自分の学んできたことに固執せず、クライアント様の利益や心地よさを見失うことがないよう、広い視野で実践を重ねていきたいと思っています。
そこでは、より良いコミュニケーションのために、専門用語をわかりやすく伝える工夫も必要。
ただね、身体について「市民権」?を得ている言葉に、私の拙い理解と語彙力がついていけないことが、多々あります。
お客様に何気なく聞かれて、小難しく意味不明に答えてしまい反省することも。
同業者の皆様はどのように答えているのかなぁ。
例えばね
「筋膜」
結合組織が目に見える形で集まっているところのことで、筋肉(筋内膜/筋周膜/筋外膜/深筋膜)以外にも、皮下や神経鞘、関節包、腱や靭帯などなど、そして内臓にもあるのに。。。
「筋」って。。。
それに、それらの結合組織は縦横無尽に、つまり3次元で連続していて、それをメスで割いた時に「膜」のように見えているだけだし。。。。
「腹式呼吸」か「胸式呼吸」か
もし、横隔膜を使うことがきなかったら、生死に関わるほど!呼吸が制限されてしまう。
肺(胸腔)で空気の出し入れがある=横隔膜が動いている
そして、胸腔と腹腔の間にあるのが横隔膜だから、それが動けば(呼吸すれば)、それに押されたり引っ張られたりして腹腔も形が変わるのが自然。
だがら分断できないはず。
胸腔と腹腔の圧力をスムーズにやり取りできることが呼吸においては一番大切だとおもうし。
背骨を安定させたり、滑らかに動かしたりするには、腹腔と胸腔が背骨と連携して動くことが重要で、そこに呼吸が関わってくる。
だから、胸式とか腹式とかの分断した考え方は、むしろ局部的なストレスを生じさせて、無理な動きを誘発しかねない。。。。
他にも「インナー、アウター」という言い方も好きじゃない、つまり嫌い(爆)だし
クライアント様がストレスなく、理解して動きを楽しんでいただけるよう、スマートに説明ができるようになりたいな。。。
というぼやきでした、、、
そもそも身体は複雑だし、解明されていないこともたくさん。
クライアント様の利益のために、どのような考えを選んでいるのか、丁寧に伝えようとする誠意も大事なのでしょうね。
精進します。
- マット・ピラティストレーナー養成 「ITTピラティス研究会」参加者募集!
- 講習会情報をお送りします。
メルマガ登録はこちら。