2月、最後の週末に、会社の保養所がある勝浦へ
グループ会社仲間で小旅行。
目黒の友人Akとレンタカーに乗って、川崎で待つKrさんをピックアップ。
アクアラインへ乗り、海ほたるへ。
天気もよく、いい景色・・・なんだけど、強風で寒い。ただただ寒い。
早々に尻尾を巻いて中に入り、海ほたるグルメをいただきました。
前にも食べた「あさりまん」と言っていたら、
「あさり入り豚まん」
とおじさんに訂正された。
前のもそうだったのかしら・・・。あさりばっかりだった気がするけど
おぼろげ。「あさり入り豚まん」なだけあって、あさりより豚が勝っていた・・・
まあ雰囲気だけ味わうということで。
続いて、「たこ焼き」ならぬ「アサリ焼き」
これはなかなかおいしくいただきました。
ひさしぶりに再会した、大好きなマスコット海ほたるくんと記念撮影して
さ、勝浦に向かいましょう。
途中、富浦の道の駅「富楽里(ふらり)」へ。
ここで串にちょうど3つ刺さった鰯団子(鰯のつみれを揚げたもの)を
1串買って3人で1こずつつまみ、
めざすランチのお店「ばんや」は、位置関係の勘違いで通り過ぎてしまい、
時間も時間だから引き返すのももったいない、ということで
やむを得ず、富浦で降りたあたりにあった海鮮丼のお店へ。
「ばんや」ならぬ、「ばんごや」。名前も似てるから、いっか。
スペシャル海鮮丼 と
ばんごや丼
海鮮がどーん(ギャグではない)で満足でした。
ほかの人が焼いてる貝やら魚も魅力でしたが、ここは抑え気味に丼だけで^^
おなかを満たして、館山市に入ると、
地元高知の道を思い出すような南国仕様
自然とテンションもあがってきます。
観光はノープランだったので、走っている途中にみつけた
「那古の観音」と「崖の観音」の看板に反応して「行こう行こう」と右折。
まず、那古の観音様へ。
駐車場に停めると、なにやら上のほうにあるらしい。
嫌な予感そのままに、目の前に続く階段。
ちょっとしんどい、と思ってしまった私だったけど、
行ってみると、なかなか趣のあるたたずまい。
かたわらに咲く水仙もきれい。
階段を上ったところにあるのに、さらに上へ続く階段がある。
さりげなく引き返そうとする私に、
「上にもいってみよう」と2人。
ここにいる、と言うわけにもいかず、のぼることに。
きつかった、きつかった。思ったとおり。
平面は大丈夫だけど、アップは苦手。
でも、この苦しみを乗り越えると、それを乗り越えたものにだけ与えられる
すばらしい景色が広がる。(おおげさ)
ほら。
風も心地よい。つらい道のりも忘れさせてくれる。
(ひぃひぃ言ってたのは、私だけですが)
くだりは得意です!
そして、続いて崖の観音様。
向かう途中に車から見えた。
崖というだけあって、きっと上らないとな、と観念していました。
だけど、さきほどの那古の観音様のときより、上りやすい階段で
こちらはつらくなかったです。
ほんとに崖にあって、すごい。
観音様(撮影は遠慮しました)は崖にうまくたたずんでいました。
続いて、またまた車を走らせながら、看板を見て立ち寄ったのが
房総半島最南端の地。最南端とか、最北端とか
それだけでテンションあがるのは、私だけではないはず。
海だーっ。風は冷たいけど、気持ちいい。
遥か向こうに何を思う?
さあ、夕陽も沈みだしたし、保養所ヴィラ勝浦に向かいます。
ブルーベリヒルというところにあるそこは、周りはほんとになにもない。
街灯も少なく、暗い。
ちょっとシャトーのよう。
中に入ると、いたるところにお雛さまの飾り。
久しぶりに立派なお雛様の飾りをみることができて
うれしかった。
ここ数年(数十年?)見てないからなあ。
そして、夕食の時間。
道の駅で食べた鰯団子の油に胃をやられたKrさんが
夕食を食べられず、部屋で休むことに。
Akと2人で3人分を食べることになりました。
前菜
お刺身盛り合わせ
シーフード鉄板焼
鰯のつみれ鍋
鯛めしに
ステーキ
これはちょっと脂っこかった。
食べた食べた。久々の満腹。おなかがちぎれる。
これにまだ天ぷらがあったけど、それは写真を撮る気力もないくらい
苦しみながら食べた私たち。
何の苦行?
