11月27日
1ヶ月ほど前に右足の小指を骨折したのですが(経緯ブログ)今日ようやく添木が取れました。
まだ靴を履くと少しだけ痛みを感じるので、歩き方はややぎこちないですが、すっきり!しました。
折れたところは、小指(第5趾)の第一関節(遠位趾節間関節)にあたるところ。
ここは、本来は関節であるはずなのですが、多くの人はここで骨と骨(末節骨と中節骨)とが癒合して、関節の機能をなくしています。
これを趾節癒合というそうです。
調べたところでは、日本人の8割近くで、この第5趾遠位趾節間関節が癒合しているようです。
はい、ご多分に漏れず私の関節もくっついていました🤭
つまり、関節として機能していないところを、わざわざバキッと折っちゃったらしい😅
小指は一番外側なので、ぶつけやすい場所。
さらには、関節が力を緩衝してくれるはずなのに、それがないのでもろに力を受けやすい。
ということで、癒合している人ほど骨折もしやすいようです。
そして、このような部位の骨折は治りが遅いらしく、私自身も「たかが小指の先」などと思っていましたが、完治まで意外と時間がかかっています。
えっ⁉︎そのまま関節にしちゃえって?
これは、偽関節と言って、痛みが引かずに最悪手術ということもあるようなので、骨が安定するまでは無理をせず、しっかりとくっつけておきたいと思います🤣
ということで、リズミカルな歩行が失われているこの1ヶ月。
そのことが、心身両面にどんな影響を与えるのか。
おかげさまで、いろんな気づきを得られています。
(↑歩行についてのプレゼン用の資料、手作り感満載!🤣もう少し見やすいようにしたいな〜、、、)
何よりも、私が提供したいことがより実感できています。
それは、何歳になってもスムーズな日常動作ができるための「動き」からのサポートです。
今回のような突発的な怪我だけでなく、運動不足を含めた長期的な身体の偏った使い方も、スムーズな日常動作を失う原因となります。
でも、これは失われてはじめて、その「重要性」に気づいたりするものです。
さらには、スムーズな日常動作が失われないようにしたり、回復させたりするためには、ある程度の時間をかけて自分のからだと動きに向き合う必要があるということも、なかなか実感できないことでしょう。
身体を長期的にメンテナンスして大事にする。
そのために、自分自身でできること、プロの手を借りた方が良いこと、そのどちらも地道に伝えていきたい。
そんなふうに、あらためて感じています。
【お知らせ】
- KPS2.0にてITTピラティス・ライブラリ発売中
(KPS2.0は運動プログラム管理に加えて、クライアントとのやりとりもできるシステムです。)
ご購入はこちらから - マット・ピラティストレーナー養成 「ITTピラティス研究会」
キネティコスコンテンツを利用したITTマットピラティストレーナー養成コース。
まずはコンテンツにて、事前学習をしていただきます。
(コンテンツはどなたでも購入可能。)
「エッセンシャル・エクササイズ」(EE)
「マット・エクササイズ」(MAT)
上記二部構成で、EEのみの受講も可能です。
基礎機能解剖を確認しつつ、エクササイズの「より良い指導方法」と「なぜ?このエクササイズを使うのか」を探求してまいります。
お申し込みお待ちしております。
- (株)メッツさんのFIT-iにて撮影した、指導者向けDVD発売中。
詳細はこちら