Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

大兵馬俑展

2016年07月23日 | 日記
大兵馬俑展


Young ではなく yongと中国語で発音する漢字の「俑」は「よう」と発音する。ようである。

中国で墳墓に副葬された人形を意味し日本では古墳に埋葬した埴輪がこれにあたる。
恐らく埴輪も中国、アジア大陸から伝わったものかもしれない。

ともかく、この俑の文字の入った大兵馬俑展が大阪、中之島、国立国際美術館で開催されており興味もあって見にいった。
テレビでは何度もみていたがやはり実物は大きく、かつ歴史も迫力も感じるものがあり墳墓以外の空間におかれた個々の俑がなにやら窮屈そうに感じたのも私だけではあるまい。
そんなこともあってか、実物の9体は1体毎にかなりのスペースをとって展示されているコーナーも。

埋葬当時の色彩はすでに剥がれてはいるものの丁寧に、かつ、リアルに作られており、個々の俑がそれぞれの当時、秦時代の生活、組織、職制をにじませているのである。

動画は恐らくレプリカだと思う。撮影可の看板もあり、第一これほどの集団に移動してもらうには到底無理というものである。