昭和58年 真珠子7才
わぁ・・・・・・。
まっ白か-・・・・
うそーーーー
おねえちゃん!雪のふっとるばい!!!!
いえーーーい!
雪だるまつくろ!
(兄弟3人でハイタッチ!)
生まれて初めてこんなにたくさんの雪を見た日。
雪見障子から覗いてみたら、お庭の松の葉っぱの上が
こんもり白かった。
「よっこらしょ。もちん焼けたばい。食べんね。」
その横で、おばあちゃんが囲炉裏でお餅を焼いてくれてた。
(天草のお餅は、丸くて、あんこが入っとるよ!)
(この奥の茶箪笥には、いつも美味しそうなものが常備されていた!)
「食べたかー!!!」(こたつから絶対に出ない私・・・。笑)
弟「ぶっぶー」
いつもこの位置で新聞を読んでいたおじいちゃん。
ここからはよく外の様子が見えてお店番出来たとやろね~。
チョキチョキチョキ・・・・
おじいちゃんはいつも熊本日日新聞の童話コーナーの記事を切り抜いて、
私たちのためにストックしてくれていたの。
「おばあちゃん!お話読んで~~~~!」
読んでくれるのは、おばあちゃん。
土間の階段の下が、おばあちゃんとの遊び場。
むかーし、むかし、
あるところに うさぎと亀がいました・・・・・。
「はい。飴も食べんね。」
「わあ♥!♥!♥!♥!♥!♥!♥!♥!♥!♥!
きれかーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!(きれい!)
キラキラしとーーーーる!!!
涙の かたまり ん ごたかーーーー!!!!(涙の塊みたい!)
紅茶の味んするー!!!
おいしかーーーーー!!!!」
この時、この飴の名前を知らなかったのだけど、今、調べてきたら、
UHA味覚糖の「純露」っていう飴だったんだー!
懐かしかーーーーー!!!
他にも、♥!♥!♥!♥!♥!
見てるだけで目が回りそうな、不二家の「ノースキャロライナ」や、
中にチョコ入りのサクマ製菓の「チャオ」
(↑早くチョコをなめたくて、すぐ歯で割ってチョコを舌先で掻き出せた時のあの感動ったら!)
そして、しょうゆ味の「カンロ飴」!!!!
全部好き♥
いつも、おばあちゃんが座っていた後ろの茶箪笥に常備されていた飴たち!
この時、世は飴ブームだったのかなぁ??
全部、味を思い出せる・・・。
個性豊かな飴たちが身近にあった・・・。
つづく・・・・
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