が雪の中、花をつけていた。
今年は5月の連休にコロナ感染、お盆休みにギックリ腰と散々な年で、休みも取れなかったのでお出かけ回数も少なかった。
今年最後の山は、青空には恵まれなかったが、冬の風景を見られて、良い登り納めとなった。
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