まさに、戦いでした(笑)
デザートはアイスとシャーベット。
ゆず、ラムネ、ロイヤルミルクティーをセレクト
ラムネは中にラムネの粒が入っていて、満腹なのに
おいしーと勢いよく食べてしまうくらいでした。
翌朝。
ブルーベリーヒルを朝ジョグ。
今回は2.5キロ。
天気もよく、風は強かったけど、暑いくらいだった。
走ってお風呂入って朝ごはん。
あんなに昨晩食べたのに、おなかがグルグル
朝食も和洋のおかずが充実
お味噌汁も具沢山でした。
さて、2日目は、ブルーベリヒルのエリア内にある
テルムマランというスパ&エステ施設に行く予定が、
「予約でいっぱいです」
予定していたのに、予約しない私たち。
そんなに混雑してなさそうな施設を見て
「きっと予約にあわせた要員配置をしているんだろうね」
と、あっさり諦め、予定変更。
ちょうどこの時期にやっている勝浦のビックひな祭りへ。
この週末から2週間ほどやっているとのこと。
いい時期にきました。
店先に広げられた干物。
朝市で賑わう道をぷらぷら歩いていて
見つけたお煎餅屋さん。
「乳いちょう煎餅」という旗が見える。
「チチいちょう?」「ニュウいちょう?」
「ミルクのかかったお煎餅?」
と首をかしげながらお店に入ると、愛想のいい下町な感じのお姉さんが
お茶とお煎餅の試食を渡してくれた。
お煎餅の名前はそのお店の近くにある「チチいちょう」から取っているそうな。
なんでも、いちょうの幹が、ポコポコとお乳がついているようになっているとのことで、
パワースポットでもあると。
最近は至るところにパワースポットがあるなあ。と思いながら、
せっかくなので行ってみることに。
写真ではわかりにくいけど、牛の乳のように、ポコポコとなっていて
乳いちょうといわれるのも納得。
母乳にきくとか、お乳にいいとか。
そして、ビックひな祭りのメインの神社に向かうも、
いろいろ誘惑があってなかなかたどり着かない。
さざえ!!
1こ150円。
なんとも良心的な値段!!!
熱々でおいしいー。至福のときでした。
甘酒100円。これも良心的。
出店も、商売というより、お祭りにあわせて商店街のみんなが力を合わせて
盛り上げるため、という感じでその雰囲気も素敵だ。
そして、いよいよメインのお雛様。
下から5、6段目のところに、間違い探しのようにあるのが
千葉・勝浦のマスコットカッピーちゃん(かつお)のお内裏様とお雛様。
そんな遊び心もにくい。
雨が降ったらどうするんだろう?
と思ったら、同じような疑問をもった観光客が神社の人に聞いていた。
なんでも、毎晩このお雛様たちを片付けて、朝並べているのだとか。
雨が降ってくると、片付けるし、朝から雨が降っている場合は、並べない。
改めて、その手間に感謝。
町をあげてのお祭りらしく、いたるところにお雛様が出没。
各お店に必ずある、と言っても過言ではない。
竹のなかにかぐや姫のように入っていたり、
横幅のある雛壇があったり
見上げるといたり、
後姿のものもいたり。。。
ただ飾っているのではなく、嗜好を凝らしている。
数年分のお雛様をみた、というくらいでした。
ちょうど居合わせたリボンちゃんとレモンジャーのマスコットとも記念撮影
桜茶をふるまっていた和菓子屋さんで、立ち寄ったついでに
桜草団子と、桜餅のようなイチゴ餅(なかに丸々1個のイチゴが入ってます)
ちょこちょこ歩いては食べ、飲み、
というのはなんとも楽しい。
ビックひな祭りの会場に朝から15時くらいまでいるという
堪能っぷりでした。
そろそろ帰途につこうと、帰りは房総に点在する道の駅を
立ち寄りながらのんびりと・・・
蜂蜜ソフトといちごソフト。
寒いのに、食べたい欲求のほうが勝って食べてしまった。
予想通り、体が冷えたけど
いちごソフトはつぶつぶが入って、おいしかった。
立ち寄った道の駅や、勝浦で買ったものたち。
干し芋(安かった!)、乳いちょう煎餅、酒粕(甘酒が美味だったので)、
ご当地ばかうけなどなど。(ばかうけ、大好きなんです)
1泊2日、観光ノープランだったけど、
充実の勝浦小旅行でした。