YA Pilates&Fitness 西荻窪のピラティススタジオ

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充実の年度末!

2019-04-02 00:07:07 | 日記

平成最後の年度末。

セミナーを3日間連続で受講しました。

 

(Kinetikos主催ファンクショナルリハビリテーション&トレーニングサミット3/30,3/31)

 

思えば平成は、私が「からだ・動き」に関わるお仕事をしてきた30年とも言えます。

その元号が変わろうとしているこの時期に、このような3日間を過ごせたことを、とても意義深く感じています。

 

新しい時代が来ようとしている今、私はどうしていくのが良いのか、心身両面からガツン!と響いた3日間でした。

  

3月29日は

近藤拓人講師による「呼吸と運動機能への統合的アプローチ:骨盤帯」でした。

 

 

LPHC(Lumbo-Pelvic-Hip Complex):腰椎骨盤帯股関節複合体からみた、統合的アプローチについての講座です。

 

内力vs外力という観点から、床反力を感知しそれを活用できるような動作介入を行うことの重要性。

全ての筋が持つトニック&フェージック筋繊維という類別からの、トニックマッスル(深層に多く存在、姿勢機能優勢、単関節の安定性、筋紡錘の密度高、、、)の底閾値活性方法。

トレーニングやエクササイズを行う前にリポジショニングを行う必要性。

歩行評価と、それに伴う機能的&構造的左右左を前提とした運動介入とリポジショニング。

骨盤下方(出口)における骨盤底筋群と股関節外旋筋群からみた機能と改善方法。

 

などについて、実践もたくさん行いながら学びました。

 

近藤さんは声の調子が悪く、本人はとても気にしていらっしゃいましたが、今回もキレッキレの内容で、参加者の方々を唸らせていました。

 

私としては、とくにトレーニングやエクササイズを行う前のリポジショニングの必要性を理解したことが、次の日からの2日間サミットの内容とリンクし、どう思考を整理すべきか、きっかけを頂いたように感じています。

 

身体をケアし、その人個々にとって機能的で、能動的で、パワフルな活動を手助けするための「運動」を提供する際の順番ついて、考えを整理できました。

 

 

そして、3月30日31日は

キネティコス主催の「ファンクショナルリハビリテーション&トレーニングサミット」でした。

 

理学療法士のジェシカ・ベント氏による

「現代の肩のリハビリテクニック」

「より良い腰部のための骨盤コントロール」

 

ジョシュ・ヘンキン氏による

「モビリティーを解放する:動きの強さの科学と応用」

「3-ストレングス:真のファンクショナルフィットネスを理解する」

 

コーチ・ドス氏による、

「“パワーエボリューション”一般を知将としたエクスプローシブトレーニング」

「メタボリックレジスタンストレーニング(MRT)」

 

これら3講師の各1講座の内容を関連づけ、2日間に渡り2サイクル行うというものでした。

 

さて、クライアントの目指すことが、痛みの軽減であろうと、日常を快適に過ごすことであろうと、アスリートとしての成功であろうと、またどんな年齢層であろうとも、「身体のケアと運動」は連続的に行われ、その効果がその人の機能としてキャリーオーバーすることが理想です。

 

そして、この「身体のケアと運動」の連続的なつながりを、高め深めるために、運動と身体機能に関わる全てのスペシャリスト(医師、理学療法士、治療家、ストレングストレーナー、フィツトネストレーナーなどなど)が、手を繋ぎ合い助け合うことができたら、その可能性は限りなく広がっていくことと思います。

 

サミットの主催者キネティコスが提唱する「ケアのコンティミニュアム=連続体」はまさしくそれを目指したものです。

 

今回、最高の講師陣、そして一緒に学んだ参加者の皆様のおかげで、このことがもたらす素晴らしさを全身で実感できたのは、得難い経験となりました。

 

(講師の皆様、キネティコスの最高なスタッフの方々、トレーニング機材のサポート提供をしてくださったTRXジャパンの方々、そして施設はなんとDOME!)

 

実は、がっつり動きながら学ぶこのサミットでは、若手の皆様にご迷惑をおかけしないように(苦笑)おそるおそる動いていたのですが、どんどん身体機能が活性化する実感があり、終わってみれば、アスリートだった頃の動きを覚えている脳が「ほら、どこも痛くないじゃん!もっと動こうよ!」と突き上げてくるような感覚があり、素晴らしい気づきと清々しい気持ちを持って終了することができました。

 

それで、今回感じたこのエネルギーを大切に、身体をケアし、個々人にとって機能的で、能動的で、パワフルな活動を手助けするための「運動」を提供することを、もっともっと挑戦したくなりました。

 

その挑戦について、いま考えていることをここで少しばかり、、、

 

それは私自身が考える「ケアと運動」の連続性について、どんどんアウトプットしていきたいということです。

 

さらには、そのアウトプットを通じ、私の苦手な「わかりやすく伝える」とういう課題をクリアしたいとの思いもあります。

 

話がまたもや逸れますが、、、

実は、30年も身体に関するお仕事をさせていただいてきましたが、恥ずかしながら、今もお客様から厳しいフィードバックをもらうこともあり、自分の不甲斐なさに落ち込むこともあります。

 

それは、これまでにインプットしたことが私の中で膨らみすぎて、それをシンプルにストレスなくお客様に提供できなくなってきていることも一因かと感じています。

 

今回のサミットでは、まさしく、シンプルにストレスなく動きを提供する仕方と考え方のヒントを、たくさん提供していただきました。

 

ただし、そこでは、「何故それを行うのか」についてとても深い洞察があり、効果も多面的でした。

 

これからは、このように、「何故」を追求しながらも、伝わりやすいアウトプットを強化することができたら、より良くお客様と向き合えますし、他分野の専門家の方々と手を組むための足場も強化できるのではと考えています。

 

また、アウトプットすることで、後輩たちに今までの私の経験を利用していただけたら嬉しいとの思いもあります。

 

令和!では、アウトプットに注力し、これまでの集大成をするつもりです。

それに向けて、この時期にこのような意義深い経験ができたことに深く感謝しています。

 

そうそう!

サミットでは、 ITTの仲間たちとも合流でき、みんなが臆することなく幅広く積極的に学んでいる姿に勇気づけられました。

 

YAPFで行なった活動が、キネティコスの佳織さんとの出会いにつながり、ピラティスを超えた学びにつながっているとしたら、嬉しく感じます。
 

これからも、みんなと一緒に学んでいけたら最高です!

 

感動と感謝、そして新しい意欲とともに締め括れた平成最後の年度末でした。

 

 

お知らせ 

  • 2019年5月ITTジーンサリヴァン講習

5月15・16日(水・木)「骨盤帯」
リハビリからパフォーマンスまでつなげるコンディショニングと強化

5月17・18日(金・土)「肩」
リハビリからパフォーマンスまでつなげるコンディショニングと強化

5月20・21・22(月・火・水)リフォーマー2

詳細はこちらです。

 

  • スーザン・シンクレアスーザン・シンクレア特別パーソナルセッション
    4月25日(木)

    10:00~10:55 、11:00~11:55、 13:30~14:2514:30~15:25  16:00~16:5517:00~17:55 
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この度、個別指導を開始いたしました。

まずはコンテンツにて、事前学習をしていただきます。
(コンテンツはどなたでも購入可能です。)
「エッセンシャル・エクササイズ」(EE)
「マット・エクササイズ」(MAT)

上記二部構成で、EEのみの受講も可能です。  

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杉並・武蔵野エリア
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